MBS 毎日放送

2018年11月16日 20時30分 公開

林修・人脈なんて言葉を使っているやつはクソ!

社会で活躍するために必要といわれる「人脈」。だが、「林先生が驚く初耳学!」で林先生がそれを真っ向から否定し話題だ。ビジネスでスキルアップするためにも人脈は必要に思えるが、なぜそこまで言うのか。林先生は〝人とのつながり方〟を人気漫画の主人公に例えて解説した。

露骨な損得勘定をやめるべき
人脈なんて言葉を使っているやつはクソ!これは働く多くの人たちがチェックするウェブメディアで多くの反響があった記事の一説で、大手広告代理店から独立し、多くのCMを手がけるクリエイティブディレクター三浦崇宏氏が主張するもの。同氏はさらに、「"人脈"は地球上で最も下品な言葉である」とも言っている。
転職支援会社が20代~50代の社会人を対象に調査したデータによると、社会人の8割以上が人脈の必要性を感じており、しかも必要性の高い人脈は社内から社外へと広がっていく傾向があるという。「これは社会に出て人脈を広げると言っている人が、人のことを金儲けの道具としてみているからこそ出てくる言葉。この人と繋がっていれば得をする、儲かるといったさもしい考えが奥にあるからこそ使っている人がいないと言えますか?」と林先生は疑問を呈した。

SNSで可視化される人間関係に警告
「今は損得による人脈づくりが最も顕著な時代なのではないかという気がするが、ポイントになるのはSNSではないか。タイムライン上では親しくなりたい人同士のやりとりが見えることで、自分もその中に入りたいと思ってしまう。さらによくないのは、SNSで凄い人と繋がると、自分もそのレベルに行ったと錯覚する人までいることだ」と林先生。
インスタグラムのフォロワー数66万5000人を抱える飯豊まりえは、写真撮影を頼まれた際に「SNSにあげてくれない?」と言われて戸惑ったというエピソードを披露。初対面なのに飯豊のアカウントを使って広めて欲しいという考えが理解できなかったという。
こうしたSNS事情をふまえ林先生は「フォロワーや友達という形で語られる人間関係の中で、1人の人間を中心とした人脈が今は〝可視化〟されてしまう。以前であれば、ある程度距離がある人にどんな人間関係があるかはわからなかった」と指摘した。
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だがゲストからは「人間関係は積極的に広げていったほうがいいという場合はないか?」という意見も。林先生は「損得で繋がる人脈を否定した時に、どんな人間関係の中で生きていくことになるのか。あえて2つに分けてみた」として人気漫画のキャラクターを挙げ、次のように解説した。

ルフィ型とケンシロウ型...あなたはどっち?
一つ目は『ONE PIECE』の主人公・ルフィ型。ルフィは仲間に入れたい人が現れた時に損得なく声をかける。仲間というものを大事にして、どんな人とも損得ではなく一緒にやっていこうとする。結果それが仕事につながっていくという生き方だ。林は、(冒頭の)三浦氏はこのタイプであると指摘。「無駄な人間関係なんてない」という三浦氏は、合コンで出会った人と5年後に仕事をして成果が出たこともあるそうだが、決して仕事のために合コンにいったわけではないと説明。
一方、ルフィ型ではないという林先生が「僕は100%こっちのタイプ」として挙げたのが、『北斗の拳』のケンシロウ型。仲間は必要とせず、たったひとりで戦っていく。ひとりで考え内面を高め、堂々たるひとりになってやっていく。その姿を見て一緒にやりましょうという人が現れたら拒まないが、基本はひとりで戦っていくという生き方だ。普段から〝友だち不要論〟を唱えている林先生の自己分析に、スタジオから納得の声が漏れた。
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「林先生が驚く初耳学!」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
全国1億3千万人から募集した選りすぐりの知識を抜き打ちで林先生に出題。物知りの林先生でさえ知らなかったものを"初耳学"に認定する。

https://www.mbs.jp/mimi/

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