"偏差値2億"の林先生、東大生正解率1%の超難問に大苦戦!

日曜日の初耳学 復習編

2020/03/28 10:00

3月22日放送の「林先生の初耳学」では、知識自慢の東大生が超難問を引っ提げ、林修先生に4度目の知識対決を挑んだ。予備校で教え子たちに「僕の偏差値は2億」と豪語しているという林先生だが、「ロシアの宇宙飛行士が銃を携帯する理由」など難問に次ぐ難問に四苦八苦。林先生はメンツを保てるのか…?

ロシアの宇宙飛行士は銃が必需品!?
現役東大生100人が挑戦し、1人だけが正解した"現役東大生正解率1%"の超難問を林先生に出題するこの名物企画も、今回が4回目。各問に正解した東大生がスタジオに顔をそろえ、林先生の解答を見守った。
1問目から超難問! ロシアの宇宙開発当局が昨年、「宇宙飛行士に銃の携帯を認める」という方針を示したが、ロシアの宇宙飛行士が銃を携帯しなければならない理由とは?
この問題にただ1人正解したのは、勉強を教えるYouTuberとしても活躍中の医学部6年生・宇佐美天彗さん。
宇佐美くんに「ニュースでも話題になってたので林先生ならチェックされてるんじゃないかな」とたきつけられた林先生だが、渾身の解答「地球外生命体が存在する可能性が十分考えられるようになった」は不正解。
正解は、「帰還時にクマなどの野生動物に遭遇する可能性があるため」。アメリカのスペースシャトルは海上に落下するが、ロシアでは森林など広大な内陸地に着陸するため、身を守るのに銃が役立つのだという。
千原ジュニアらに「恥ずかしい誤答!」「異星人と戦うため?」とからかわれた林先生、「完膚なきまでにやられました」と顔を赤らめた。

ミス東大、ミスター東大が正解した難問とは?
第2問は、"無色透明だったウイスキーが現在の琥珀色になった理由は?"というもの。
この問題に正解したのは、工学部4年で昨年のミスター東大グランプリ・木瀬哲弥さん。184センチ・8頭身という木瀬くんと林先生との体型の違いに、コーナー進行の澤部佑は「昭和と令和の違いをまざまざと...」と苦笑い。
林先生も「同級生にいたら絶対に嫌いなタイプ」と闘争心をメラメラ燃やし、「人々が重税を逃れるためウイスキーの密造を始めた。今までの樽が使えないのでシェリー酒の空樽に入れておいて、開けたらビックリ、琥珀色になっていた」などと舌滑らかに正解した。

続く3問目は、"スウェットにグレーが多い理由は?"というシンプルな良問。
この問題にただ1人正解した東大生は、理科三類1年生にしてミス東大、林先生の教え子でもある上田彩瑛さん。上田さんに「林先生が授業中に『僕の偏差値は2億を超えた』って言っていたことがあるので...」と恥ずかしい過去をバラされた林先生だが、この問題には答えられず。
スウェットにグレーが多いのは、ウールなど高級衣類への"リスペクト"から。大量生産できるコットン製の衣類が生まれた際、ウールの色をイメージしたグレーの商品が多く作られたことが今につながっているのだという。

最新の撥水技術の元になった海の生物は?
続く4問目の"街路樹にイチョウが多い理由は?"という問題に、「(大気汚染の度合いによって)葉が散ったり枯れかかったりする、そういうチェッカーとして使える」とズバリ正解した林先生。
東大生軍団と2対2のドローで迎えた最終問題は、"最新の撥水技術のもとになった海の生物とは?"というもの。
自然界のものをヒントに開発された技術は多いが、摩耗すると効果が弱まってしまうものも少なくない。そんな中、最新の撥水技術はその弱点を克服し、注目を集めているというが...。
苦し紛れに「ヌタウナギ」と答えた林先生だが、残念ながら不正解。正解はハリセンボンで、柔軟性のある皮膚と消波ブロック型のトゲという相反する特性が撥水効果を発揮し、摩耗にも強いという。
"地球外生命体"や"ヌタウナギ"など珍解答を連発し、現役東大生軍団に2勝3敗と競り負け「厳しいですね...」と本音をのぞかせた林先生。澤部に「まだまだキャラクターいっぱい生み出してグッズ化したいですよね?」と冷やかされ、苦笑いを浮かべていた。

     ◇

次回の「林先生の初耳学」は4月19日(日)に放送する。

「林先生の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
博学で知られる林先生でさえ知らなかった知識を"初耳学"に認定する。
https://www.mbs.jp/mimi/

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