MBS 毎日放送

2018年11月12日 21時00分 公開

コブクロ小渕「黒田は僕の旦那みたいになってるけど(笑)」大阪の路上発の20年物語

今年、結成20周年を迎えたコブクロの小渕健太郎、黒田俊介。大阪のストリートで歌い始めたのをきっかけに、国民的ミュージシャンとして今も衰えることの無い人気を誇る男性デュオだ。ともに過ごした20年という歳月を振り返り11月4日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」で、互いについて「小渕は超視野が狭いけど、それを24時間365日突き詰める性格」「黒田はわかっていないようで実は全部わかってる人」と笑いながら語る姿は長年連れ添った夫婦のようでもあり、視聴者から「胸が一杯」「もらい泣きしそうになった」「20年有難う!」と大きな反響が寄せられた。

始まりの地、大阪でのシークレットライブ

結成から20年という節目が、番組の取材を受け入れてくれた理由だった。

今年9月8日の結成記念日。2人はかつて通っていた大阪の天王寺で、シークレットライブを予定していた。会場は、人気が爆発する前に毎週土曜の夜に歌っていた「天王寺MIO」ビルの一角。開始時間は昔と同じ、午後8時きっかりと決めていた。

(黒田)
「緊張感、半端ないな・・」
(小渕)
「毎週やってたのに・・」
(黒田)
「あの頃全く緊張感無かった。車どこに停めるかしか考えてへんかった(笑)」

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シークレットなので、もちろん事前告知は一切なし。ところが、どこで噂を聞きつけたのか、現場には300人以上がひしめいていた。「混乱すれば即刻中止となってしまう」と黒田が必死に説明するが、客との間隔わずか1メートルほどという場所でそのど迫力な生歌が披露されると会場のボルテージは一気に加速。客たちはみなスマホを向けて動画を撮影しながらも、2人の原点である場所で聴く『轍~わだち~』に酔いしれた。

ロンドンで敬愛する布袋寅泰から直筆の手紙に涙

20周年にあたり、今年は様々な仕事やイベントが目白押しだ。
この日は、ベストアルバムをマスタリングするためにイギリス・ロンドンへ飛んだ2人。ローリング・ストーンズやクィーンも御用達のまさに「聖地」とされるメトロポリス・スタジオに音源を持ち込んだ。
2人が敬愛してやまない布袋寅泰の紹介で"音のマエストロ"と呼ばれるヨーロッパでも高名なエンジニアであるティム・ヤングにマスタリングを依頼しているのだ。

到着した二人に、ツアーで不在の布袋から思いがけず直筆の手紙が残されていた。
小渕が読み上げる。

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(小渕)
「Dear KOBUKURO Welcome to London そして20周年おめでとう。ロックの聖地ロンドンで・・・・えー・・・(目頭を押さえだす小渕)記念すべきベストアルバムが完成すると聞きとても・・楽しみです。コブクロの音楽がまた新たな輝きを得ることでしょう。僕は残念ながら6日間で4か国をツアーバスで周るユーロツアーのため参加できませんが、完成の暁にはパブで美味しいビールで乾杯を!美しい秋のロンドンを満喫できますように。これからも応援しています!HOTEI・・・・・嬉しい」

途中から完全に涙声の小渕。すかさず黒田が「俺、この後何をしゃべればいいの(笑)?」と突っ込みを入れながら場を和ませる。

小渕が語る黒田とは?黒田が語る小渕とは?

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コブクロとして、すでに人生の半分を生きて来た2人。互いに家族を得た今は仕事を離れれば別行動だが、お互いについてどう思っているのか話を聞けた。普段から持ち歩いているドイツ製のカメラに写っているのは小渕の姿が多い。


ーー黒田が語る小渕とは?
(黒田)
「僕、ほんまに小渕以外に小渕みたいな人間みたことないんです(笑)ホンマにに裏表無くて...小渕の視界ってこんだけしか見えてないんです。その代わり見ていることを24時間365日やってるんですよ。20年もやってると、仕事のしかたも"これはもういらんで"とか経験値でなってくるじゃないですか?でも小渕は"いや、それはそれでちゃんとやろう。だってやっても損せーへんやん"って、ネガティブなことを絶対言わないんです」

一方の小渕が語る相棒、黒田は?
(小渕)
「何もわかってない風に見えて全部わかってるんです。(黒田は)僕が切り盛りしてる旦那みたいな状態になってきますよね。だから黒田が楽しくないことは僕やらないですよね。そこは根本変わらない。黒田がつまらんと思うもんは作らない」

ちなみに、一見強面の黒田は実はチャーミングでいつもスタッフを和ませるムードメーカー。対して小渕はストイック。性格が真反対だからこそ、絶妙なバランスでコブクロが成り立っているのだろう。
大阪の路上で2人が出会ってから20年。見える景色はずいぶんと変わったが、彼らの心根は変わらない。

史上最大!40万人のストリートライブ

番組放送当日の11月4日。大阪を貫く幹線道路「御堂筋」が封鎖され、そこはコブクロのステージになった。原点回帰の路上ライブ集大成とも言える「御堂筋ランウェイ」でのストリートライブ。朝から集まってきた観衆はおよそ40万人にまで膨れ上がり、その規模はまさに史上最大。午後3時20分に2001年のメジャーデビュー曲の『YELL〜エール〜』で幕を開けると、大阪の街は一気に大興奮に包まれた。

(黒田)
「もう、最高に気持ち良かった! 見てください。この大阪は俺のものみたいな感じ(笑)」
(小渕)
「ストリートって言うてるけど、ストリートっぽくないんじゃないかって。(でも)やってることは。めっちゃストリートだった」

ライブ終了直後の2人は、カメラの前で最高の笑顔を見せてくれた。ストリートから生まれた2人のストーリーは、まだまだ終わらない。

「情熱大陸」はスポーツ・芸能・文化・医療などジャンルを問わず各分野で第一線を走る人物に密着したドキュメンタリー番組。MBS/TBS系で毎週日曜よる11時放送。

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