世界的スーパーモデル冨永愛が自戒する「一番やっちゃいけないこと」とは?

日曜日の初耳学 復習編

2022/03/10 11:45

3月6日放送の「日曜日の初耳学」では、今年1月に放送された話題企画<冨永愛の熱血授業>の未公開特別編を放送。ニューズウィーク「世界に貢献する日本人30人」にも選ばれ世界的スーパーモデルとして活躍する冨永愛が、年齢や職業もさまざまな女性たちを前に“失敗を恐れない生き方”のコツを明かした。

■チームで働くことの意義とは

会社経営者に3児の母、モデルやTikTokerなど、さまざまなバックグラウンドを持つ"生徒"たちを前に教壇に立った冨永先生。1月の放送時には、子育ての経験から「完璧じゃなくていいと思う。(子どもにとって)お母さんが幸せであることがすごく大事」「ずっと頑張ってると、できることができなくなります」など育児に関するアドバイスが反響を呼んだが、未公開特別編ではひとりの社会人として、目の覚めるようなメッセージを伝える姿が放送された。

コンサルティング会社を一人で経営する35歳の女性からのお悩みは、"自分が一生懸命になればなるほど同僚の仕事ぶりに不満を抱いてしまい、人間関係がうまくいかない"というもの。会社を大きくするためにも人を雇いたいと考えているが、過去の経験がトラウマで踏み出せない、という。

お悩みを聞いていた冨永先生。別の質問では「私、完璧主義者なんです」と打ち明けており、このお悩みにも「おっしゃってることがよくわかるんです。(自分と)同じ温度感、同じスピード感でやってほしい、って(思ってしまう)」と深く頷き、今みずからが経営する個人事務所について語り始めた。

事務所には、冨永先生自身を含め4人の社員が在籍している。「最近思っていることは、"自分が持っていないものを持っていてくれるから、一緒に仕事ができる"ということ。自分が気づかないところに気づいてもらえる。それって同じ視点じゃないからできるんですよね」と、チームで働くことや仲間の存在意義を語った冨永先生。

また、経営者としての心構えにも言及。「もう、(すべてを)"自分のせい"って思っちゃおうと思ったの。これは、私がこの時言わなかったから。私が見てなかったから。私がいけないんだ、って。けっこうそれはつらい。でも、その責任がないと会社はできないんです。会社をやるって、そういう責任を持つことだと思うんです」と思いを語った。

■「変わらない方が怖いの」

生徒の一人から「冨永さんは"変わりたいけど変われない"っていうことはないんですか?」という質問が投げかけられた。男女問わず、失敗するのが怖くて挑戦できない、という悩みを抱える人は多い。

大きく頷きながら話を聞いていた冨永先生は、「私は、逆なんです。停滞しているのが怖いんです。変わらない方が怖いの」と、日ごろの思いを打ち明けた。

カッコよさや可愛さなど、人間が持ついろいろな要素を見せていくのがモデルの仕事。そう話したうえで「だから一定のところに滞留しているイメージよりも、変化している方が興味がわくじゃない。面白いと思えるじゃない。『撮りたいな』ってなるじゃないですか。冨永愛を使いたいって。だから、停滞してるっていうのは絶対に、ない。多分、これ(停滞)が一番やっちゃいけないこと、私の場合は。だから、変わろうと思ってるより"自分が何かしたい"を思ってやっていることの方が多いかな、私は」と話した。

冨永先生が長きにわたって魅力を放ち、トップランナーでい続けられるのは、彼女自身が変わることを楽しんでいるから――そのことがひしひしと伝わる"熱血授業"に、視聴者からも感激の声が上がっていた。



「日曜日の初耳学」はTVerで放送から1週間、見逃し配信中!冨永愛が人生の教壇に立った<熱血授業 特別編>に加え、KinKi Kidsの堂本光一がデビュー秘話やミュージカルへの思いを語った<インタビュアー林修>も!
【TVer】


「日曜日の初耳学」公式YouTubeチャンネルでは、女優の高畑充希や作家の伊集院静が登場した<インタビュアー林修>を公開中!
【公式YouTubeチャンネル】


「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
https://www.mbs.jp/mimi/

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