秋になると見かける真っ赤な火花のような花「彼岸花(ヒガンバナ)」。開花してから2週間ほどで花を散らしてしまうという「彼岸花」が、「真っ赤な絨毯のように咲きほこっている絶景スポット」があるということで、情報番組「ちちんぷいぷい」の金曜日企画「行けばわかるさ 絶景散歩」で玉巻映美アナウンサーが埼玉県を訪れた。
都心から約1時間の絶景スポット
玉巻アナが入手した今回の「絶景写真」は、埼玉県日高市の西部に位置する「巾着田(きんちゃくだ)」で撮影されたもの。西武電鉄池袋線「池袋駅」からおよそ40分の「高麗(こま)駅」から徒歩10分ほどの所にある「巾着田」は名前の通り、高麗本郷を流れる高麗川に囲まれているため「巾着」のような形をしている平地。長い時間をかけて「巾着」のような形になったという。その平地で、「真っ赤な絨毯のように咲きほこる絶景」を見ることができるという。
高麗と書いて"こま"
「びっくりしました!いっぱい人がいますよ!」と驚く玉巻アナ。「高麗駅」は、この絶景を見るために大勢の人で賑わっていた。「彼岸花」は、別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」といって、『巾着田 曼珠沙華』や『曼珠沙華まつり』 と大々的に書かれた看板が高麗駅前に掲げられていた。取材したこの日、玉巻アナが話を聞いた人の中には、インターネットでこの絶景スポットを知ったという香港から来た観光客もいた。海外の人も注目する、この時期だけの「高麗」の一大イベントだ。
高麗ゆかり?のグルメ
「巾着田」までの道中には、日高市特産の朝採れの栗やジャガイモなどが売られている売店が並ぶ。さらに、目的地「巾着田」は、地元の食材が使われた屋台もあり、そこで玉巻アナは「日高市B級グルメ 高麗鍋(500円、税込み)」を味わうことに。「高麗鍋」とは、約1300年前、韓国の高句麗から6000人もの人々がこの地に移住したことにちなんで、韓国の食材のキムチや高麗人参を和風の豚汁に合わせたもの。「一気に韓国です!意外に(キムチと豚汁)合いますね」と満足していた。
曼殊沙華を堪能
そして、目的の「曼珠沙華」の撮影へ。立地条件や環境が「曼珠沙華」の群生を生み出した「巾着田」には500万本の曼珠沙華が咲いている。その圧巻の美しさに「真っ赤ですよ!一面!密度が濃い。本当に絨毯みたい!」と大興奮の玉巻アナ。秋の訪れを感じることができる「曼珠沙華」を、「この目で見てみたい!」と思った方は多いと思うが、残念なことに「曼珠沙華まつり」は、9月30日で終了している。来年はぜひ、圧巻の美しさを実際に見てほしい。
一枚の写真だけを頼りに玉巻映美アナウンサーが絶景スポットを目指す「行けばわかるさ 絶景散歩」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 毎週月~金午後1時55分)の金曜企画として放送中。
一枚の写真だけを頼りに絶景を目指して玉巻映美アナウンサーがお散歩する「絶景散歩」は情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 月~金 午後1:55~)の金曜レギュラーコーナーとして放送中。