2023年01月10日(火)公開
【MBSお魚博士が解説】絶滅危惧種ニホンウナギを捕獲「道頓堀川に数年前から住んでいた」「ウナギ価格高騰の歯止めとなるかも」
編集部セレクト
かつては「臭くて汚い川」と知られていた大阪ミナミの道頓堀川で絶滅危惧種のニホンウナギが捕獲されました。「丸々と太ったその体形は道頓堀川がウナギ生息に適した場所であることを示している」と話すのは「MBSお魚博士」の尾㟢豪。近年進む道頓堀川の浄化の成果とみられます。天然ウナギの発見は今後、太平洋マリアナ沖に至るウナギの産卵サイクルに寄与する可能性も考えられ、将来的にウナギ価格高騰の歯止めとなるかもしれないということです。(2023年1月10日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)尾㟢豪 MBSプロデューサー(事業局)京都大学農学部水産学科卒。元報道局解説委員。これまで情報番組を中心に『お魚博士』として、テレビ・ラジオで20年に渡り生き物に関するニュースを解説。2010年には、絶滅種クニマスの発見に関わり、一部始終に密着したドキュメンタリー番組『クニマスは生きていた!〜“奇跡の魚”はいかにして「発見」されたのか?〜』で、第52回科学技術映像祭内閣総理大臣賞はじめ、五つの賞を受賞。今回、道頓堀川でニホンウナギを捕獲したバラエティ番組『関西ジャニ博』には、監修として関わる。
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