MBS 毎日放送

2019年11月12日 21時00分 公開

レトロな街並み「大阪・中崎町」 焼肉店&隠れ家過ぎる店

 大阪・中崎町は、昔ながらの古民家が立ち並ぶ風情ある街だ。隠れ家的レストラン、オシャレなカフェに雑貨店、個性的な洋服店が点在しているため、多くの観光客が訪れる人気スポット。そこで、11月6日(水)放送の情報番組「ミント!」(MBS)の「わざわざグルメ調査隊」では、中崎町で人気の飲食店を営むオーナーを取材した。彼らはなぜ「中崎町で飲食店を営んでいるのか?」などを徹底調査。リポーターは、シャンプーハット・てつじと辻沙穂里アナウンサーが務める。


 中崎町は、「グランフロント大阪」などの大型商業施設や、阪神・阪神・大丸などの有名百貨店がある梅田から、歩いて約15~20分程度で行ける場所にある。JRの高架下に沿って歩くとオシャレな古着店や、可愛いカフェが多くあるので"街ブラ"も堪能できる。また、裏路地に入ると「これは...?民家?お店?」といった佇まいの店もあるのでさらに楽しめる街だ。そんな中崎町で、「わざわざ解体業を辞めオープンした焼肉店/わざわざ裏路地の自宅で一人で営むイタリアン」と題し、二人のオーナーを取り上げた。

感動します!

 最初の店は「焼肉 たまき」。てつじと辻アナが入店すると全26席ある席は満席だった。木目調の明るい店内の壁には芸能人や有名アスリートのサインがいっぱい飾られていた。人気店であることがすぐに分かる。
早速、二人は店主の岩城康弘さん(45歳)がオススメするメニューをオーダーした。

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 まずはA5ランク佐賀牛の"究極の赤身"ともいわれる「シャトーブリアン100g(1,760円 税込み)」。「めちゃ安いじゃないですか!」とてつじが言うと、「原価に近いです」と即答した岩城さん。てつじは「普通は2.5倍から3倍の金額を取っている店もありますよね」と返した。

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 そして、高級部位「シャトーブリアン」を一口味わった辻アナは、「美味しい!脂身もちょうどよくて溶けました!」と感想を。次に試食したのは「炙り肉寿司(2貫1,089円/3貫1,419円 税込み)」。この肉寿司に使われている肉は「クラシタ」といって、牛の背中の肉。30kg中5kgしか取れない希少な部位で炙り寿司にしている。試食したてつじは「肉の旨味がすごいですね!ただの脂っこいサシのきき過ぎている肉じゃない!」。辻アナは「柔らかい!美味しい!これ、感動します!三食これがいい!」と大絶賛。本日一番の笑顔を見せた。

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死にかけた...!?

 このコーナーは、てつじが「なぜ、前職の解体業を辞め焼肉店をオープンさせたのか?」の見立てをするのだが、今回はこう見立てた。「焼肉にお金を使いすぎて解体業の会社が倒産。元従業員を雇い焼肉店を始めた」としたが...。

 不正解!!正解は、「胆石で死にかけまして...」と切り出した岩城さん。「ある時、体を壊しまして胆石が胆のうに詰まって腐っていたのです。で、ある時、病院に運ばれました。あと一日遅かったら死んでいました」と淡々と続けた。前職時代、三日に一度は焼肉の食べ歩きをしていたという。肉の食べ過ぎなのかは「?」というが、気がついた頃には病状が悪化。「ギリギリのところで命が救われました」という岩城さんは退院後、「友達から『何が食べたい?』と聞かれて『焼肉!』と答えたんですが、これだけ『焼肉が好きなんだ!』と認識しまして...。だったら、今まで食べ歩きしたのを勉強として自分のお店を出しました」。
リーズナブルな価格で人気の「A5黒毛和牛専門店の焼肉 たまき」。岩城さんは最後に「焼肉は特別な食べ物なのでお客様も(食べに来るのは)月に一、二回。その時に期待を裏切りたくない」と熱く語った。すぐにでも食べに行きたくなった。

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実家やん!

 次の店は、すぐには見つけられない店だろう。なぜなら、入り組んだ裏路地にあり、分かりやすい看板もない。店と民家が混在している場所にあった。その店を探している時、てつじが「わたくし、中崎町の住人です!」と言い出した。取材する店に行く道中「ここは、カレーとかが美味しいカフェです!」、「ここは猫カフェです!」、「ここのカフェはティラミスがめっちゃ美味しいです!」などと"ジモティー"ぶりを誇示しながら「中崎町」を紹介した。到着した「CASA HOMS」は、「ウソでしょ!もう扉が実家!」とてつじが思わず叫んだほど、レストランには全然見えなかった。

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カウンター5席のイタリアン

 イタリアンを一人で営むオーナーシェフの増川穂多佳さん(36歳)は、ミュシュランのビブグルマンを獲得した店で働いていたという。自宅の一階を改装した店はカウンター5席。てつじが言っていたが「一番『中崎町』している店」。中崎町らしい佇まいの店だ。

 早速、辻アナは、平日ランチ限定メニュー「炙りサンマと茸のオイルソース すだちの香り/パン・サラダ付き(850円、税込み)」をオーダー。「イタリアンなんだけど、日本人の口に合うようにお魚の出汁を取っています」と説明した増川シェフ。

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 そして、てつじは同じく平日ランチ限定メニュー(850円、税込み)の「牛ほほ肉の煮込みソース 九条ねぎと共に」を試食。「濃い味かと思いきや、濃い中にも繊細なあっさりとした何かがあるんですけど!この手打ちパスタの感じがすごく合う!」とコメントした。

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ひとりじゃないとアカン

 なぜ、「ミュシュランのビブグルマンを獲得した店で働いていた」という輝かしいキャリアを捨てて一人でイタリアンを始めたのか。てつじは「料理の話を聞いてほしいから一人を選んだ」と見立てた。そう...。文字では表現しにくいのだが、この店のシェフは「元芸人さん?」というくらいよく喋る。お喋り過ぎるシェフだった。そのため、てつじはこう見立てたのだが、正解は...違った。

 「私、自分の芸(料理)のスキルを出す為には、一人じゃないとアカンタイプでして!芸人でもピン・コンビ・トリオってあるでしょ!」と説明。中崎町に店を構えたのは、「新しい店を構えてという訳でもないから(経済的にも店を)やりやすかった」と答えた。

 このシェフとのやり取りで、てつじが言っていた「料理人との会話も調味料!」は、彼女が1番体現しているシェフかも知れない。少々分かりにくい場所ではあるが、"隠れ家過ぎるレストラン"で「ミュシュランのビブグルマンを獲得した店の元シェフ」の会話を"味わって"みては。

「わざわざグルメ調査隊」は、MBSの報道番組「ミント!」(毎週月~金 午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所に飲食店が?」など"わざわざ"の理由を、シャンプーハットのてつじがその場所を訪れ調査する。

https://www.mbs.jp/mint/info/wazawaza/

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