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私有地や路上で酒盛り!フェンスよじ登り!3年ぶり「淀川花火大会」の裏側で問題視される『マナーやルールを守らない人たち』

2022年08月29日(月)放送

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 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった『なにわ淀川花火大会』。例年60万人が訪れる夏を締めくくるイベントですが、その裏側では「ごみの放置」や「立ち入り禁止区域での観覧」など、マナーやルールを守らない人たちの姿が多くありました。

3年ぶりに開催された『なにわ淀川花火大会』

 夜空を彩る大輪の花火。8月27日に行われた大阪の夏の風物詩「なにわ淀川花火大会」は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりました。

 (花火を見に来た人)
 「初めて。すごかった」
 「心配はいろいろ、密になるとかいろいろありますけど、でもほんまに来てよかったです。最高でした」
 「めちゃめちゃきれいでした。久々に見られてうれしかったです」
 「生で見たのが初めてだったので。一番すごかったです。めちゃめちゃきれいでした」
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 今回はコロナ対策として会場ではアルコールの販売を中止。さらに密を避けるため屋台の数を例年の半分ほどに減らしました。それでも…。

 (屋台スタッフ)
 「めちゃくちゃ期待している。だって祭りがなかったからご飯が食べられへんもん」
 「お客さんも多いので頑張ります」
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 多くの人が待ち望んだ花火大会。中にはこんな人もいました。

 (ハーモニカで六甲おろしを演奏する人)
 「こういう風に戻らないとあかんな。生きる力になるから」

工事の影響で“十三側”のみ会場設置

 コロナだけでなく例年と違う変化もあります。

 (記者リポート)
 「淀川花火大会の梅田側ですが、今年は淀川左岸線の工事が行われている影響でフェンスが設置されていまして、今年は会場が設置されていません」
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 いつもは淀川を挟んで十三側と梅田側の2か所から花火を見ることができましたが、今年は工事の影響で梅田側から見ることはできません。この影響もあってか十三側には多くの人が密集していました。
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 (記者リポート)
 「午後4時半の阪急十三駅前です。まだ花火開始の3時間前なんですけれども、ご覧のようにたくさんの人でごった返しています」

 案の定、駅から会場までは人であふれ返り、地元の警戒感も高まります。飲食店などにはごみのポイ捨てをしないよう呼びかける張り紙や、トイレだけの貸し出しはしないと宣言する張り紙が貼られていました。

 (飲食店の人)
 「フランクフルトのお皿とか、かき氷のカップなどが落ちていたりする」
 「これでコロナが増えたらまた懸念されるだろうな」

「危険な車道横断」「私有地で座り込み飲酒」…マナーを守れない人たち

 そして残念ながら今年もルールを守らない人の姿が多く見られました。

 (記者リポート)
 「こちら橋の上の車道なんですけれども、渋滞のためでしょうか、(徒歩で)渡ろうとしている人がいます。危ないですね。」

 (橋の上の車道を渡った人)
 「(Q危ないのでは?)危ないですけど手をあげたら人間止まってくれるので」

 花火を見に来た多くの人が車が走る道を平然と渡っていきます。一体なぜなのか。

 (橋の上の車道を渡った人)
 「(Qなんで渡った?)みんな渡っていたので」
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 地元の願いはひとつ『マナーを守って楽しんでほしい』。しかし会場の周辺では…。

 (記者リポート)
 「路上でたむろして広がってお酒を飲んでいますね。マナー良くないですね」

       (記者)「私有地ということもあって、地元住民の方も『マナーだけは守ってほしい』と」
 (路上に座り込む人)「すみません、わかりました」
       (記者)「タバコとかも気にしていたので住民の方が」
 (路上に座り込む人)「わかりました」
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 盛り上がっているのは日本人だけではありません。ネパール民謡を歌いながら酒盛りをしているグループもいました。

    (記者)「マナーだけは守ってくださいね、ごみとか」
 (酒盛りをしていたグループ)「オッケー!」

 取材班の呼びかけもむなしく空き缶が放置されていました。

警備員の注意も無視!フェンスやガードレールによじ登り観覧する人たち

 そして午後7時半、花火大会が始まりました。しかし川沿いの道路からは目の前の土手に阻まれて花火が全部は見えません。
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 すると打ち上げ開始と同時に多くの人が高さ2mほどのブロックを登り始めます。

 (記者リポート)
 「上にあがろうとしていますね。フェンスを乗り越えた方もいますね」
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 観覧エリアを仕切るフェンスにも多くの人がよじ登り非常に危険な状態になっています。

 (警察)
 「危ないから降りてください。危ないから降りてください。そこは観覧するエリアではありません」

 注意を無視したルール違反。数はどんどん増えていきます。

 (記者リポート)
 「(警備員が)注意をしているのですが、その声を無視してどんどん上にあがっていっていますね。すぐ横に警備の方がいらっしゃるんですがその声も無視ですね」
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 (記者リポート)
 「ガードレールによじ登って花火を見る人たちもいます。危ないですね」

 ガードレールのわずかなスペースにのって写真を撮る人の姿も見られました。

 (降りてきた人)
 「(Q危なかったと思うが?)飛び降りていいって言われました。自己責任でいいと言われましたよ」
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 取材班がフェンスによじ登る人たちに声をかけてみると…。

 (記者)「すみませーん!フェンスによじ登ったら危ないので。お兄さん!フェンスによじ登るのはルール違反なんで!」
 (男性)「聞こえないでーす」
 (記者)「聞こえない…」
 (男性)「上は聞こえないでーす」
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 多くのルール違反が続く状況に警備員からは次のような注意がされました。

 (注意をする警備員)
 「来年、淀川花火が中止になる可能性があります。移動してください」

 3年ぶりの開催で盛り上がるあまり多くのルール違反も起きましたが、なんとか大きな事故はなく終わりました。

翌日…会場の外にも多くのごみが…

 そして翌日。

 (記者リポート)
 「花火大会から一夜明け、河川敷には一面にごみが落ちています。これでも例年よりはかなり少ないということです」

 実は、なにわ淀川花火大会では周辺にごみを捨てないよう、あえてごみを河川敷に置いていくよう促しています。

 午前8時ごろからボランティアなど300人ほどで約2時間かけて清掃しました。

 (清掃に参加した人)
 「すごい、橋の方までいっぱい」
 「坂のほうにめっちゃ落ちていた」
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 会場の外には以前と比べて少なくはなったものの、やはり空き缶や食べ残しのごみが落ちていました。

 (地域の人)
 「ごみ箱があるのならごみ箱に捨てるべきなんですけれどもね、そのへんのマナーがちょっと足りませんね」

 3年ぶりの花火大会に心躍らせた夜。夏の最後を飾る楽しい思い出であるために、1人1人のマナーが問われています。

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