連日完売『超人気』ドーナツ店& 一流和菓子職人の㊙洋菓子~兵庫

4分でわかる ミント!

2020/12/10 13:30

 「関西のグルメ王」シャンプーハットてつじが担当するコーナーが話題になっている。それは、12月2日(水)に放送された情報番組「ミント!」(MBS)の「わざわざグルメ調査隊」。飲食店にまつわる「なぜ、このメニューを?」「なぜ、わざわざこの場所で?」など気になる“わざわざ理由”を調査するのだが、今回は「超人気ドーナツ店」と「超一流の和菓子職人が作る㊙洋菓子」を取り上げた。

超人気ドーナツ専門店

 最初に調査したのは、「連日完売!超人気ドーナツ店が"わざわざ"作った甘くないドーナツ」と題して、兵庫・伊丹市の住宅街にある「シロクマドーナツ」。てつじとMBSのベテラン・関岡香アナウンサーが店を訪れた。

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 二人が店に入ると、なぜかドーナツ専門店なのにショーケースの中には「食パン」が並んでいた。思わず「これ、オブジェですか?」とてつじが聞くと、「すべて本物です」とオーナーの松本翔太さん。一日で食パンは50斤、ドーナツは250個売れるという超人気店。昨年7月にオープンすると、口コミであっという間に広がり人気店に成長した。

イーストドーナツ

 ドーナツは全部で12種類。何よりもこの店の最大の特徴は「イーストドーナツ」を扱っているということ。一般的なドーナツは、ミックス粉を使って油で揚げるに対し、松本さんのドーナツは、イースト菌を使って発酵させたパン生地を揚げるという。

 イーストドーナツは仕込みの段階でまずパン生地を準備しないといけないので、手間と熟練の技が必要となる。オーナーは、元々パン職人だったので、その時の知識&経験を活かして、イーストドーナツを作り始めたという。

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 早速二人は「プレーン」(150円、税込み)を試食することに。ドーナツを手に取ったてつじは、ドーナツのあまりの軽さに「ビックリした!」と驚き、「力の入れ方間違えたかと思った。めちゃめちゃ軽い!ドーナツってこんな軽いん?」と。

 次に関岡アナがパクっと一口上品にかじると、スタジオでVTRを見ていた番組メインMCの大吉洋平アナウンサーや、西村麻子アナウンサーらから「あら、可愛い」「可愛さを意識している」と声が上がっていた。SNSでも「関岡アナって可愛いわ」「関岡さんがいじられているのが楽しい~」など、このコーナーに時々登場する関岡アナは、いつも後輩アナから何かといじられている。

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 さて、関岡さんのドーナツの感想だが「スーッと歯が入っていきますね。やさしい味。何個でもいけますわ」との事。口当たりが軽いので、何個でも食べられるのがイーストドーナツだ。最大の特徴は、パン生地を使っているので、一般的なミックス粉を使っているドーナツでは出来なかった「具材を包む」ことが出来る。

斬新なドーナツを開発したかった

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 ここでクイズ。「イーストドーナツ店が、"わざわざ"作った甘くないドーナツとは?」。ヒント①「ドーナツなのに甘くない」。このヒントについてオーナーは「斬新なドーナツを開発したかった」とコメント。ヒント②「普通のドーナツでは出来ない」。中に具材を包む事ができるので、「ある具材をふんだんに使ってドーナツを作りました」という。この二つのヒントでてつじは「揚げ餃子ドーナツ!」と答えていたが...

 正解は「お惣菜ドーナツ」だった。中身は「ゴボウと照り焼きチキン」(240円、税込み)。では、なぜ「甘くないお惣菜ドーナツ」を作る事にしたのか。それは「面白いドーナツ、新しいドーナツが作りたくて辿りついたのがお惣菜だったから」。

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芸術性の高い和菓子

 次に調査したのは、コーナー冒頭、てつじが「超一流も和菓子職人が"わざわざ"作る洋菓子」とタイトルを読み上げた時から気になっていた和菓子店「菓一條 榮久堂吉宗」。老舗和菓子店が作る洋菓子とは...。

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 「ウチの店は、この『上生菓子』が一番売れています」と言うのは、二代目代表の吉川壮一さん。「一つ一つ丁寧に職人が手作りしています」。「上生菓子」は、見た目の美しさや口当たりの良さから、おもてなしの場に重宝される芸術性の高い和菓子。この店の和菓子は、世界遺産「平等院」の中にある「藤花」におさめられている。

SNSで話題の...

 この店では、SNSで話題になったある大ヒット商品があるという。それは、「アマビエ」の形をした上生菓子。

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 アマビエとは、コロナ禍で話題になった疫病退散のご利益があるとされる妖怪。てつじと関岡アナは、隣接する喫茶ルームへ移動し「抹茶セット」(1,430円、税込み)を味わうことに。関岡アナは「アマビエ」を、てつじは銀杏をあしらった上生菓子をそれぞれ試食した。

和菓子のイメージを変えたい

 ここでクイズ。「老舗和菓子が"わざわざ"作った洋菓子とは?」。ヒントは「今の季節にトラック一台分を仕入れる」と、「おだまき」(練り物などや、モンブランなどを糸状にする)を道具を使う。この道具を見たてつじは「アレしか思い浮かばない!ズバリ、栗でモンブランです!」と答えたが...。これは、正解した。

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 「和栗のモンブラン」(550円、税込み)。この店のモンブランケーキは、糸状のところが栗きんとんになっている。「和菓子の味を、モンブランケーキを通して分かって頂きたい」と二代目代表。洋菓子店のモンブランは栗のペーストを使用しているというが、この店は100%「和栗」を使っているという。「洋菓子にすることで、敷居が高い和菓子のイメージを覆したかった」と話していた。

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 コーナーの最後、やはり関岡アナのドーナツの食べ方が再びいじられていた。「VTR見ながら『可愛さ意識している!』とか言うのは止めてくださいね!久しぶりの登場やのに...」と訴えたてつじ。ベテランアナウンサーがいじられるのは、関西の放送局らしくて楽しい。関岡アナの再登場を期待する。

     ◇

 「わざわざグルメ調査隊」は情報番組「ミント!」(毎週月~金、午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」など、気になる"わざわざ理由"をシャンプーハット・てつじが徹底調査。クイズ形式でその"わざわざの理由"に迫る。 

https://www.mbs.jp/mint/info/wazawaza/


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