京都「ミシュラン一つ星&二つ星」が手掛ける 絶品「お取り寄せグルメ」

4分でわかる ミント!

2021/03/02 11:30

 「ミシュランガイド一つ星、二つ星レストランの『お取り寄せグルメ』」という気になるワードを見つけた。それは、2月24日(水)放送の総合情報番組「ミント!」(MBS)の水曜企画「わざわざグルメ調査隊」が取り上げた内容だ。「関西のグルメ王」シャンプーハット・てつじと、山崎香佳アナウンサーが調査。「ミシュラン星つきの店のお取り寄せグルメ」とは、一体、どのような商品なのか。

驚きを演出

 最初に調査したのは「ミシュラン一つ星フレンチが"わざわざ"作るお取り寄せできる中華料理」。てつじと山崎アナは、京都・烏丸御池にある「Restaurant MOTOI」を訪れた。

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 この日は珍しく、スーツ姿のてつじ。コーナー冒頭に「プロデューサーさんからLINEで『スーツ着てきてください』って連絡あった」と明かしていたのだが、さすが「ミシュランが選んだ星つきのレストラン」だけに、店構えは高級感にあふれ、京都らしい上品さがあった。

 店は、のれんをくぐると細い通路が続く。その少し先が店の入り口。「外は京都の古いお屋敷を、そのまま手をつけずに使っていまして、だんだん変化していく。ここに入った時の驚きを演出しています」と解説したのは、この店のオーナーシェフ・前田元(もとい)さん。店に入るとてつじは、「かっこいい!(店に)たどり着くまでの演出も調味料やと僕は思っているんです!心つかまれました」と感動していた。

ホワイトアスパラのパスタ

 前田さんは、フランス留学&ミシュラン三つ星フレンチで修業後、9年前に店をオープン。そんな経歴を持つ前田さんが"わざわざ"作った中華料理の調査の前に、てつじは「ホワイトアスパラのパスタ」を味わうことに。このパスタは、ホワイトアスパラを細切りにしてビーフンを和えて、ホワイトアスパラのソースでいただくという。そのお味は...。

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 「ホワイトアスパラを内側から食べているような。ホワイトアスパラの本当の味を、全部引き出している。食材をむちゃむちゃ楽しんではります。本当に、本当においしいです!」と大絶賛のてつじ。

肉のうまみが溢れる

 ここでクイズ。店では出さないが「わざわざミシュラン一つ星フレンチが作る『お取り寄せ中華料理』とは?」。ヒントは3つ。ヒント①「高級じゃなく、庶民的な中華料理」。ヒント②「届いたら焼くだけ」。ヒント③「肉のうまみが溢れる」。このヒントでてつじは、「餃子!このシェフが作る餃子やったら、めちゃめちゃうれしいんやけど」と答えていたが、正解は......。

 てつじが答えた通り「餃子」だった。この餃子は、ニンニクを使わず、キャベツ・豚肉・エビのうま味と、隠し味にパクチーを使用して爽やかな味に仕上げている。餡にしっかり味が付いているので、何もつけずにそのまま食べる。一口味わったてつじは「パンチ力抜群!ニンニク入っているか?ってぐらい、食材のうまみがすごい!」と。

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 店が忙しく、朝から晩まで家にいないという前田さんは、なかなか会えない幼い愛娘のために「娘の大好物の餃子を作った」という。「モトイシェフのパパ餃子(冷凍)」は、24個入で2,300円(税込み、送料別)だ。

京都・祇園の店

 次の店は「ミシュラン二つ星レストランが"わざわざ"販売する売り切れ必至のお取り寄せスイーツ」と題し、京都・祇園にある「新門前 米村」を調査。

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 「米村」は、和食でもフレンチでもイタリアンでもない料理を提供しているという。オーナーシェフの米村昌泰さんは、元々は祇園の違う場所で「ミシュラン一つ星」の「レストラン よねむら」を経営していた。しかし、2年前に突然閉店...。新たな料理作りに挑戦するためにこの店をオープン。ジャンルにとらわれない革新的な料理は"わざわざ"な掛け合わせが楽しめるので、食通の間で話題になっている。

 早速、てつじは米村さんオススメの「ビーフシチューカレー」を味わうことに。このメニューは、コースのシメで出している。「和牛をじっくり煮込んだビーフシチュー」+「懐かしい味わいのカレー」のお味とは...。

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 「めちゃめちゃうまい!これは、食べた人しか分からん感覚ですね。シチューでもカレーでもない。それを『何か?』と尋ねたら『米村』です!そら、ジャンルないわ」と、あまりのおいしさに驚き、「間違ってもご家庭にあるビーフシチューとカレーを入れないでください!」と補足していた。

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京都名物の食材を使用

 ここでクイズ。「売り切れ必至の『お取り寄せスイーツ』とは?」。ヒント①「京都名物の食材を使用」。ヒント②「コースのデザートで出していた1品を商品化」。ヒント③「日持ちするので、おうち時間にピッタリ」。この3つのヒントで分かるだろうか。

 正解は...「クッキー」だった。

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 四角い缶の中には、ヘーゼルナッツチョコ・黒ごま・メレンゲ・ココナッツの他、抹茶・七味・ぶぶあられなどの「京都らしい食材で作るクッキー」が綺麗に整然と詰められていた。缶のデザインは、京都の地図が描かれていてオシャレ。「他人にあげるのもいいですよね。缶がかわいい」と山崎アナ。

 ではなぜ「お取り寄せクッキー」を作ることにしたのか。「それはコースの最後に出していたのですが、『エスコヤマ』の人気パティシエ・小山進さんに、『これ、売ったら売れるんちゃう?』って言われたので」と明かした。有名パティシエが太鼓判を押した米村さんのクッキーは、大人気となり、昨年9月にクッキー専門店「ヨネムラ ザ ストア祇園」をオープン。

 「よねむらオリジナルクッキー」は、税込み5,000円(※送料別)でお取り寄せできる。さらに、てつじがあまりのおいしさに驚いた「米村ビーフシチューカレー(1,750円、税込み ※送料別)も冷凍でお取り寄せできるので、ぜひ「米村」の革新的な味をおうちで味わってみて。

     ◇

 「わざわざグルメ調査隊」は情報番組「ミント!」(毎週月~金、午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」など、気になる"わざわざ理由"をシャンプーハット・てつじが徹底調査。クイズ形式でその"わざわざの理由"に迫る。 


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