辻本知彦

ダンサー・振付師 Vol.1121

202009.20
11:15

身体で遊んで 心を躍らす!
圧倒的な存在感を放つ異色のダンサー

子どもから大人まで日本中を巻き込んだ「パプリカ」。米津玄師が初めて踊りを披露したMV「LOSER」。土屋太鳳が狂気を帯びたダンスを披露したSiaのMV「アライヴ」。これらすべての振付を手掛けたのが、辻本知彦。MVにとどまらず、CMや舞台、ツアーの振付など、今、ひっぱりだこだ。
しかし、辻本の振り付けは、誰が見ても「これは辻本の振付だ」とわかるようなものではない。というのも、辻本は踊り手ひとりひとりとじっくり向き合い、その踊り手を深く理解した上で、その人に合った振付を生み出していく。そのようなアプローチにより、踊り手本人すら気づかなかった新たな魅力が引き出されるのだ。
辻本自身は、シルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初めて起用されるなど、圧倒的な存在感を放つダンサーだ。しかし、今、仕事の大半が振り付けで、自ら踊る機会が少なくなっている。
そんな中、今年8月。辻本が、森山未來らとともに2010年に立ち上げたパフォーマンスユニット「きゅうかくうしお」で、新たなパフォーマンスを企てていた。コロナ禍で劇場という場所での上演機会が減っていく中、空間という"場"さえあれば、そこで何かできるのではないか、と以前から考えていたのだ。
辻本たちは、ユニットのメンバーの一人が持つ山を自身たちで開拓。そこに"場"を作り、自分たち自身の手でパフォーマンスを行うという。果たしてどんなパフォーマンスが生まれるのか―。

TOMOHIKO TSUJIMOTO

18歳でダンスをはじめ、2004年金森穣主宰Noismに所属、  
2007年にはシルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初めて起用される。
2011年から『Michael Jackson The Immortal World Tour』27カ国485公演に参加。
またSia『Alive』日本版のMVで土屋太鳳に振り付け、米津玄師『LOSER』『馬と鹿』『感電』などのMVやライブツアー、さらにはCMやミュージカルなど幅広い分野での振り付けも手掛ける。

※苗字はしんにょう(点1つ)の「辻」

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