長崎の絶景フルーツ!?30年前のアイデア、でっかく"実を結ぶ"

2分でわかる!ちちんぷいぷい

2018/11/02 20:00

「どれも本物そっくりで可愛い!」「めちゃくちゃ可愛い!」「超オシャレ」「行ってみる価値あり!」と、インスタグラムなどのSNSで話題になっている「絶景写真」を、情報番組「ちちんぷいぷいの「行けばわかるさ 絶景散歩」企画が取り上げた。いつもは玉巻映美アナウンサーが担当しているコーナーだが、今回取材したのは元ラグビー日本代表・大畑大介。2016年にワールドラグビーから「ワールドラグビー殿堂」として表彰されたラガーマンだが、そんな彼のイメージとは少しかけ離れた「可愛い」絶景スポット探しをすることに…。

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長崎の"フルーツ街道"

 大畑が訪れたのは長崎県諫早市。目指す「絶景写真」は、まるで絵本の中から出てきたような「大きなメロン」だった。このメロンがある場所の聞き込みを開始してすぐ、「小長井町にあるバス停」と判明した大畑。バス停はメロンのほか、ミカンやイチゴ、スイカ、トマトのそれぞれ3基ありバラバラに配置しているという。また、この「メロンのバス停写真」のバックには、有明海と雲仙岳も写っていてかなり"インスタ映え"している。

諫早市は、市内を流れる本明川で昔うなぎがたくさんとれていたため、その川沿いに昔ながらのうなぎの名店が多い。そこで、大畑もうなぎ料理店の「魚荘」で「諫早名物」のうなぎを食べることに。
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諫早のうなぎは、一度白焼きにして蒸してから自家製のタレを絡めて焼き、下が空洞になっている楽焼(器)にうなぎとたっぷりのタレを入れてさらに蒸し焼きにする。器の空洞部分にお湯を入れているので食べている間、冷めないという。「諫早のうなぎ」を試食した大畑は「うわ~!ふわふわ!美味しい」と大満足。
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「フルーツバス停」は、JR長崎本線の「諫早駅」から各駅停車でおよそ30分の「小長井駅」にある。駅に降り立ってすぐにイチゴのバス停を発見した大畑は「テンション上がりますね!イチゴ、めちゃ可愛い!」と大はしゃぎ。続いて、スイカと枝付きのミカンも発見。どれも本当に可愛く、それだけを見ているとまるでテーマパークに来たような気分になる。
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 ところで、国道207号線に点在するフルーツバス停、『なぜ、ここにあるのか?』とかなり不思議だ。大畑も「何なん?何でこんなところに?」。そこで、「小長井町漁協直売所」で話を聞くと、なんと!1990年に開催された長崎旅博覧会で町おこしのために地元の特産品の果物や野菜を模ってバス停にしたというのだ。「30年くらい前に作られたものなんですよ!"インスタ映え"で、急に!大人気になったんです」と地元の人は言う。最後に大畑は、「初めはそないにテンション上がらんと思っていたけど、電車からちらっとイチゴのバス停が見えて一気にテンション上がりました!」と、かなり「フルーツバス停」の可愛さにハマっていた。なお、冬になるとメロンの上に雪が積もることがあり、さらに"インスタ映え"するというが、1つ注意して欲しいのは、「バス停」で使用しているものなので、くれぐれもルールやマナーは守って撮影を。
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一枚の写真だけを頼りにMBSの玉巻映美アナウンサーが絶景スポットを目指す「行けばわかるさ 絶景散歩」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 毎週月~金 ひる1時55分)の金曜レギュラー企画として放送中。
今回は特別に、大畑大介が旅した。

ちちんぷいぷい「絶景散歩」公式ホームページ

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