９月24日放送の「プレバト！！秋の３時間SP」で、俳人・夏井いつき先生から出された３つのお題を一発でクリアすれば俳句名人になれる番組初の企画「俳句最強の挑戦者！名人認定査定！」が開催され、最強の挑戦者として日曜よる10時から放送中「林先生の初耳学」でおなじみの林修先生が参戦する。これまで特待生にいきなり昇格した“一発特待生”は何人かいるが、“一発名人”はゼロ。無謀な挑戦なのか、それとも数々の東大生を生み出してきた“日本一の現代文講師”が俳句でも類まれな才能を見せつけるのか。番組初登場で運命の査定に臨む林先生に意気込みを聞いた。
――林先生はプレバト初登場ですが、一発名人査定にふさわしい、まさに最強の挑戦者です。今の心境を聞かせてください。
正直に言うと、直前まで普通のゲストの１人として登場するのものだと思い込んでいました。ですから、何でお題が３つもあるのかな？ よく出来た俳句だけ使うのかな？ って不思議だったんですよね。それが、まさか公開処刑みたいな形になるとは...。始まって３分くらいで喉がカラカラになりました。プレバトって無茶苦茶な番組ですね。本当にひどいですよ（笑）
――そうだったんですか？ 提出された俳句を見た夏井先生は「相当お勉強されたのではないか」と感心していたそうですよ。
勉強だけは得意ですからね。ですから俳句の本を２、３冊読んで理論的なことは、一応頭にいれましたし、過去半年分の査定結果も全て目を通しました。ただ、僕は短詩系文学が苦手で、ずっと俳句や短歌は避けてきたんです。しかも、本を読むと俳句は「感性」だと書いてある。でも、僕は理論と理屈で生きてきた、感性の乏しい人間なのでキツかったですよ。ああでもない、こうでもないと俳句をいじくりまくりました。初耳学のロイくんが島に行って帰ってくるくらいのエネルギーを消費しましたね（笑）。お題をいただいたのがちょうど夏期講習の真っただ中だったので、授業にも若干影響したかもしれません（苦笑い）。
――夏井先生からのお題は「黒板」「白米」「鎌倉と月」の３つ。俳句の出来栄えはいかがでしたか。
「黒板」は、僕にとってなじみのあるお題ですからね。独自性を出すならここだと思って、あるワードにこだわりました。どうせ嫌なヤツだと思われているでしょうから、それならご期待にお応えしましょうという句を詠みましたよ（笑）。「白米」は何でもいけちゃう分、どう詠んでも納得できなくて難しかったですね。そして、「鎌倉」と聞いて､僕が真っ先にイメージするのは源実朝なんです。松岡映丘という画家が描いた源実朝の絵が、脳裏にハッキリと浮かぶんです。僕は、その絵を日本絵画の最高傑作だとも思っているんですよ。ですからその「実朝」をどう詠むかだけを考えました。
――査定結果がものすごく楽しみです。スタジオでは梅沢富美男さん、千原ジュニアさん、鈴木光さんらが査定を見守ることになりますが、林先生が注目している方はいますか？
現役東大生の鈴木光さんです。コメントも的確だし、夏井先生に教えられた俳句の本質を、正確に理解しているように思いました。梅沢さんのことも眼中にないんじゃないかな（笑）。光ちゃんはいずれ名人になるでしょうね。僕の東大の同期には、彼女みたいな素敵な子はいなかったなあ。でも、いなくて良かったと思います。絶対に片思いして、人生狂ったと思うんですよ（笑）。
――プレバトでは生け花や水彩画査定などもありますが、他の芸術系の査定にもチャレンジするつもりはないですか？
今回が最初で最後のプレバト出演にしたいです（笑）。さっきも言ったように、僕は感性が乏しいし、空間感覚とか美的感覚も危ういんです。絵もダメだし、盛り付けも絶対にダメ。向いていないことに頭を使うのはキツいですよ。僕にとっては嫌がらせのような番組です（笑）。今後は、一視聴者として楽しみたいですね。
林先生は一発名人となれるのか！？この様子は明日9月24日（木）よる7時からの「プレバト！！秋の３時間SP」で放送！このほかにも「プレバト！！」VS「東大王」の俳句対決や、水彩画名人・特待生による頂上決戦「秋の水彩画コンクール」、町の商店街のシャッターにスプレーで絵を描く「スプレーアート査定」など盛りだくさんでお届けします！お楽しみに！
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛！才能ナシなら容赦なく酷評！浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト！！』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/
