2か月ぶりのコーナー!!"合わないモノ"が看板メニューの店って!?

4分でわかる ミント!

2020/07/06 16:30

 「久しぶりのロケで楽しいですわ!」と意気込むのは、「関西のグルメ王」シャンプーハットのてつじ。彼は、コロナ禍でロケ収録がストップしていた情報番組「ミント!」(MBS)の水曜企画『わざわざグルメ調査隊』という人気コーナーを担当。約2か月ぶりに再開した6月24日(水)は「鉄板焼き店なのに…」や「コーヒー店なのに…」など、飲食店のナゼを調査した。

鉄板焼き店なのに焼かない?

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 一軒目は「『鉄板焼き店』の鉄板で焼かないグルメ」と題し、大阪メトロ谷町線「関目高殿」駅から歩いて1分の住宅街にある「てっぱん家 びと」。この店の外観は、なんと「コンテナハウス」。飲食店らしからぬ佇まいだが、オシャレな"秘密基地"といった雰囲気だ。

 オーナーの井上智彰さんは、もともと実家だったこの場所にコンテナハウスを建て、店をオープンさせた。自家製ブレンドソースと太麺がよく絡んだ「焼きそば」や、ジューシーに焼き上げた「グリルチキン」などの鉄板料理が店の看板メニューという。

 ここで、問題。「鉄板焼店」なのに、わざわざ鉄板で焼かない名物とは?スタジオでVTRを見ていた弁護士の仲岡しゅんさんは、「アイスクリーム!」と意表を突く解答をしたが......不正解。

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 正解は「煮込みカレー」だった。鉄板にそのまま鍋をのせて「コトコト コトコトと煮込むと味がじんわり馴染む」と井上さん。この「煮込みカレー」は、大阪を代表するスパイスカレーの店「バビルの塔」のオーナー・福田拓史さんも大絶賛する逸品。福田さんは「煮込みカレーでほんまに一番美味しい!」と話していた。

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意外な看板メニュー!

 次に登場した店は、「『コーヒー店』のコーヒーに合わない看板メニュー」。その店は大阪市福島区にあり、一見、デザイン事務所かと思うようなスタイリッシュな建物の3階にあるという。そして、てつじが店へ向かうと、建物から女性が出てきた。「3階に店があるって聞いたんですけど...」とインタビューすると「なんか、行列ができるみたいですよ!」と女性。どうやら人気店のようだ。

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 店の名は「zawaコーヒー」。てつじも入店してすぐに言っていたが「めちゃくちゃオシャレな店」だ。店主の小澤巧尚さんも、保冷剤を入れることができる個性的なフェイスガードをし、かなりオシャレな人だった。それもそのはず、小澤さんは、アパレル業界で活躍していたという。13年勤めたアパレルでの経験を活かし、半年前に店をオープンした。

 まずは、メニューを見ながら「コーヒーに合わない『看板メニュー』」のヒント探しをすることに。
ヒント①「高いものは1,200円」 
ヒント②「森の宝石箱」「白玉」?

 さらに、オプションには「鶏節」「鰹節」などが...。このヒントからてつじが導き出した答えは、「『節』があるということは、出汁にあうものですね!」と言い切り、「コーンスープ!」と解答したが、正解は...「たまごかけごはん」。

 店でオーダーできるたまごは、全部で4種類。ヒント②の「森の宝石」などはたまごの名前だった。早速、てつじは一番人気の「神果卵」と、オプションの「メレンゲ」(1,450円、税込み)をオーダーした。

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 てつじがオーダーした「神果卵」は高知県四万十町が生産地で、羅漢果(漢方エキス)を与え手間を惜しまず育てられた「セレブ卵」。画面に映った真っ黄色な鮮やかな黄身がかなり美味そうだ。一口味わったてつじの感想は、「甘みが先にパーンと来てから、持っているたまごの旨味が引き立つ!」と絶賛。「コーヒーとの相性もピッタリ」と満足していた。

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 そして、わざわざ「たまごかけごはん」と「コーヒー」の店にした理由を聞くと、「アパレルの時から『たまごかけごはん』が好きで...」と小澤さん。続けて「なんか、『たまごかけごはん』でオシャレなお店があったらいいな」と思い、この店をオープンさせたという。小澤さんのこだわりは、たまごとオプション以外にも、「たまごかけごはん」にかける醤油にもこだわりがあり、熊本県の老舗醤油メーカーの「透明醤油」を使用している。

納品先は...?

 最後の店は「大人気イカ料理店がわざわざ○○に納品」。店は大阪府堺市にある「いか食堂」。工場の跡地に5年前にオープンした店内には「生けす」があり、そこには活きのいいイカがゆったりと泳いでいた。

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 オーナーの石原貴史さんは漁師。自ら漁に出てわざわざイカを獲っているという。「山口県で今朝あがったばかりの『剣先イカ』です。常時500杯ぐらいはここで泳いでいます」と説明。画面に映った「イカ姿造り(中)(3,480円、税込み)」は、活きの良さが伝わるほどだった。また、「イカウニ丼(2,800円、税込み)」は、関西のイカ好きがこぞって集結するという。

 ここで、「人気の『イカ料理店』が『○○○』に納品。その意外な納品先とはどこでしょう?」と、出題された。分かるだろうか。正解は、なんと、大阪にある世界最大級の水族館「海遊館」だった。

 「海遊館から依頼を受けて。『イカ自体の搬送が難しいので運んでくれないか』と依頼がきた」と。「今は『アオリイカ』なんですけど、マンボウと一緒に泳いでいます」と石原さん。てつじが最後に言っていたが、「小学生が海遊館で『このイカ、美味そうやなあ』って、よく言うてるけど、間違いじゃなかった!」。それは、小学生じゃなくても大人も言ったことあるかも?

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「わざわざグルメ調査隊」は情報番組「ミント!」(毎週月~金 午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」など、気になる"わざわざ理由"を、シャンプーハットのてつじが徹底調査。クイズ形式でその"わざわざの理由"に迫る。

https://www.mbs.jp/mint/info/wazawaza/

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