北陸で見つけた"海"と"田んぼ"の絶景

2分でわかる!ちちんぷいぷい

2019/02/01 20:30

「沿岸に広がる雪の積もった棚田の写真」が話題になっている。そこで、1月25日(金)に放送された情報番組「ちちんぷいぷい」の「行けばわかるさ 絶景散歩」企画で、玉巻映美アナウンサーが、どこで撮られた写真なのか取材した。

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「お魚のいい匂いがしてます!なんだかもうワクワクしております!」と玉巻アナ。彼女は、石川県「輪島朝市」にいた。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や輪島の名産品が集まる「輪島朝市」は、全長約360mの朝市通り(商店街)に毎朝200以上の露天が並ぶ。そこで玉巻アナは、新鮮な甘エビやササガレイなどの4種類の干物を購入し、調理代300円(税込み)で焼き魚でも刺し身でも調理してくれるという「朝市さかば」へ。調理された料理は輪島の特産品「輪島漆器」に盛られて彩り鮮やか。甘エビの刺し身を味わった玉巻アナは「プリプリで美味しい!いくらでもいけますよ!」と輪島の冬の味覚に満足していた。

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四季折々の姿を見せる

 今回取材する「絶景写真」は、「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」。能登半島の北岸にあり日本海に面している棚田で、日本の「棚田百選」や日本で初めて世界農業遺産にも認定されている。重なりあう小さな水田が海岸まで続く風景は「日本の原風景」と呼ばれている。眼下に広がる「千枚田」を見た玉巻アナは「わぁ~傾斜に細かい棚田が!全く雪は降っていないんですけど、本当にキレイです!」と感想を。この棚田は現在も変わらず米作りが行われているため、春は棚田に水が張られ水鏡のような風景になり、夏は青々とした稲穂、秋には黄金に輝く稲穂を見ることができる。一年を通して「白米千枚田」の絶景を堪能できる。そして、冬ならではの「雪化粧をした美しい棚田」について、千枚田景勝保存会の田中吉義会長に話しを聞くと「冬場になると雪が降るので観光客が減ります。そこで、県から補助金をもらい"ライトアップ"を始めました」と話す。昼間に太陽光で充電し、周囲が暗くなると光る仕組みの「ペットボタル」で棚田をライトアップ。3万個の「ペットボタル」が棚田を幻想的に照らすという。

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「ライトアップ」の時間までの間、「道の駅 千枚田ポケットパーク」を訪れた玉巻アナ。ここでは棚田米のおにぎりが食べられる。「お米が粒立っていてフワフワです!」と試食した玉巻アナもニッコリ。そして、日も暮れ「白米千枚田」に戻り、ライトアップされた棚田を見ると「お昼間とは全然違いますよ!なんかおとぎの国みたい!すごい!」と絶賛していた。太陽光で光る「ペットボタル」は、時間によって色が変わる。暗くなると光だし午後9時くらいまで楽しめる。オススメの時間帯は「午後7時~8時ごろ」というので、見たい方はこの時間帯へ。

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一枚の写真だけを頼りに玉巻映美アナウンサーが絶景スポットを目指す「行けばわかるさ 絶景散歩」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 毎週月~金 ひる1時55分)の金曜レギュラー企画として放送中。

ちちんぷいぷい「絶景散歩」公式ホームページ

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