ロンブー淳も衝撃!勉強のできる子ほど字が汚い

日曜日の初耳学 復習編

2018/07/25 21:00

7月22日放送の「林先生が驚く初耳学!」では、予備校講師として数多くの答案をみてきた林修先生が、「優秀な子ほどノートが汚いもの」という持論を展開。子どもにきれいな字を強要するのはナンセンスだといということを大人は知っておくべきとして、〝きれいな字〟と〝賢さ〟の関係について解説した。ネットでは「その通り!」「関係ない」という意見や、「いや、どうせなら綺麗に書いほしい」などの声が広がった。

優秀な子は字が綺麗かというと、そうでもない
番組では、林先生の教え子の答案用紙を実例として紹介。その乱暴な字で書き殴ったような答案こそ、実は超有名進学校や国内最難関といわれる東京大学理科Ⅲ類に合格した女子生徒のものであることを明かし、ゲスト陣を驚かせた。一方で、綺麗な字で書かれた別の答案用紙を披露し、それが今年青山学院大学を受験するも合格を果たせなかった田村淳のものである事を暴露。両者を比較して笑わせる一幕も。
さらに、「優秀な人の字が汚いというのは今に始まったことではない」と、ベートーヴェンの手書きの楽譜を例に見せると、ネクストブレイク女子として注目の出口夏希はその悪筆ぶりに「きったないですね!」と本音で呆れ顔。林先生は「『エリーゼのために』は本当は『テレーゼのために』だったんですよ。字が汚くて後世の人が読み間違てしまったそうです」と字の汚さにまつわる偉人のエピソードを紹介した。

大事なのは"書いていることが理解できているかどうか"
林先生は、「決して"字が綺麗なのがダメ"といっている訳ではない」と前置きした上で、「学問においては、"知を整理"することの方が大切なこと」と主張。「過去の優秀な生徒を見ていると、"字がきれいで知の整理が上手"なタイプより、"字が汚くても知の整理が上手"なタイプの方が多い。つまり、自分が解ればいいというタイプに優秀な子が多いといえる。大事なことは、書いていることが(自分自身で)理解できていること。理解しやすく情報をまとめているかどうか」と解説。「それなのに(大人が)きれいに書くことを強制すると、ノートは綺麗になっても、自分なりの知の整理方法が身につかない。それでは全く意味のない時間になってしまう」とまとめた。


「林先生が驚く初耳学!」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
全国1億3千万人から募集した選りすぐりの知識を抜き打ちで林先生に出題。物知りの林先生でさえ知らなかったものを"初耳学"に認定する。
https://www.mbs.jp/mimi/

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook