新しい鎌倉の巡り方!観光客にはまだまだ知られていない新名物

所さんお届けモノです!の気になるトコロ

2020/02/17 20:30

観光客が多く訪れる神奈川県鎌倉市にある小町通り商店街。その商店街の駅を挟んで反対側にある、地元の人が通う“普段使い”のできる「御成通り商店街」には、鎌倉だけではなく、全国の絶品しらすを使ったオリジナル商品が揃うしらす専門店や、お米を使ったメニューが人気のお好み焼き専門店、味噌のイメージがガラリと変わる味噌料理専門店など、思わず行きたくなる意外な専門店が沢山あった!
2月9日(日)放送の「所さんお届けモノです!」は、商店街で見つけた意外な専門店特集を放送。今回も番組公認の商店街芸人・カミナリが、鎌倉の御成通り商店街で調査した。

全国の産地が揃う"しらす専門店"
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鎌倉では初ロケだというカミナリ。駅前を歩いていると、馬車タクシーを発見。もともと北海道でホーストレッキングのインストラクターをしていた高橋さんが、10年程前に移住してきて営んでいるという。お値段は1キロあたり2名で2000円、2キロで同3000円という。
高橋さんにオススメの専門店を聞くと、鎌倉名物のしらすを使った専門店を紹介いただいた。
馬車タクシーで向かった先は、しらす専門店「山助」。1年前にオープンしたばかりのお店で、鎌倉だけではなく全国のしらすを、その時期の旬に合わせて仕入れているという。
毎週のように全国の港を訪れてしらすを吟味する力の入れようで、今の時期は食感がよく、甘みが強い茨城県産のしらすを釜揚げに使っていて、ちりめんには栄養豊富な黒潮が流れ込む三重県答志島産のものを使用している。あえて鎌倉のしらすにこだわらず、全国の旬のしらすを楽しむことができる。
オリジナル商品の販売だけではなく、しらすを使ったメニューも。「釜揚げしらす本まぐろ丼」(1800円)は、鹿児島県産本マグロの赤身、中とろにふっくらと仕上げたしらすを合わせた絶品。マグロ、しらすともにボリューム満点で相性もぴったり。ほかにも、人気のテイクアウトメニューがあって、これを持って鎌倉のまちを食べ歩きして周る人もいるんだとか。
スタジオには、山助のしらすを使ったテイクアウトメニューをお届け。スタジオに届けられたのは、「ちりめんおにぎり」(各種類216円)。ご飯とともに海苔に包まれたちりめんを一度落として、そこにご飯をちょんちょんと付けて食べる。それくらいボリュームたっぷりのちりめんが乗っている。ほかにも、おにぎりの具としてご飯の中にもたっぷりと入っている。
今回はちりめん佃煮、しらす干し、いか昆布ちりめんを用意。ふっくらご飯にしらすとちりめんの相性がベストマッチ、噛むたびに旨味が口いっぱいに広がり、食がどんどん進む。しらすとちりめんの量が多く、まるで丼を食べているかのよう。
ちなみに、おいしい釜揚げしらすの見分け方を伝授してもらうと、鮮度が良いしらすは、平仮名の「し」のようにくるっと丸まっているのが特徴。鮮度がよくないそれは、まっすぐに伸びていてだらしない感じになるという。参考にしてみてはいかがだろうか?

フレンチとイタリアンで修業したシェフが辿り着いた、常識を覆す味噌!
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山助の店長に話を聞いてみると、変わったメニューを提供するお好み焼き専門店があるそう。行ってみると、住居を改装した趣のある店舗が。お好み焼き専門店「津久井」は、48年続く地元の人が通う店。人気メニューは、牛肉、いか、えびが入った「津久井天」(1045円)。歌手の西城秀樹さんも惚れ込んだ味で、鎌倉に立ち寄った際は必ず注文したという。
ここには変わり種メニューが。それはお米を使ったお好み焼き。「おこめ焼き」という名で、小麦粉の代わりにご飯を使用。具材ににんじん、えび、ねぎ、しらすを入れて全体に卵を絡ませてしっかりと混ぜ合わせる。混ぜたら専用の型に流し込み、ご主人が焼いてくれる。
おこめ焼きには専用醤油もあって、煮詰めた醤油に鰹だし、昆布だしを合わせたオリジナル醤油。実際に食べてみると、中がふわふわで、焼きおにぎりとはまた異なる食感が楽しめる。醤油の香りも広がり、ソースで食べるお好み焼きとは違った味わいが人気。
お店の人に紹介されて、次に向かったのは鎌倉に3店舗構える味噌料理の専門店。
「MISO料理専門店INOUE」は、フレンチ、イタリアンシェフ歴14年の井上さんが味噌を使った意外な料理を提供してくれるお店。
オシャレじゃない、地味、といった味噌のイメージを払拭したかったという井上さんは、フレンチとイタリアンの技術を活かして異なる面から味噌へアプローチ。お店では、50種類以上のオリジナルメニューが揃っていて、唐揚げには味噌を使ったジェノベーゼソースを付けていただく。
スタジオには、井上さんが100点満点を付けたアイデア商品をお届け。スタジオに届けられたのは、ありそうでなかったパンにつける味噌。その名も「パン専用スパイシー味噌ソース」(730円)。昨今の食パンブームに目を付け、パンに合う味噌を作りたいと開発。ピリッと辛いスパイシーでエスニックな香りが口いっぱいに広がり、一度食べたらクセになる味。
これには、所さんも「パンに味噌って考えたことない」と驚き。今回は焼いたバゲットにバターとこれを塗って食べてみることに。実際に食べた所さんは、味噌田楽のイメージもあり、「今まで長野だったのがイタリアになっちゃう!面白い!」と絶賛!
所さんは田楽のように、こんにゃくにも合うのでは?と提案。調理師免許を持つ水野真紀は、ピザにも使えると提案していた。是非一度、お試しあれ!

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