街からこんなに遠く離れた京北にも、海外から色んな人たちが訪れます。
そして訪れた人たちは皆さん「京都」と聴いてイメージしていた風景と180度違う里山の景色に感嘆されます。
この日は、微笑みの国タイから、11名のお客様がいらっしゃいました。
観光に来られたわけではなくタイで「サステナブルな観光地」を育てていくためのモデルケースとして、京北に視察にいらっしゃったのです。
お手本となるべく、我々にも気合が入ります。
初日のレセプションパーティでは地元のケータリングサービス'にじいろごはん'さんのお料理を楽しんでいただきました。
会場となった古民家を、河原の山野草とカラフルなお料理が飾ります。
宿泊は、昔ながらの暮らしを体感できる農家民泊施設に。
私たちにとっては当たり前の日常も、常夏の国から来た人たちにとっては冒険の一コマ。
京北には、特別な観光スポットがたくさんあるわけではないけれど、何百年も変わらない「当たり前」がそこら中にあって、それはけっこう特別なことなのだなぁと、旅人に気付かされます。