2月23日放送の「プレバト！！」俳句査定は、中学2年生・寺田心が俳句初挑戦！FUJIWARA藤本敏史が史上5人目の永世名人に昇格するなど、それぞれが新たな一歩を踏み出した。一方、句集完成まであと一句と迫った梅沢富美男の命運やいかに!?
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現役中学生の寺田心くんに夏井先生「ここまでできたら大したもの」
お題は日本人の心「富士山」で、眼下には横浜の街が広がる風景。インディアンス・きむ、演歌界のニュースター・新浜レオン、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でブレイクした中国武術女優・山本千尋、そして寺田心と、俳句初心者がそろった。
査定の結果"才能アリ1位"に輝いたのは、中華街と中国武術の取り合わせで挑んだ山本。句の出来映えに加え、夏井先生が「ひょっとして(『鎌倉殿の13人』の)殺し屋のお嬢さん!?わぁ！こんなにかわいい人だったのね！」と、いつになく大はしゃぎする一幕も。現役中学生の心くんは、ほのぼのとした日常の一コマを詠んだ。
＜凡人2位＞
山笑う白髪の父と観覧車 寺田心
「久しぶりにお父さんと観覧車に乗って。『お父さんも白髪が増えたな』と思った一方で、『今も昔も春の山は楽しげだな』と感じた様子です」
作者を知らされていなかった夏井先生は、"白髪の父"をかなり年配の人物と読んだよう。「作者がこんなにお若いわけですからそんなに年配のおじいちゃんではない。何か言葉を足さないといけません。『山笑う』という明るい季語だけでは少々無理が出てきます」と鮮やかに添削。
＜添削後＞
観覧車の春よ白髪の増えた父
"増えた"の一語で「気づいてみたらお父さんも白髪が増えたなぁ...」という気配を漂わせた夏井先生。添削はしたものの「中学2年生でここまでできたら大したものですよ。楽しみにいたします」と、若きホープの今後に期待を寄せた。
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昇格or降格は意図しだい！フジモン「え、ちょ、マジすか!?」
ワンランク上の査定では、永世名人目前の名人10段・藤本、フルーツポンチ村上健志と梅沢の「永世名人のお手本」が登場した。
＜1つ前進 史上5人目の永世名人に昇格＞
春の山ひつじに空の名を与へ 藤本敏史
「春の山にある牧場で羊の赤ちゃんが生まれて、その時パッと空をみたらすごくキレイだったんで空の名前を付けた、っていう句です」
梅沢からも「フジモンらしいなぁ！かわいらしくてほのぼのとして」の声が上がった一句。すると、藤本の解説を聞いた夏井先生は、進行の清水麻椰アナに「"Ａ"を渡して」とさりげなく指示。なんと、藤本の意図しだいで永世名人昇格か否かが判断されるという。
「え、ちょ、マジすか!?」と動揺する藤本...
だが結果は＜1つ前進＞で、藤本は「長かった～！」と思わずホッ。夏井先生からは、羊の名前として"空"にちなんだいろいろな言葉を想像させる『名を与へ』のフレーズが「この句の一番いいところ」と高い評価を受けた。
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誓ったばかりなのに...すぐキレる梅沢富美男に浜田雅功「沸点低いな～」
ここまで7回中6回が掲載と快進撃中の村上も、今回は＜ボツ＞で小休止。最後は句集完成まであと1句の梅沢。「今日が最後だと思ってます。自信？もちろんあります！」と、今回も気合十分！
＜ボツ 残り1句＞
沸点の富士に近づく暮れの春 梅沢富美男
「富士山では、地上よりもお湯の沸きが早いんです。年をとってくると我慢がきかなくなってすぐに私みたいにキレる。それを思い出して、『年をとったんだからそんなことではダメだぞ』という思いを詠ませていただきました」
だが査定は今回もボツで、夏井先生の評価は「詰め込みすぎ」。「"暮れの春"とか気取ってる場合じゃない。正直に書けばいいんです」と赤マジックを走らせ"富士"も"暮れ"もざっくりカット。すると、梅沢の思いを映した句が現れた。
＜添削後＞
沸点の低き怒りや老いの春
夏井先生が「自分を真っすぐ見つめることが大事なんです」と涼しい顔で指摘すると、梅沢は「いい加減にしろよ！」とプンプン。そんな梅沢に浜田は「沸点低いな～」とツッコみ、スタジオを沸かせていた。
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次回は春のタイトル戦【春光戦】Aブロック！お題は...「卒業」
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛！才能ナシなら容赦なく酷評！浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト！！』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/
