「見た目は洋梨、でもお味は…」話題の“あるケーキ”が、８月２８日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」の火曜企画「とっておきスイーツ」で取り上げられた。リポーター・三戸なつめが、まさしく「見た目を裏切るケーキ」の取材に大阪の京阪電鉄「京橋駅」の「京阪モール本館１階」にある洋菓子店「フジフランス」を訪れた。
今回の取材場所「フジフランス」は、昨年も取材に訪れていて二回目の来店となる三戸。「いろんな色がありますね！りんごとかみかんとか...。めっちゃリアル！」という店内は、"インスタ映え"するフォトジェニックなケーキであふれている。三戸が「めっちゃリアル！」といった、りんごの形をしたケーキ「フランボワーズ味の約束のりんご（580円、税込み）」や、「マンゴー味のゲストのみかん（580円、税込み）」は、リアルな見た目と、中の味とのギャップが楽しめる人気の商品。「それも食べてみたいですけど...。私は今回、"洋梨"が気になります！」と、三戸が気になる商品は「真夜中の洋梨（580円、税込み）」といって、今年5月から販売されたケーキ。すぐに大人気となったため定番商品に昇格したという。「実は、『洋梨』も全然、中の味が違うんですよ。すごく意外なモノになっています」と店員。その中の意外な味とは...？
洋梨は、あくまで"脇役"
「私が入れたいなと思ったのは、バナナ！」と予想する三戸だが、答えはハズレ。味の大部分をしめているのは「紅茶」。香り高い「アールグレイ」を使用しているという。三戸が「洋梨のケーキなのになんで洋梨を使わなかったの？」とパティシエに質問すると「洋梨が脇役なのは、社長が『見た目通りのケーキよりも、意外な驚きのあるケーキを作ってみよか』と言ったことから始まったんです」と。さらに「アールグレイのベルガモットの爽やかな香りがすごく女性らしくて。洋梨のフルーティーなところが紅茶との相性がいいと思って『洋梨と紅茶』を合わせてみました」と明かす。
紅茶が、味を決める！！
ケーキの中心部には、アクセントとなるブルーベリーとカシスのピューレに少量の洋梨の果肉が入っていて、そのまわりは、口どけがよく濃厚な「紅茶風味のバタークリーム」、紅茶の味と風味をギュッと凝縮させた「紅茶クリーム」の２層仕立てになっている。そして、表面は、"洋梨"のリアルさを出すためにチョコレートでつぶつぶをつけて、より"洋梨"に近づける。仕上げは、グリーンのつや出しをかけて出来上がり。
試食した三戸は「全然、洋梨じゃない！思っていたより紅茶がすごい。紅茶のクリームがめちゃくちゃオシャレ！幸せ～。中のカシスソースがとろっとしてて、クリームと混ざって美味しい！」と満足していた。
「とっておきスイーツ」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 月～金 午後1:55～)の火曜日に放送している人気企画。三戸なつめ＆近藤夏子が、スマホなどで思わず撮っておきたくなるような、"とっておきのスイーツ"を紹介している。
