想いかなう!?鳥取県の 秘境"ピンク駅"へ

2分でわかる!ちちんぷいぷい

2018/12/06 20:30

 「恋がかなう駅」とSNSで注目される智頭急行「恋山形駅」(鳥取県)は、全国に4駅しかない「恋」がつく駅の一つだ。他の母恋駅(北海道)、恋し浜駅(岩手)、恋ヶ窪駅(東京)と連携した、「恋駅プロジェクト」の一環で「恋がかなう駅」として「恋山形駅」は2013年6月に駅舎をピンク色に一新。ハート型のモニュメントやピンクのポストなどを設置し、“恋する乙女心”をくすぐる駅にリニューアルした。そこで、情報番組「ちちんぷいぷい」の企画「行けばわかるさ 絶景散歩」で、この駅で撮られたフォトジェニックな写真を紹介した。「私、今、恋してますよ!もうメロメロで…」と打ち明ける玉巻映美アナウンサーが取材した。

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「智頭急行」ぶらり途中下車旅

 兵庫県のJR「佐用駅」からスタートした玉巻アナ。「佐用駅」から「恋山形駅」は、兵庫・岡山・鳥取県を走る「智頭急行」で一本。54分で到着する。途中には宮本武蔵が決闘したと伝わる地や、「宮本武蔵」という名の駅もある。そこで、今回の「絶景散歩」は、「のんびり途中下車の旅」をお送りする。
 
 最初の降車駅は、「平福駅」。城下町・宿場町として栄えたこの平福の「金倉橋」のたもとで、13歳の宮本武蔵が新当流の達人・有馬喜兵衛と初決闘した地で知られる。ここで、恒例のご当地グルメを味わうために「道の駅 ひらふく」を訪れた玉巻アナは、「自然薯とろろ定食(1,400円、税込み)」を試食した。あっという間に完食し満足していたが、次の出発まで1時間30分もあったにもかかわらず、予定の列車に乗り遅れてしまった。「時間の管理まで私ですか!?」とちょっとキレ気味の様子だったが、気持ちを切り替え、ほかのご当地グルメを探すことにした。

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 佐用町には「ホルモン焼き」の店が多い。知る人ぞ知る佐用町の名物・ご当地グルメという。玉巻アナは、この道67年の歴史がある老舗店「ホルモン焼きうどん 一力」で、「ホルモン焼きうどん(ホルモン700円/うどん1玉140円、税込み)」を味わった。ホルモンがどっさり入ったボリューム満点の焼きうどんを頬張る玉巻アナは、少し前に自然薯の定食をペロリと完食したとは思えない食べっぷり。「めちゃくちゃ美味しい!味がしっかりしてる。醤油ベースの特製ダレが本当に美味しかった!」と大絶賛。彼女の表情を見ているだけでも美味しさが十分伝わった。

いよいよ"ピンク駅"へ

 次の降車駅は、当然「宮本武蔵駅」と思いきや、なんと、玉巻アナは降車せず「次はデザートとか甘い物が食べたいんですよね」と言い、「宮本武蔵駅」をスルー。「あわくら温泉駅」に降車した。しかし、食べたかった「甘い物・デザート」が無かったため、すぐに目的地の「恋山形駅」へ。駅に降り立った玉巻アナは「すごい!ピンク!とっても可愛い!なんてメルヘン!ラブリー!テーマパークみたい!」と大興奮。駅名表示板はハート型で可愛く、フェンスや業務用の電話ボックスまでもがピンクで統一されている。「地域の人と駅名を考えようということで、"恋"と"来い"をかけて『恋山形駅』になりました」と名誉駅長の最上真澄さん。昨今のSNSブームで話題となり、「ご利益がありますように」と多くの恋する乙女たちが訪れるようになったという。そして、コーナー冒頭「私、恋してますよ!」と明かしていた玉巻アナだが、実は、そのお相手とは「甥っ子」というのだ。駅で販売しているハート型絵馬(400円、税込み)に「甥っ子以上にキュンとする彼に出逢えますように」と書いた玉巻アナ。近い将来、恋の噂がでたら「ご利益あり!」と、今以上に話題の駅となるだろう。

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一枚の写真だけを頼りに玉巻映美アナウンサーが絶景スポットを目指す「行けばわかるさ 絶景散歩」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 毎週月~金 ひる1時55分)の金曜レギュラー企画として放送中。

ちちんぷいぷい「絶景散歩」公式ホームページ


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