関西を中心に活躍しているシャンプーハットのてつじは「関西のグルメ王」と呼ばれている。それは、出演する企画が、グルメに関することが多いのも由来の一つでもあるが、プライベートでも話題になっている店には、足繁く通っているからだ。そんな彼が担当する情報番組「ミント!」(MBS)の「わざわざグルメ調査隊」。9月2日(水)放送分では、てつじとともにMBS入社2年目の清水麻椰アナウンサーが、「クレープ専門店の㊙クレープ」を調査した。毎回、この企画で取り上げた飲食店やグルメが話題になるが、今回は…?
女子の"たまり場"
二人が訪れたのは、阪急電鉄・大阪梅田駅から徒歩3分のところにあるクレープ専門店「シャンデレール」。清水アナはこの店の常連という。「私、ここのお店が大好きで!てつじさんにぜひ、食べて欲しいモノがあります!」と意気込むが、「男性からしたら、この店は下着売り場と同じくらい入るのが恥ずかしい。入りにくい...」とてつじ。それは、客の8割が女性客だからだ。いつも、外から女性客で賑わっているのを見ていたてつじは「女子の"たまり場"ですよね...」と、少々尻込んでいたが、いざ店内へ入ると「わあ!綺麗!実は来たかった!男性も気にはなっていたんです!」とはしゃいでいた。
本場フランス式
この店のクレープは、フランス産の小麦粉とイギリス王室御用達の高級バター「エシレバター」を使用。本場の味を再現しているこだわり。また、「塩キャラメルバナナ」(770円、税込み)や、「ベリーのミルフィーユクレープ」(880円、税込み)などは、全て皿に盛り付けられ、ナイフとフォークでいただく「本場フランス式クレープ」だ。さらに、甘いスイーツ系のクレープだけでなく、そば粉を使用したガレット「パリジェンヌ」(1,050円、税込み)も提供している。
早速、関西のグルメ王・てつじは、店の人気No.1メニュー「フレンチシュクレ」(825円、税込み)を、清水アナは9月限定の「イチジクのスフレフロマージュ(ドリンクセット)」(1,280円、税込み)をオーダーした。
本場のクレープです!
まずは、常連客の清水アナからてつじに「本場のクレープ」の食べ方を指南することに。ポイントはクレープを一口大に丸め、お好みでトッピングする。この時、清水アナは常連客だけあって、器用にクルクルとフォークでクレープを丸め、アイスクリームをトッピング。そして、一気に口に入れた清水アナは、「うわ!美味しいです!これぞ、本場のクレープです。フランスで食べたクレープより美味しい!」と、満面の笑みで言い切った。この笑顔だけで、美味しさが十分に伝わる。
次はてつじ。清水アナの指南通り、クレープをクルクルと巻いて...。感想は「バターとやっぱり合うよね!」と大満足のてつじ。
㊙クレープとは?
この店は「和風の㊙クレープ」を出している。「㊙クレープ」とは一体...。
店のスタッフが「あんこではない」「クレープでは珍しい組み合わせ」「コンビニのレジ横にある和菓子」というヒントを出した。分かるだろうか。「本場フランス式のクレープ専門店が"わざわざ"出す 和風のクレープとは?」。
正解は...「みたらし団子」。この答えを聞いた時「みたらし風味だな」と思い浮かんだが、違った。「クレープ全体でみたらし団子を表現しています」とスタッフ。クレープの中に餅を入れているのだ。
「みたらしカラメル」(880円、税込み)の作り方は、クレープの上に薄い餅をのせてカスタードクリームをぬり、クレープで餅を巻き込み、形を整える。そして、仕上げはオリジナルの「みたらしソース」をかけて完成。「めちゃめちゃみたらしですやん!みたらしの熱を逃さないようにしていてめっちゃ美味しい!包む事でまろやかになっている!」と絶賛していた。「食べたい!」となった方。もちろん男性の方も、このクレープは9月、10月限定なので、"食欲の秋"が来る前に、今のうちに味わってみては。
人気ティーブランド
この店のほかに取り上げたのは「日本初上陸!中国最大のフルーツティー専門店が"わざわざ"出す、仰天の㊙パン」と、「業界初!?ハンバーグの中に"わざわざ"〇〇〇を入れた新感覚グルメ!」。
前者の「㊙パン」を提供しているのは、今年6月、大阪・ミナミにオープンした総合免税店「ラオックス道頓堀店」の一階にある「奈雪の茶」。日本初出店となるこの店は、中国とシンガポールで約360店舗を展開する中国初の人気ティーブランド。
メニューの主軸は、新鮮な旬のモノを使ったフルーツティー。自家茶園で徹底的に管理した高品質の茶葉を使用している。店の看板ドリンクは、イチゴのショートケーキから発想を得たという「いちごチーズティー」(Lサイズ・858円、税込み)。ふわりと香るジャスミンティーと、甘酸っぱいフレッシュなイチゴと、ほんのりと塩味のきいたクリームチーズとのバランスが絶妙という。
そして、クイズとなった「㊙パン」だが、店の説明で場所を聞いた瞬間、ピーンときた。「㊙パン」の中身がわかったのだ。ヒントとして「大阪をイメージした限定パン」「大阪名物が丸ごと"イン"している」と店のマネージャーは言っていたので、さらに正解を確信した。
そう。答えは......「たこ焼き」。「たこ焼きパン」は、税込み一個275円。
新感覚グルメ
そして「ハンバーグの中に"わざわざ"〇〇〇を入れた新感覚グルメ!」は、大阪の東心斎橋に店を構える洋食バル「長堀ダイナー」。今年でオープンから8年目を迎える人気店。
この「新感覚グルメ」は、人気のハンバーグを使った裏メニューという。店の常連客に話しを聞くと「初めて見た人は、その大きさにビックリするかと。(ハンバーグの中を)開けてみたらさらに驚きがあると思います!」「一つにまとまったんやって感じ」「絶対にみんな好きなやつが、一つに集中しているから、そら嫌いな人おらんやろ!」と話していた。
また、店のシェフは「仕込みが難しいです。大きくなり過ぎたり、逆にめっちゃ小さくなったり...」というが、一体ナニをハンバーグに"わざわざ"入れたのか。分かるだろか。
正解は......「ごはん」。「ごはんバーグ」(1,650円、税込み ※要予約)。中は、ごはん、付け合せのホウレンソウ、ニンジン、チーズも一緒に入っている。ハンバーグ定食がそのまま中に入っている感じだ。このメニューのほか、特製ダレで食べる「レアハラミ」(1,518円、税込み)や、「炙りチーズ牛タン串」(二本・638円 税込み)も紹介された。バラエティーに富んだメニューを展開する人気店。どれも旨そうだった。
「わざわざグルメ調査隊」は情報番組「ミント!」(毎週月~金、午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」など、気になる"わざわざ理由"をシャンプーハット・てつじが徹底調査。クイズ形式でその"わざわざの理由"に迫る。