大阪の東心斎橋にある「Cafe&Sweets Bar Better」が提供する「まるでグラタンのようなふわふわスイーツ」が話題になっている。そこで、情報番組「ちちんぷいぷい」の企画「とっておきスイーツ」が、この話題のスイーツを取り上げた。「グラタンのようなスイーツ」とは…?シンガーソングライターの近藤夏子が取材した。
12年前に中国の大連から日本語を学ぶために日本に来たマスターの穆 彦良(ボクゲンリョウ)さんは、大学卒業後、カフェやホテルで働いているうちにスイーツ作りに興味を持ち、2017年5月、念願の酒とスイーツが同時に楽しめるこの店をオープンした。厚みのある定番の「ベターズパンケーキ(980円、税込み)」や「ストロベリーパフェ(1,280円、税込み)」が大人気。そのため、9割がカフェ利用の客という。
グラタンのようなスイーツは?
今回、近藤が気になった「グラタンのようなふわふわスイーツ」だが、この店の常連客の「パンケーキを鍋として提供出来ませんか?」という一言から発案されたメニューで、メインは「パンケーキ」だという。近藤は「どんな注文したん!?」とツッコんでいたが、器に使う鍋などにもこだわり、常連客の願いを叶えた自慢のメニューだ。
「グラタン」といえば、ホワイトソース。マスカルポーネとカスタードクリーム、生クリームを入れて「ホワイトソース」に見立てる。次に「ベリーソース作り」は、赤ワインを沸騰させフランベし完全にアルコールを飛ばして、ラズベリーとブルーベリーを入れて20分煮込む。
そして、パンケーキの生地は小麦粉アレルギーの人でも安心して食べてもらうためにグルテンフリーの「米粉」を使っている。そのためモチモチではなく、"ふわふわ"の食感になるという。豆乳や卵黄などを混ぜわせて焼くと、その焼き上がりに近藤は「まだ食べてないけど!触ってもいないけど!見た目で分かるふわふわ!」と興奮していた。
仕上げは、鍋の器の底に「ブロッコリー=キウイ」「オレンジ=ニンジン」など、色味をグラタンっぽくするために意識したフルーツを入れて、その上にふわふわのパンケーキをのせる。そして、パンケーキのまわりに温めたマスカルポーネのソースを入れる。最後に、苺&生クリームをのせて、ベリーソースとアイスクリームを添えると「ブリュレしたパンケーキ グラタン風仕立て(1,480円 税込み)」の出来上がり。試食した近藤は「まわりのソース!チーズのまろやかさと甘みもあってめちゃくちゃ美味しい!モチモチじゃなく、これはふわふわ!見た目もグラタンですけど、(マスカルポーネのソースが)温かいからちょっとホッとできる感じです」と絶賛。さらにベリーのソースをかけて「ベリーのおかげで高級感でますね。味がすごく変る!」といい、アッという間に完食した。
「とっておきスイーツ」は、MBSの情報番組「ちちんぷいぷい」(毎週月~金 ひる1時55分放送)で毎週火曜日に放送している人気企画。三戸なつめ&近藤夏子が、スマホなどで思わず撮っておきたくなるような、"とっておきのスイーツ"を紹介している。