「絵みたい！」「キレイ～」「青さがすごい！」とSNSで話題の写真が、９月７日に放送され情報番組「ちちんぷいぷい」の金曜日企画「行けばわかるさ 絶景散歩」で紹介された。その写真とは、まるで絵画のような神秘的な「青く輝く池」の写真だ。この絶景写真が撮れるスポット探しに、玉巻映美アナウンサーが山形県を訪れた。

鳥海山が育む湧き水

山形県「JR遊佐（ゆざ）駅」で情報集めを開始した玉巻アナは、駅で「ゆざ湧水散歩」のパンフレットを入手。遊佐町は、鳥海山（標高2236m）の溶岩の層から流れる伏流水が湧き水となり、町のあちこちに湧いているという。しかし、「人が本当にいなくて...。駅前という感じがしない。人に出会うのが先なのか、湧き水を見つけるのが先なのか...」と心配するほど、ほとんど人の往来がない。10分ほど駅の周辺を歩き、先に出会ったのは湧き水「光月堂の水」だった。駅の周りには湧き水の飲める場所が14ヶ所もある。そして、ようやく出会えた地元の人から、絶景写真は「丸池様」と呼ばれる場所だという情報を入手した玉巻アナ。神秘的で神々しいため地元の人は池に"様"を付けて呼んでいるという。日の光で青く映る「丸池様」は、数年前までは地元民だけが知る神秘的な場所だったが、近年、SNSで話題となり徐々に人気スポットになっている。この「丸池様」は駅から歩いておよそ30分。その前に、玉巻アナは国道沿いにある「道の駅ふらっと」で腹ごしらえすることにした。

東北のグルメ三昧

　「道の駅ふらっと」では、山形県名物の「玉こんにゃく（100円、税込み）」や、海の幸「ハマグリ串（500円、税込み）」、「銀カレイ焼（430円、税込み）」などを試食。さらに、この土地はラーメンもオススメとの情報を入手した玉巻アナは、ラーメン店「サンセット十六羅漢」で「とび魚ラーメン（600円、税込み）」も味わう。「魚介の香りが凄い！ベースはしょう油だけど、魚の出汁がきいて深い味わいになっています。麺は縮れ麺なので出汁とよく絡みます！」と大満足の玉巻アナだった。

鳥海山に来たからには...

　日本百名山の１つ「鳥海山」のふもとにある「丸池様」へ向かう道中、畑の中にぽつんと佇むオシャレな建物を見つけた玉巻アナ。そこは景色を眺めながら絵や食器が楽しめる「ギャラリー＆ティールーム」の店だった。店の窓から一望できる「鳥海山」は圧巻。ぜひ1度はこの目で見てほしい景色だ。

　「丸池様」は、鳥海山からの湧き水だけでできた自噴池。そのため、池の底から水が湧き出る様子がみられる。また、水の色は、時間帯と日の光のあたり加減で違う色に見えるという。訪れる時間によって"水の表情"が変化する池なのだ。写真を撮影した玉巻アナは「ここだけ特別な空気感が漂っています。鳥肌が立ちます。パワースポットじゃないですが不思議なエネルギーを感じます」。

一枚の写真だけを頼りに絶景を目指して玉巻映美アナウンサーがお散歩する「絶景散歩」は情報番組「ちちんぷいぷい」（MBSほか 月～金 午後1:55～）の金曜レギュラーコーナーとして放送中。
ちちんぷいぷい「絶景散歩」公式ホームページ