「中川木工芸」三代目・中川周士 #7 2016年05月29日(日)放送

最盛期には京都市内に250軒ほどあったという桶屋。だが現在では3~4軒と激減してしまいました。
中川周士さんは京都で暖簾をあげる「中川木工芸」の三代目。伝統的な桶作りを受け継ぎ、時代にあった器づくりに挑戦しています。
彼が取り組んだのは、桶作りにおいては困難な楕円型デザインを取り入れたシャンパンクーラー「Konoha」。優美なデザインと高い機能性から「ドン・ペリ」の公認を得、それがきっかけとなり、海外デザイナーやアーティストとのコラボレーションへと発展。新しい木工芸品が生み出されてきました。
異分野から刺激を受け、化学反応を起こすことで時代にあった器を創造・・・。
桶作りの伝統を未来へ伝える、中川さんの挑戦は続きます。



【INFORMATION】
中川木工芸比良工房草庭
〒520-0515 大津市八屋戸419

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