MBS(毎日放送)

『セルフすぎるうどん店』がついに登場!「茹で」も「湯切り」も「お釣り」もすべて自分で!『コロナ禍の人手不足』で考案した新業態

編集部セレクト

SHARE
X
Facebook
LINE

 セルフで撮影する写真スタジオなど今、セルフスタイルの店が増えています。調理も盛り付けも自分で行う“セルフすぎるうどん店”がオープンするということで取材しました。

1年で7店舗を出店!“セルフ”で撮影するスタジオ

 大阪・天王寺区の商業施設「天王寺MIO」に今年8月にオープンした写真スタジオ「オリジナル セルフフォトスタジオ」。本格的なカメラなどプロ仕様の機材が並びます。でも撮影は自分で撮るセルフスタイル。自分の好きなタイミングでシャッターを押します。取材した10月18日は婚約を記念して2人が撮影に来ていました。
2.jpg
 このセルフ写真スタジオは元々全国に写真館を展開する会社が立ち上げました。セルフの手軽さと1500円(1人/セルフ撮影15分)という手ごろな価格などが受け、わずか1年で大阪などに7店舗を出店するまでになりました。

 (オリジナル セルフフォトスタジオ 金城有香さん)
 「韓国で流行っているというのを知って。(これまでは)家族写真が主になるので、そこのお客様とはまた違う層にご利用いただけるのではないかと。(当初は)Z世代といわれる方が多かったんですが、最近はウエディングだったりプロフィール写真として利用する方も多くいらっしゃいます。ニーズを開拓していっているような感じもあります」

 (婚約記念で撮影した人)
 「表情がかたくならないので自然にできるのがいい。(彼が)恥ずかしがりなので」

“オールセルフ”のうどん店もオープンへ

 一方、10月22日にオープンする大阪・豊中市の24時間営業のうどん店「惑星のウドンド」。店主は大阪でラーメン店を経営する斉藤光典さんです。コロナ禍で従業員を集めるのに苦労した経験から、“オールセルフ”という新業態を考え出しました。

 (オールセルフ「惑星のウドンド」 斉藤光典店主)
 「なかなか今、人が足りないであったり。スタッフを極力少なくして手軽にお客さんも僕らも楽しくできないかなと思って」

 “全部自分で”というのはどういうことなのか。記者が体験しました。まずはタッチパネルで4種類の中からメニューを選び、支払いを済ませます。選んだ「肉かけウドンド」は700円で、千円札で支払おうとしますが…。

 (オールセルフ「惑星のウドンド」 斉藤光典店主)
 「お釣り300円なので、お釣りはこちらから取っていただきます」

 千円札を箱に入れ、むき出しの硬貨入れからセルフでお釣りを取ります。

 (オールセルフ「惑星のウドンド」 斉藤光典店主)
 「(Qお客さんの善意に…?)そうですね。お任せしていますね」

 そして冷蔵庫からうどんキットを取り出します。

 (斉藤店主)「これがうどんの麺です」
   (記者)「これがスープ」
 (斉藤店主)「はい。スープの中にお肉も入っています」

 薬味と天かすも入っています。
8.jpg
 スープと麺をそれぞれのスペースで時間通り茹で、いよいよ湯切りです。1滴残らず湯を振り切る“職人の聖域”を体験できるはずが…。

 (斉藤店主)「湯切りってやったことあります?」
   (記者)「やったことないです」
 (斉藤店主)「普通に上げてもらって、置いておくだけでだいたいお湯って切れるんですよ」

 え?そうなんですか?

 (斉藤店主)「やりたければ振ってもらってもいいです」

 ちょっぴり残念な感じもしますが、プロの味が約5分で出来上がりました。ターゲットは学生や会社員。すべての作業を客自身が行う“セルフすぎる店”は、スーパーで買ってきたかき揚げなど総菜の持ち込みもOKなんだそうです。

 かけうどん1杯500円(税込み)・肉うどん700円(税込み)と、原材料費の高騰が続きオールセルフにしては強気の値段ですが、事前にネット決済すれば割引もあるということです。

 (オールセルフ「惑星のウドンド」 斉藤光典店主)
 「麺をつくるというエンターテインメント性を前面に押し出していきたいなと思っています」

2022年10月18日(火)現在の情報です

今、あなたにオススメ

最近の記事

「水着をずらして性器を...」スイミングスクールで女児11人を盗撮 インストラクターの男は『盗撮の神』と崇められた...「娘の動画が一生残る」憤る両親は"第三者の検証"求めスクール相手に民事調停へ

2026/01/01

「もう着手したから止められない」年金事務所の"不当な差し押さえ"で経営危機に...横領被害の会社を追い詰めたのは行政の「勉強不足」 厚労省が異例の処分取り消し裁決 日本年金機構が処分撤回へ

2025/12/31

南海トラフ地震「最大90%程度以上」?発生確率の"幅"なぜ見直し? 確実に近づく"その時"...死者数減のカギは『早期避難』『耐震化率向上』

2025/12/31

「情けない日本にならないで」千利休の子孫で元特攻隊員・千玄室さん「今を大事に。今があってこそ明日がある」戦後80年を生きる日本人へ最後のメッセージ【単独インタビュー全文記事③】

2025/12/30

「お前のお茶で、武は負けたけど文で勝て」失った仲間の思いを背負い... 元特攻隊員・千玄室さんが茶道で伝えたピースフルネスの"原点"【単独インタビュー全文記事②】

2025/12/30

「おかあさーん」戦友の叫び声が耳の奥に残っている― "お茶の家"に生まれ特攻隊員になった千玄室さん 戦後80年を生きる日本人へ最後のメッセージ【単独インタビュー全文記事①】

2025/12/30

翌日からの休暇を共に過ごすはずだった24歳息子 酒気帯び運転の大型トラックにひかれ... 父親の悲痛な叫び「殺人だと思う。怨念の深い闇の中で、一生生きていく」 男は飲酒後に1~2時間ほど眠っただけで運転

2025/12/29

「好みのタイプで後をつけた」50分間追跡の果てに奪われた24歳の命...神戸マンション女性刺殺事件が突きつけた「刑罰の限界」 ストーカー元加害者が当事者と向き合う再犯防止への執念"治療こそが被害者を救う"

2025/12/29

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook