"国宝級イケメン"吉沢亮「世間のイメージに抗いたい時期はあった」 語った本音に「こんなに熱い人とは」感嘆の声【日曜日の初耳学】

日曜日の初耳学 復習編

2025/06/09 13:00

人気俳優・吉沢亮が6月1日放送の「日曜日の初耳学」に出演。演じることや容姿を称えられることへの率直な思い、若い頃の焦りや嫉妬心まで林修を聞き手にじっくり語ったトーク内容に、視聴者からも感嘆の声が上がった。

■国宝級イケメンランキング1位は「嬉しい」でも...
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映画「キングダム」(2019年ほか)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞、公開中の主演映画「国宝」を引っ提げて臨んだカンヌ国際映画祭では6分間のスタンディングオベーションを浴びた。

今でこそ日本を代表する俳優の一人だが、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(2021年)の主演オファーを受けた時点では、大河ドラマの出演経験もなければゴールデンの連ドラ主演も未経験。「びっくりというか、ほかにも"大河ドラマ"っていう枠あったけ?と」と振り返るほど、自身も予想だにしていなかったという。大役を見事に務め、吉沢は平成生まれ初の大河主演俳優となった。

"国宝級イケメンランキング"で1位を獲得し"殿堂入り"を果たすほどのビジュアルも注目を集めるが、吉沢自身は「(選ばれたことは)嬉しいですよ」と笑顔を見せながらも「そういう部分でしか見られていないんじゃないかっていう悔しさ、役者として芝居で見られていないっていう思いはすごくあって。外見に対する世間のイメージに抗いたい時期はありました」と率直に打ち明けた。

■北村匠海「僕が知り得る中で一番芝居バカ」
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番組では、そんな吉沢をよく知る芸能界の親友2人がVTRで登場した。

吉沢が脚光を浴びるきっかけになったNHK連続テレビ小説「なつぞら」(2019年)のオーディションで一緒だったという北村匠海は、当時の吉沢について「圧倒的でした。実直な芝居というか...。これは吉沢亮が受かったな、と思って」と回想し、「吉沢くんはカメラ前でだけONのスイッチが入るんですけど、その"瞬間的火力"がすごい。僕が知り得る中で一番芝居バカなのが彼」と、その集中力を絶賛。

また、映画「キングダム」シリーズで共演する前から親しい友人だという山﨑賢人は「それまではお芝居の話とかしたことなかったですけど、(『キングダム』では)『ものすごいもの作ろうぜ』みたいなことを話せてより関係が深くなれたなって」と、吉沢と交わした熱い言葉を明かした。

親友であり、同じ俳優として切磋琢磨する2人からのメッセージに目を細めながら聞き入った吉沢。一方で、北村から「皆さんが思うよりそうとうゲーム好きです」「芝居か、他はダラッとすることしか考えてない、変な人ですね(笑)」と、プライベートを暴露され、苦笑いを浮かべる一幕もあった。


■「嫉妬、悔しさはずっと抱えてました」
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4人兄弟の次男として生まれ、15歳の時に母親が応募したオーディションがきっかけで芸能界入り。16歳の時、「サイン」(2011年、毎日放送)でドラマ初出演。だがそこからの道のりは、順風満帆というわけではなかった。

「当時の僕は、同世代で10代のうちとか20代前半でブレイクしていった人が周りにいっぱいいたので。そういう人たちの姿を見て、嫉妬というか悔しさはずっと抱えてましたね」と、当時の思いを吐露する場面も...。

当時、意識していた同世代の俳優について「福士蒼汰くん、山﨑賢人、菅田将暉...」と名を挙げ、「オーディションで受かるしか仕事がなかったし。ほぼ落ちてましたよ、最初は」「『もっとやれるのに』っていう思いはずっと抱えていましたね」と率直に語った。


■憧れの役者は...「究極の状態でお芝居されている」
実直に演じることを積み重ね、トップ俳優の一人になった今も挑戦を続けている。最新作「国宝」で演じるのは、任侠の一門に生まれながら歌舞伎役者として大成していくキャラクター。ライバル役の横浜流星と、1年半にわたって歌舞伎の稽古を徹底的に行った。

横浜について「彼は気迫がとんでもないんです」「生半可な気持ちでこの作品にかかわっていると確実に食われると、ずっと刺激をもらいながら1年半やれたので、彼が隣にいてくれてすごく助かったなと思います」としみじみ。今年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主演を務める横浜との、互いにリスペクトし高め合う関係性がうかがえるエピソードだ。

そして「憧れの役者は?」の質問には、「それはもうやっぱり役所広司さん」と即答。映画「ファミリア」(2023年)での共演を振り返り「うますぎて、何がうまいのかわからないんです。役として、その場にただただ生きている。無駄なものすべてそぎ落とされて、役としての魂しかそこに残ってない、究極の状態でお芝居されている」と回想した。

締めくくりの質問「仕事をする上で大切にしていることは?」に「周りの方が僕を選んでくださった、その期待値は超えて、そこをもう一歩二歩超えたところを表現したいです」と目を輝かせながら答えた吉沢。挑戦を続ける姿が印象的だったこの日のインタビューに、視聴者からも「こんな熱い人とは知らなかった。カッコいい!」「吉沢くんの、役者業への熱意がすごい」「イケメンなのに正直で面白い」といった感想が続々と寄せられた。


このほか、地元の友人が明かした意外すぎる片想いエピソードやドラマ初出演映像を見ながらの赤面トークなど、吉沢の魅力が詰まったインタビュー全編がTVerで配信中。

(MBSテレビ「日曜日の初耳学」2025年6月1日放送より)

無料見逃し配信はTVerで2025年6月29日(日)まで
吉沢亮 編!
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「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。

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