林修「これみんな知ってます」日本の幽霊に足がないのはなぜ?

日曜日の初耳学 復習編

2019/08/15 21:00

8月4日放送の「林先生の初耳学」で新企画<初耳小テスト>が行われた。日ごろ予備校で生徒に点数をつける立場の林修先生に番組が出題し、点数をつける。今回は、「ベートーベンの肖像画」、「パンツ」、「幽霊」に関する3問を出題。果たして林先生は100点満点を勝ち取ることができたのか!?

ベートーベン肖像画が"怒り顔"の理由は!?
番組からの出題は3問。1問目と2問目は30点、3問目は40点で、全問正解なら100点となる。
第1問は、ゲスト・小芝風花がSNSで変顔をアップしているという話題にちなみ、"顔"にまつわる問題が出題された。
学校の音楽室にはバッハやモーツァルト、ブラームスなど偉大な音楽家たちの肖像画が飾られていて、そのほとんどは微笑んでいる。しかし、ベートーベンだけは鋭い目つきでまるで怒っているよう。なぜベートーベンだけが怒っているように見えるのか?
いきなりの難問にも、林先生は「よく言われてる説を一つ言っておきます。『その日の料理がまずかったから』」と涼しい顔で解答し、正解。意外すぎる真相にスタジオのゲスト陣は「えー!そんな理由!?」とビックリ!
ベートーベンの付き人によると、ベートーベンはもともと肖像画を描かれるのが大嫌い。それをなだめるために家政婦が作ったマカロニチーズが茹ですぎでおいしくなかったため、ベートーベンの怒りはピークに達し、このような表情の絵になってしまったという。
偉大な音楽家に関する雑学を披露した林先生、まずは30点をゲット!

「パンツ」に関する超難問に林先生大ピンチ!
第2問は、ゲスト・丸山桂里奈が下着メーカーのモデルに抜擢された話題から、下着にまつわる問題を。パンツは"PANTS"、トランクスは"TRUNKS"など、下着を表す英単語は1枚でも複数形の"S"がつくのはなぜか?というもの。言葉に関する問題は林先生の得意分野だが...?
「Trousers(ズボン)にSがつくのと同じ理由?」「足を出すところが2つあるから」と自信なさげに答えた林先生だが、痛恨の不正解!
正解は、「もともと下着類は2枚の布から作られていたから」。今の下着の原型が作られたのは19世紀初頭のことで、当時は2枚の布で足を包む簡単な構造だったのだという。

"幽霊に足がない"のはあの絵師のせいだった!
もう後がない林先生に出題された第3問は、霊感があるというゲスト・立川志らくにちなみ"ホラー"に関する問題。なぜ日本の幽霊には足がないのか?
林先生は「ああいう足のない幽霊の絵を最初に描いたのが円山応挙(まるやまおうきょ)であることは、めちゃめちゃ有名な話。これみんな知ってます」と足がない幽霊の起源をスラスラと説明。
さらに「もともと反魂香といって、その香を焚くと魂が帰ってくるというもの(伝説上のお香)があるんですよ。下の方が煙で隠れるから(足が)ないんじゃないかというのと、もう一つの説として、夢枕に亡くなった奥さんか誰かが出てきて、慌てて描いたから間に合わなかくて足がなくなったという説が結構有力」と、応挙が足のない幽霊を描いた理由についても完璧な解説を披露し、みごと正解! 40点をゲットした。

小テストの結果は100点満点中70点と、満点ゲットならずで林先生は苦笑い。千原ジュニアは「パンツが悔やまれるなぁ!」と林先生の気持ちを代弁し、スタジオを沸かせた。

*「林先生の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。全国1億3千万人から募集した選りすぐりの知識を抜き打ちで林先生に出題。物知りの林先生でさえ知らなかったものを"初耳学"に認定する。
https://www.mbs.jp/mimi/

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