世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタプラ」の『ひたすら試してランキング』。　MBS清水麻椰アナウンサーが「あったか靴下」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト５”を発表した。

冷え性のギャル曽根「冬の長時間のロケでも耐えられる靴下を」

　今回は、普段ばきができるタイプの「あったか靴下」12種類を比較。チェックポイントは、①コストパフォーマンス ②はき心地 ③あたたかさ ④速乾性 ⑤耐久性　の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

　審査には、下着美容研究家の湯浅美和子さんと、冷え性が悩みだというギャル曽根が協力。

　インナー選びのプロである湯浅さんは「素材によって保温性・発熱性が異なるので、そこをまずチェックしたい」、ギャル曽根は「冬の長時間のロケでも耐えられる靴下を探したい」と意気込んだ。

　忖度なしにひたすら「あったか靴下」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは！？

【5位】直角のかかとで全体がフィット　「耐久性」も１位　

　第5位は、無印良品の『足なり直角 あったか綿 厚手靴下（ウール入り・無地）』（税込990円　※番組調べ）。

　無印良品の靴下は、かかと部分が90度の直角になっているのが特徴。かかとの位置がしっかり決まるので、全体がフィット。そのためはき口部分を強く締め付けなくても、ずれ落ちて足首が冷える心配もない。

　また、天然素材のウールを使用しているので、「あたたかさ」も問題なし。さらに、負荷のかかるかかとやつま先部分にはナイロン繊維を加えて強度を高めていて、「耐久性」のテストでは1位となった。

　ちなみに、つま先近くにある赤いラインは、あったか靴下であることを示す目印になっている。

【4位】プロも思わず感動！　圧倒的コスパなのにあったか・しっとり機能満載

　第4位は、しまむらの『CLOSSHI PREMIUM FIBER HEATあったかモイスト』（3足 税込1,089円　※番組調べ）。

　1足当たり363円と他を圧倒した「コストパフォーマンス」に加え、「はき心地」や「速乾性」でも大健闘。

　安いだけでなく、吸湿発熱機能に抗菌防臭・消臭機能まで備えている。しかも「モイスト」の名前の通り、糸にセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸を配合することで、やわらかくしっとりとした肌触りを実現。

　ギャル曽根と清水アナも「気持ちいい！」「なめらか」とそのはき心地を絶賛し、インナー選びのプロ・湯浅さんもコスパと高い機能性に思わず感動したほど。かかとの乾燥が気になる方にもおすすめだ。

【3位】「ホカロン」とのコラボは「あたたかさ」１位　体育館の床も怖くない無敵の１足

　第3位は、レンフロ・ジャパンの『ホカロンファイバー 総パイルホカロンソックス』（税込1,650円　※番組調べ）。

　カイロの「ホカロン」とコラボした靴下。「あたたかさ」が段違いで、テストでは3分はいただけで足裏の温度が3.5度上昇するという結果が。実際にはいてみても、「ぬいぐるみの綿の中に足を突っ込んでいる感じ」（ギャル曽根）と表現されるほどで、「あたたかさ」部門では見事１位に輝いた。

　水分に反応する吸湿発熱ではなく、体温を利用した遠赤外線を熱に変換するという独自開発の糸を使用。

　さらに足首からつま先までパイル編みと起毛加工がされているため、あたたかい空気を包み込む保温性も抜群。「体育館の床も怖くない」（清水アナ）という無敵の１足だ。

【2位】ヒートテック機能＋厚地パイルでより足の裏があたたまる大人気商品

　第2位は、ユニクロの『ヒートテックソックス ルーズ』（2足　税込990円　※番組調べ）。

　トレンドのルーズソックスにヒートテック機能がついた１足は、一時は欠品が出るほどの人気商品。1位となった項目はないものの、それぞれで高得点をマークし、総合的な底力を見せた。

　今や定番となったヒートテックは、生地に優れた特性を持つ繊維が編み込まれていて、汗などの水蒸気を熱に変える吸湿発熱が最大の特徴。そしてこの靴下は、「足の裏がパイル加工になっているので、ヒートテック機能＋厚地パイルでより足の裏があたたまるようになっている」と湯浅さんも太鼓判を押した。

　また「ずっと温かさが残っている」（清水アナ）と、保温力も高評価だった。

【1位】老舗のこだわりがつまった１足は、しあわせなはき心地

　そして第1位は、福助の『「満足」 冷気防いで 防風温活（足首部分 起毛糸）』（税込660円 ※番組調べ）。

　「はき心地」で１位、他の項目もすべて9点以上をマークするバランスの良さで総合１位に輝いた。福助が老舗の技術を駆使してはき心地を追求した靴下は、足首部分の糸を起毛させることでふんわりと心地よい肌触りを実現。

　また、起毛によって空気の層ができやすいので、保温性も高い。しかも、これだけ多くのこだわりが詰まっているにもかかわらず、今回チェックした12種類中、最も軽量であることも特筆すべき点だ。この靴下を試した清水アナからは、自然と「しあわせ～」という感想がこぼれた。

　また、下着美容研究家の湯浅さんが、あったか靴下の洗濯のポイントを伝授。靴下は機能に関係なくひっくり返して洗い、肌にふれる部分の汚れをしっかり落とす事が重要だという。そして機能性の高い素材は熱に弱いため、あったか靴下を乾燥機に入れるのは言語道断。洗濯表示のタグどおりに洗うことが長持ちの秘訣だそう。

　寒い冬の必須アイテム「あったか靴下」。ランキングを参考に、あたたかくてはき心地のいい、お好みの１足を探してみてほしい。

（MBS/TBS系「サタプラ」2025年11月29日（土）あさ7時30分～放送より　※掲載した価格は取材時点のものです）