2022年07月13日(水)公開
岡山でも銃所持か...山上容疑者「岡山に持って行った銃とは別の銃を使った」趣旨の供述
編集部セレクト
安倍晋三元総理が奈良市で銃撃され死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者が事件の前日、安倍氏の遊説先の岡山を訪れた際にも銃を隠し持っていたとみられることがわかりました。
安倍元総理が銃撃された大和西大寺駅近くでは、7月13日午前5時ごろから、奈良県警の捜査員約50人が現場検証を実施。山上容疑者の手製の銃から発射された弾丸の捜索にあたったということです。
銃撃現場から100mほど離れた立体駐車場の壁面には、弾痕とみられる穴を複数確認することができます。
また山上容疑者の事件前の行動も徐々に明らかになってきました。山上容疑者は事件前日の7月7日、安倍元総理の遊説先である「岡山にも行っていた」と供述していることがすでにわかっていますが、捜査関係者によりますと「岡山に持って行った銃とは別の銃を犯行には使った」との趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。
JR新大阪駅などの防犯カメラには、山上容疑者とよく似た人物が映っていたということです。山上容疑者は犯行時、ショルダーバッグに銃を入れていましたが、それとよく似たバッグも防犯カメラの映像に映っているということです。
警察は山上容疑者が岡山を訪れた際にも銃を隠し持っていたとみて調べています。
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