MBS 毎日放送

2020年01月28日 16時00分 公開

オシャレな街・堀江で "わざわざ" 鉄板&さつまいも

 大阪・堀江は「オシャレな街」として人気のスポットだ。洗練された大人なセレクトショップから可愛い雑貨を扱う店に、ゆったりくつろげる癒やしを演出しているカフェなど…様々な店が点在している。1月22日(水)に放送された情報番組「ミント!」(MBS)の「わざわざグルメ調査隊」では、話題となっている2つの店舗を取材し、店主の意外な前職などを聞き出して秘密に迫った。リポーターは「関西のグルメ王」と呼ばれるシャンプーハット・てつじと、辻沙穂里アナウンサー。

グリルドサンドイッチ

 まず1軒目は、「わざわざ鉄板で作るサンドイッチ専門店」。店名は「Hi!SandWich」といって、32歳の日之内利恵さんがオーナー。底抜けに明るいオーナーが提供するのは、鉄板で焼く「グリルドサンドイッチ」。客の目の前で作ってくれるサンドイッチだ。イメージとしては、お好み焼き店のような鉄板がカウンター越しにあり、そこで、サンドイッチを作っている。

早速、店の看板メニュー「マミーチーズ(780円、税込み)」をオーダー。アメリカではよく食べられているというこのサンドイッチ、作っている工程を見ているだけで「美味しそう!」とヨダレが出そうになった。

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最高の調味料!

「マミーチーズ」は、まず、マヨネーズを塗ったパンの上に、2種類のチーズをのせる。それをドーム型の蓋(フタ)をかぶせて蒸し焼きにする。試食した辻アナが言っていたが「一口目はカリッとしているのに、中はフワッとしています!」。そして、意外な組み合わせのような気がするのだが、仕上げにたっぷりの「ハチミツ」をかけて食べる。てつじは、「めちゃくちゃうまい!チーズのコクがハチミツかけたらすごくでますね!」とにっこり。さらに、「作っている姿見ると、味が全然ちゃいます!最高の調味料です!」と話していた。

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映画を観て...

実はこの店は「お好み焼き店」をそのまま"居抜き"で使っているという。鉄板やお好み焼きを焼くための道具などもそのまま使用。前述した「お好み焼き店のような鉄板が」は、『ような』ではなく、「元お好み焼き店」だったのだ。

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そして"わざわざの見立て"だが、関西のグルメ王・てつじはこう見立てた。「代々、実家でやっていたお好み焼き店で勝手にサンドイッチ店を始めた」としたが・・・不正解。

 正解は、「映画を観て、鉄板で焼くサンドイッチに憧れたから」と笑顔で話す日之内さん。映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」。店を辞めた主人公の元シェフが、フードトラックで「キューバサンド」を売りながら人生を取り戻す...そんな映画を観て「グリルドサンドイッチ」の店をしたくなったと明かした。この時、「映画は、大なり小なり、考え方や生き方などいろいろと影響を与えるからな」と見ていたら...彼女の場合は違った。

 元々はイタリアンで働いていた日之内さんは、漠然と「サンドイッチ店をしたいな」と思っていたところ、たまたま『映画飯 サンドイッチ』と検索して出てきたのが、映画「シェフ」だったという。「逆!逆!普通は映画観てから影響されるもんやん!」と驚くてつじ。さらに、たまたま知り合いに「パン店」の人がいたので、パン修業をして、たまたま「元お好み焼き店」の物件と巡り合って「グリルドサンドイッチ店」を開業した。「たまたま」、「奇跡」でできた店だった。

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看板メニューの「マミーチーズ」のほか、辻アナが「これは革命です!ハチミツがよく合います!」と大絶賛した8時間低温調理した牛肉をサンドした「ニックダディ(1,280円、税込み)」もオススメなので、気になった人はぜひ店へ行ってみて。

さつまいものスイーツ専門店

次の店のテーマは、「わざわざアパレルを辞めてオープンさせた、さつまいもスイーツの専門店」。体に良いと密かにブームになっている「さつまいも」を扱ったスイーツの専門店だ。店名は「ポテトラボ」。たった一坪しかない小さな店のオーナーは、アパレル業界から転身した黒川晴美さん(40歳)。

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 店の名物スイーツは、カラフルなスイートポテト。全国から取り寄せるさつまいもで作る。シンプルな「さつまいも味」から着色料を一切使っていないチョコや抹茶などの食材を練り込んだ味など、色鮮やかで体に優しい「さつまいものスイーツが楽しめる」と話題になっている。

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 「その中でも!」といって黒川さんがオススメするのは、あまり市場に出回っていない芋を使った「生スイートポテト 蜜郎芋(367円、税込み)」をてつじらは試食することに。糖度が40度以上もある「蜜郎芋」を使ったスイーツを食べたてつじは、「しっとり感がすごいですね!芋の甘さが!」と。

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 このほか、「生スイートポテト ほうれん草(367円、税込み)」 や鮮やかな赤い野菜「ビーツ」を使ったスイートポテトを味わった。あまりの美味しさに三個もペロリと完食したてつじだった。

私だったら...

 そして黒川オーナーは、なぜアパレル業界を辞めて、わざわざざ『さつまいもスイーツの専門店』をオープンさせたのか。てつじは、「蜜郎芋の美味しさに感動して転身した」と見立てたが・・・不正解。

 正解は・・・「さつまいもを育てだしたら、さつまいもにハマってしまって、さつまいも好きの方が選ぶスイーツを作りたくなったから」と黒川さん。アパレル業界で仕事をしていた時、30歳の時に自分の「アパレルショップ」を出そうかと考えていたというが、「結局、300万円しか貯められなかったので、アパレルの店は出来ない」と諦めた。しかし、「BARだったらできるかも・・・」となり、BARをオープン。飲食業は初めてだったにも関わらず、BAR経営は意外と順調。そこで、「もっと、店の付加価値をつけたくて畑をやり出して、畑で採れた野菜を店に出し始めました」と明かした。

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 飲食店も初めて、農業経験もなかった黒川さんは、「畑を沖縄の石垣島で借りて、その畑が『紫芋』を作る畑だったんですよ」。そこで、さつまいもを自身でも育て始めたら「美味しさ」に感動。どハマりしたという。「スイーツも作ったことがないけど、2年ぐらいかけて作った」と話す黒川さん。

 1店舗目の女性オーナーも同じく、破天荒というか・・・思い切りの良さがいい方向へと行くような気がしてきた。黒川さんが経営するカフェスタッフが「私だったらそこまで踏み込めないんで、バイタリティがすごい!」と言っていた。全く同感だ。

     ◇

 「わざわざグルメ調査隊」は、情報番組「ミント!」(毎週月~金 午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」などの"わざわざ"の理由を、シャンプーハットのてつじがその場所を訪れ調査する。

https://www.mbs.jp/mint/info/wazawaza/


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