須江航

仙台育英学園高校硬式野球部監督 Vol.1229

202212.04
11:00

悲願!東北勢初の甲子園優勝
生徒と密に関わるチームづくりに迫る

「青春って、すごく密なのでー」。
今夏、この言葉に大きく頷き、そして心震わせた人も多いだろう。
史上初めて、白河の関を超え東北の地に深紅の大優勝旗を持ち帰った仙台育英学園高校硬式野球部。監督の須江航が甲子園球場で語った3分間の優勝インタビューは、コロナ禍に翻弄され続けたチームだけでなく、全国の高校生の苦しい思いを代弁して共感を呼んだ。
 実は須江は選手時代、いわゆる野球エリートではなかった。だからこそ、部員との対話を大事にし、部員自身に考えさせる。身体能力のデータをもとに、何が足りていないのか、それを克服しさらにレベルを高めるためにはどのような練習をすればいいのか、それぞれが思案し実践する。須江は高校時代に挫折した経験を糧に、野球だけでなく人として成長するための指導法を貫き、部員たちはそれに応えて勝ち上がった。
「ここにいる部員は全員、野球では僕より上手い。自分にできるのは、コミュニケーションを取ることだけ」
 日本一になるより大切なことがあると信じる須江と、大きな目標に向かって努力を怠らない部員たち。番組は、優勝フィーバーも収まらない中、3年生の抜けた新しいチームづくりに動き出した野球部に密着。春のセンバツを目指し、日本中から追われる立場として秋季大会に臨むが、待ち受けていたのは敗北からのスタートだった・・・。

WATARU SUE

1983年4月9日、埼玉県生まれ。
2018年から率いる硬式野球部は現在の部員数が82人。
甲子園出場を夢見て仙台育英学園高校に進学。
野球部に入部するも、周りのレベルの高さに圧倒され2年で選手から学生コーチに転身。
3年の時に記録員として春夏の甲子園をベンチから見守った。
大学卒業後、夢だった教師となり、勤めた中学校の野球部監督として全国大会優勝。
2児の父親でもある。

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