MBS(毎日放送)

台風6号「急カーブするのはナゼ?」気象予報士に聞くと「急カーブではなく沖縄付近で迷走する、西日本に接近するか離れるかは『太平洋高気圧の強さがカギ』台風情報 進路シミュレーション解説

編集部セレクト

SHARE
X
Facebook
LINE
  

 8月1日から4日にかけ西北西へ向かうと思いきや、東方向へ転じ九州・西日本に近づくような予想進路が示された台風6号。SNSなどでは「台風右折するんか」「急カーブやん」など驚く声が上がった。なぜこのように特徴的な予想になったのか、前田智宏気象予報士は、「急カーブではなく、ウロウロ停滞しそう。西日本に近づくかどうかは、太平洋高気圧が守り切れるかどうかの勝負」と、最新の見通しを話した。

最近の記録的な猛暑は 太平洋高気圧が強かったため

 ここ数日、日本列島は、太平洋高気圧にしっかり覆われ、猛暑が長く続きました。台風5号は西へ進みましたが、5号よりやや東の海上で発生した台風6号は、日本に近づくルートをとりそうでしたが、太平洋高気圧の「高い壁」に阻まれて、進むことができず、高気圧の縁(ふち)を通る形で、西方向へ進んでいました。

「太平洋高気圧が弱まり、台風の進む道ができた」

 ところが、強かった太平洋高気圧が、今週末の5~6日にかけて、西日本への張り出しが弱まるとの予想が出たため、「高い壁」が無くなって、台風が東へ進む可能性が生じました。ただ、『急カーブする、というわけではなく、ウロウロ、停滞でしょうね』

 気象庁の台風の進路予想は、予報円が数日間重なっています。前田気象予報士によりますと、これは、台風が沖縄付近で停滞気味になることを示しているといいます。そもそも、夏の台風は、上空の風が弱いこともあって進み方が遅く、迷走しがちなのだというのです。そのため沖縄地方には、あす2日に台風が最接近し、とどまって週末あたりまで影響が長く続くおそれがあるということです。

ふたたび太平洋高気圧が強まり、西日本に接近しない可能性も

 いっぽう、今後台風6号が、西日本に近づくかどうかは、「太平洋高気圧が守り切れるかどうか」がポイントだということです。来週には、太平洋高気圧が再び勢力を強めて、西日本への張り出しが大きくなるという予想も出てきました。
t4.jpg
 仮にそうなった場合は、台風6号は、西方向や、北方向へ進みながら弱まっていく可能性もあるということです。ただし、大型の台風のため、台風の中心から離れた西日本でも、太平洋沿岸中心に、海ではうねりが高くなり、九州や四国では、雨が強まることもあるということです。
t7.jpg
 また、太平洋高気圧が強まるということは・・・。またうんざりするような猛暑が続く、ということも意味しています。今後の台風の動きにご注意ください。

2023年08月01日(火)現在の情報です

今、あなたにオススメ

最近の記事

『摂食障害で体重26kg』"いじめ重大事態"と認定されず提訴決意...いじめと闘った元同級生が支援「辛い気持ち絶対変わるよ」

2026/01/25

【カツめし】親子で43年 下町の人情洋食店 大阪・八尾市「グリルショップやの」

2026/01/22

【きょう判決】山上被告「(旧)統一教会に一矢報いるのが人生の意味」 安倍元総理銃撃事件 「極めて危険」と無期懲役求める検察側と「壮絶な生い立ち」重視の弁護側...司法の判断は

2026/01/21

【あなたは知ってる?】りくろーおじさん・喜八洲総本舗・北極星の知らなきゃ損?"裏名物"を調査! 「3店舗限定」「かつての看板商品」「これも発祥」なぜ人気になったのか深掘り

2026/01/18

異国の日本で被災した日系ペルー人「日本語わからない...どこに逃げればいいの」 31年前の阪神・淡路大震災の経験から"急増した"外国人を支えたい

2026/01/17

地震で人工呼吸器の電源が喪失...自発呼吸できない娘の命つないだのは"親同士のネットワーク" 取り残される「災害弱者」支援のためできること 地震の備えに大きな課題【阪神・淡路大震災から31年】

2026/01/17

【カツめし】ママ7人で作る10種のおばんざい定食 大阪・北区「おばんざい鈴」(2026年1月15日)

2026/01/16

【維新の国保逃れ】調査結果と処分内容を詳しく 元区議が「国保料を下げる提案」LINEで勧誘 6人いずれも社会保険料は『最低等級』 中司幹事長は「あくまで個人の関与だ」

2026/01/16

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook