"長いトンネルを抜けると..."雪国新潟で見つけたアートな絶景

2分でわかる!ちちんぷいぷい

2018/11/19 15:00

 「本当に綺麗なところだった!」「行って良かった!」と、SNSで話題の幻想的な1枚の絶景写真。周りの景色が鏡のように反射している不思議なトンネル。そのトンネルの先には渓谷のような景色が見える。その絶景写真は一体どこで撮られたものなのか?情報番組「ちちんぷいぷい」の企画「行けばわかるさ 絶景散歩」が取り上げ、玉巻映美アナウンサーが取材した。

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 新潟の「越後湯沢駅」から聞き込み調査を開始した玉巻アナだが、その前に「駅でスゴイものを見つけました!買ってきますね」と言い、駅構内へ。そして、数分後、戻ってきた玉巻アナが手にしていたのは彼女の顔よりも大きい黒い塊(かたまり)。超巨大な「おにぎり」だった。大爆おにぎり(2,200円、税込み)は、魚沼産コシヒカリを使用し、具材は梅干しや佃煮、明太子、鮭など20種類ある中から4種類選べる。四合もあるこのおにぎり、取材スタッフ5~6人で食べ切れないほどだったというボリューム満点の人気商品だ。

アートな渓谷

 調査を開始してすぐ、「清津峡」の写真だと判明した玉巻アナ。清津峡は、黒部渓谷(富山県)、大杉谷(三重県)とともに、日本三大渓谷の1つとして知られる。そして、幻想的な絶景写真は「清津峡渓谷トンネル」の見晴らし所で撮られたものだった。以前は普通のトンネルだったというが、トンネルの壁面にステンレスを貼り、地面には水を張って鏡のようにして、アート作品の要素が加わった。デザインしたのは、中国の建築家・馬岩松(マ・ヤンソン)氏。

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 新潟のグルメといえば、「米」「日本酒」と並び、「へぎそば」も有名だ。そこで、玉巻アナは海藻「布海苔」をつなぎにしたそばを味わうことに。訪れたそば処「中野屋」で、へぎそば(二人前1,470円、税込み)を試食した玉巻アナは、「弾力があってモチモチ!のどごしがいいですね!ツルツルと入るのでいけちゃいます」と言い、二人前の「へぎそば」をペロリと平らげた。

トンネルそのものもアート

 「清津峡渓谷トンネル」は、清津峡を安全に見られるように1996年に開通した観光トンネル。今年4月にアートの要素を取り入れたデザインに全面リニューアルした。全長750mのトンネルには四つの見晴らし所があり、話題の絶景写真は一番先にある見晴らし所から撮られたものだった。本来、薄暗く無機質なトンネル内は、幻想的にライティングされて独特な世界観を作り出している。

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そして、奥へ進み「絶景写真」が撮られた場所に到着した玉巻アナ。水面に写る渓谷とそれを映し出すステンレスのトンネルは、自然とアートが融合した絶景に、「すご-い!幻想的!万華鏡をのぞき込んでいるみたい」と大絶賛。また、トンネルの先端には靴のまま歩いて行けるため、ダイナミックな渓谷を間近で見ることができる。このほか、アート作品を兼ねて作られたドーム状のトイレは必見。"用"が無い方もちょっと見学してみては。

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一枚の写真だけを頼りにMBSの玉巻映美アナウンサーが絶景スポットを目指す「行けばわかるさ 絶景散歩」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 毎週月~金 ひる1時55分)の金曜レギュラー企画として放送中。

ちちんぷいぷい「絶景散歩」公式ホームページ

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