京都らしい!?〇〇を"わざわざ"丸ごと一本サンド、㊙ハンバーガーほか~京都

4分でわかる ミント!

2020/09/24 17:00

 「関西のグルメ王」と呼ばれるシャンプーハットのてつじが担当する企画「わざわざグルメ調査隊」。毎週水曜日の情報番組「ミント!」(MBS)で放送されている人気企画だが、9月16日(水)に取り上げられた飲食店がSNSで「食べたい!」と、早くも話題になっている。取り上げられた店は3店舗。現在、京都で大注目されている「㊙専門店」を徹底調査した。

300万円

 最初に取り上げられた店は「抹茶スイーツ専門店」。「わざわざ出す熱々㊙グルメ」と題し、京都のジェイアール京都伊勢丹10階のレストランフロアに店を構える「抹茶スイーツ専門店 茶筅」を調査。日本最古の茶園を代々守り続ける老舗「丸利 吉田銘茶園」の抹茶を使用している本格的な抹茶スイーツが味わえる人気の店だ。そんな人気店が「わざわざ出す熱々㊙グルメ」とは一体...。

20200924140657-8bf017ac18a2026669f5ae32787ee1e37285cdf0.jpg

 客に話を聞くと「意外性がある」「『冷』と『温』が融合している」と言い、店長は「これを作るのに専用の調理機器を買いました」と言う。その答えは......「ピザ」。300万円かけて"わざわざ"専用のピザ窯を導入。

20200924140730-117c5026fc6421f185fd271c5b2fa81e94fa1062.jpg

 「抹茶スイーツの可能性を広げたくて。『ドルチェピザ』で提供したかったので、専用窯を購入して始めました」と店長。続けて「デザートと言えば冷たいイメージ。それを熱々のものと掛け合わせたくて」と話していた。「京のお抹茶ピッツァ」は858円(税込み)。このほか「お抹茶と抹茶ティラミスセット」(1,045円、税込み)、「京都栂ノ尾山お抹茶パフェ」(1,320円、税込み)や、京懐石の八寸をイメージした「お抹茶 玉手箱スイーツ」(1,650円、税込み)も人気という。どれも見た目が京都らしく風情のあるスイーツなので、"インスタ映え"しそうだった。

わざわざ〇〇で包んだ㊙スイーツ

 次に調査したのは「シュークリーム専門店」。京都市営地下鉄・烏丸御池駅から徒歩1分のところにある「クレームデラクレーム」だ。今年で20周年を迎えた店の看板商品は、宇治茶の粉末を食べて育ったニワトリのブランド卵で作った濃厚カスタードのシュークリーム。また、特注の白みそを使いコクのあるカスタードに「あわ麩」を合わせたものや、「京たけのこ」「堀川ごぼう」などの京野菜をトッピングにした「京都らしさ」をコンセプトにした商品も。

20200924141019-b301c74c7477399123ead3b84f60aee2b3c3c89d.jpg

 そんな"京都らしさ"にこだわったシュークリーム専門店が、「わざわざ〇〇で包んだ㊙スイーツ」を提供しているという。店のスタッフは、ヒントとして「モチモチ食感の和風シュークリーム」「外側は、『きな粉』をまぶしているので一見、シュークリームとは分からないと思います」と言い、客は「シュークリームはコーヒーが合うと思いますが、(㊙スイーツは)日本茶にも合います!」。では、ここでクイズ。「シュークリームを"わざわざ"何で包んだのでしょうか?」分かるだろか。

20200924141140-370c3923696fe600cbd7b109529fa1532e321bba.jpg

 正解は...「わらび餅」だった。粒あんをシュー皮で包んだシュークリームを、さらにモチモチ・ぷるぷるのわらび餅で包み込み、仕上げにきな粉をたっぷりとまぶす。「秀蕨餅―しゅらびー」は、205円(税込み)。
このわらび餅を味わった人は「シュー皮が普通だったらしんなりするけど、食感としてちゃんと残っています」とコメントしていた。

和風ハンバーガー店

20200924141318-ae57ea40d7437a645be609d48e80e48c7c41a0ea.jpg

 最後の店は「京都らしい〇〇をわざわざ丸ごと一本サンドした㊙ハンバーガー」。てつじと清水麻椰アナウンサーは、京阪電鉄・東福寺駅にある「ドラゴンバーガー」を訪れた。店に入ると、「うわ!めちゃめちゃオシャレ!」とてつじ。古民家を改装したこの店は「和風のハンバーガー店」だ。メニューは全部で6種類。「京水菜」+「九条ネギ」+「ブルーチーズ」、「わかめ」+「わざびソース」+「和ガらし」など、すべて京都らしい食材を使った個性的な商品ばかりだ。

アダム・ローソン

 店内に貼っていた一枚のポスターに注目した清水アナ。「このポスターだけ、すごく洋風ですよね」と言うと、店長は「こちらの方(ポスターの人物)が、ロンドンで開催されたハンバーガーの大会で、2年連続優勝したアダム・ローソンさんという方なんです。この店は3年前にオープンしまして、そのときの商品開発をアダム・ローソンさんに来ていただいて、日本の食材に触れていただき『ドラゴンバーガー』オリジナルで開発してもらいました」と解説した。

20200924141255-bcb1f8937ef7e9d65b0ad8c971512e904376c319.jpg

 ここで、2人は世界一に選ばれた「ゆず胡椒バーガー」(1,230円 税込み)を試食することに。ソースは、アダム・ローソン作「ゆずマヨネーズ」。てつじは「ゆず胡椒のパンチがきいてめちゃめちゃ旨い!アダム・ローソンは、誰よりも日本のことを勉強していますね!」と絶賛。

サムライバーガー

 では「京都らしい〇〇をわざわざ丸ごと一本サンドした㊙バーガー」とは一体何か分かるだろか。

ヒント①商品名が「サムライバーガー」
ヒント②味の鋭さ、見た目が刀
ヒント③もともと夏だけの季節限定メニュー

 答えは...「万願寺唐辛子」のバーガー。万願寺唐辛子を、サムライの刀に見立てた「サムライバーガー」は、税込み1,230円。味の鋭さは、赤いソース「ジョロキアソース」を使用しているため「めちゃめちゃ辛い」という。

20200924141754-e1e051c6a2e33531641eaf674469833f25206153.jpg

 まずは「ジョロキアソースってなんですか?」と言っていた清水アナから試食。そのお味とは...「あぁぁぁぁ。辛いっ...!」と絶叫していたが、すぐに「でも!ものすごく美味しい!」とニッコリ。てつじと清水アナは、辛いと分かっているけど「次々食べたくなりますね!」とコメントした。この店の近くには、見事な紅葉で有名な「東福寺」があるので、紅葉狩りの後にはぜひ「和風ハンバーガー店」でも京都らしさを味わってみて。

20200924141836-96d1269f0253cf1dca81939b78f3ea2c7f048a3f.jpg

 「わざわざグルメ調査隊」は情報番組「ミント!」(毎週月~金、午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」など、気になる"わざわざ理由"をシャンプーハット・てつじが徹底調査。クイズ形式でその"わざわざの理由"に迫る。 

https://www.mbs.jp/mint/info/wazawaza/

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook