2022年07月09日(土)公開
「銃だけでなく爆弾も作ろうと考えた」趣旨の供述 山上容疑者を送検 安倍元総理銃撃
編集部セレクト
奈良市で安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、山上徹也容疑者が「銃だけでなく爆弾も作ろうと考えていた」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
逮捕された山上徹也容疑者(41)を乗せた車は午前9時に奈良西警察署を出発し、身柄が奈良地検に送られました。
おびただしい数の報道関係者が集まり、異様な雰囲気に包まれた中、山上容疑者は捜査員の誘導に素直に従う形で車両に乗りこみました。
容疑は「殺人未遂」から「殺人」に切りかえられたということです。
その後の捜査関係者への取材で山上容疑者は「銃だけではなく爆弾も作ろうと考えていた」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。
また、犯行に使用した手製の銃については「1本の筒から1度に複数の弾丸が発射できる散弾銃のような仕組みにした」、「銃弾も自作した」いう趣旨の供述をしていることも分かりました。
容疑者の車からは火薬を乾かしたとみられるアルミホイルで巻かれたトレイと試し撃ちしたとみられる木製の板が押収されたということです。
警察は製造過程などを詳しく調べる方針です。
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