「何これ？」「教会かな？」とコメントしたのは、よゐこの有野晋哉。SNSで話題になっている「ミステリアスな絶景写真」“水中に眠る古城？”が、9月14日、情報番組「ちちんぷいぷい」の金曜企画「行けばわかるさ 絶景散歩」で取り上げられた。いつもは、玉巻映美アナウンサーが調査するのだが、今回は有野が担当。飄々としてマイペースな有野は、やはり（？）番組スタッフを振り回す。しかし、そんな有野よりも超マイペースの謎の人物が現れ大混乱に！？

秘湯にいたのは"山の神"！？

　鹿児島県「JR霧島温泉駅」から聞き込み調査を開始した有野。実際に「絶景スポット」へ行ったことがある人からの情報によると、鹿児島の北部に位置する「伊佐市」にあることが判明した。「伊佐市」へ行く道中には霧島の温泉街があるらしく、有野のリクエストで"秘湯"へ立ち寄ることに。その"秘湯"は、川全体が温泉になっていて上流近くの温泉からあふれ出した湯が川と混ざり、ちょうど良い湯加減になっているという。自然が生み出した"秘湯"に到着した有野だが、すでに先客がいた。この男性は、まるで「仙人」のような独特の風情。2匹の愛犬を連れ、大きな流木を片手に半裸状態だった。有野はこの男性のことを最初は「山の神みたい...。あのお兄さん、テレビに映ってますかね？」などと話していたが、彼とすっかり打ち解け、"秘湯"を満喫した。

黒豚をくらう

　鹿児島グルメといえば「黒豚」。そこで、有野は「霧島高原ロイヤルポーク 黒豚の館」というレストランを訪れた。この店の名物「ヒレカツサンド」（648円、税込み）は、１頭あたり１kgしかとれないヒレ肉のさらに柔らかい部分のみを厳選しているという。店の人は、一日限定3個の幻の「ヒレカツサンド」を有野のために特別に作ってくれた。「これは旨い！ソース甘めですね。衣に染みて旨い」とご機嫌に食べていた有野だったが、番組スタッフの「撮影用に1個だけ置いといてもうていいですか」の一言からご機嫌ななめに。「え～、全部（一気に）食べたいねんけど！なんで～もう～」と文句タラタラだが、有野らしい？と思える一幕だった。

いよいよ絶景が判明

　「東洋のナイアガラ」とも称される「曽木の滝」へ寄り道した有野は、そこで知り合ったガイドに「絶景スポット」についてより詳しいことを聞くと、100年以上前にできた発電所「曽木発電所遺構」と判明した。今は外側しか残っていないという。展望台からも撮影は出来るが、有野が探していた「絶景スポット」は、立ち入り禁止区域。今回は特別に許可をもらい「絶景写真」を撮影することができた有野は、「どんなキレイな写真撮っても、直（じか）の方がええな。良かった」と満足していた。

　有野が撮影した場所は「立ち入り禁止」だが、9月末までは毎週土日の午前11時と午後2時から入ることができるという。この"ミステリアスな古城"のような「発電所遺構」は例年5月から9月、ダムの水が少なるなる時期にだけ見ることができる。

一枚の写真だけを頼りに絶景を目指して玉巻映美アナウンサーがお散歩する「絶景散歩」は情報番組「ちちんぷいぷい」（MBSほか 月～金 午後1:55～）の金曜レギュラーコーナーとして放送中。今回は、よゐこ有野が旅した。
ちちんぷいぷい「絶景散歩」公式ホームページ