MBS 毎日放送

2021年09月13日 13時00分 公開

金秋戦予選、立川志らくの"首つりの家"句をめぐりスタジオ騒然

9月9日放送の「プレバト!!」俳句査定は、秋の俳句タイトル戦「金秋戦」予選が行われ、Aブロック1位の中田喜子、Bブロック1位のFUJIWARA・藤本敏史が決勝進出を決めた。Bブロックは立川志らくが“首つりの家”句で惜しくも“2位補欠”となったが、夏井いつき先生はセザンヌの絵に発想を飛ばした破調句を「こんな難しいことをよくまとめられた!」と高く評価。敗者復活の可能性もあり、警戒するシードの東国原英夫は「もし決勝で五七五の定型句を詠んできたら怖い。今のままの破調なら負ける気がしない」。しかし、志らくは「そうやって五七五に誘導して、負けさせようとしている」と陰謀を見抜き、スタジオは大爆笑。策略がバレた東国原は視線をそらしまくっていた。

Aブロック1位は中田喜子、夏井先生も大絶賛「思い切ってやった技が1本決まった!」

名人・特待生が頂点を争う秋の俳句タイトル戦「金秋戦」がついに開幕。シード権を持つ永世名人の梅沢富美男、東国原英夫、名人10段のフルーツポンチ・村上健志、春のタイトル戦王者のKis-My-Ft2・横尾渉、昨秋の王者・千原ジュニアの5人が待ち構える決勝に進めるのは、予選A・B・Cブロックの各1位通過者3人と2位の中の優秀者2人の計5人のみ。決勝進出をかけた過酷な予選に15人の名人・特待生が挑む。

今回はA・Bブロックの予選が行われ、Aブロックは「スポーツの秋」をお題に、中田喜子(名人5段)、森口瑤子(初段)、岩永徹也(特待生1級)、パックン(2級)、春風亭昇吉(5級)が参戦。

【Aブロック俳句のお題】
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中田が「とにかく森口さんには勝つ。絶対決勝に進出する!」と並々ならぬ気合を見せれば、森口も「憧れの中田さんではありますが、負けません!」と一歩も譲らず。予選を見守るシードの東国原は「誰が勝ってもおかしくない。俳句戦国時代に入りましたよ。一発逆転もありますから、誰が出てきても怖い」と予測不能な戦いをあおった。

まず"2位補欠"が発表され、森口が「座り込むアンカーの目に秋夕焼」で惜しくも敗者復活に回ることに。その後、昇吉が"4位"、パックンが"5位"で予選敗退。最後は泣きそうな顔で「勝たせてください...」と懇願する喜怒哀楽マダム・中田、「1位を狙えるチャンス。中田さんの悔しい顔が見たい」と強気な岩永の争いに。

<Aブロック1位 決勝進出>
しぶき上げ復活の秋ひとりじめ
              中田喜子

「水泳選手が体を痛めて、大会に久しく出ていなかったんですね。やっと克服して、大会に出られて、表彰台に乗れた。そういう俳句です」

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1位を告げられた中田は「ふっふっふ! うれしい!」と満面の笑み。"3位"で予選敗退となった岩永はガックリ。夏井先生は「"しぶき上げ"で水の動きが出ていますね。そして、"復活"などの抽象的な言葉は俳句では使いこなすのが難しいのですが、"復活の秋"までくると、やっぱり水泳選手かしらと思います。困難、壁を乗り越えたんだろうなと。でも逆に着地が難しいのですが、それを"ひとりじめ"と思い切って言い放ちましたね。17音で表現するのは本当に難しいことをあえてやった。思い切ってやった技が1本決まった!」と大絶賛。うれしい中田は何度も笑顔を振りまいていた。

立川志らくが東国原が仕掛けた"陰謀"見抜く、「誘導して負けさせようとしている」

Bブロックは「食欲の秋」をお題に、FUJIWARA・藤本敏史(名人10段)、立川志らく(4段)、三遊亭円楽(初段)、筒井真理子(特待生3級)、パンサー・向井慧(5級)が激突。

【Bブロック俳句のお題】
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フジモンが「いいブロックに入れていただき、ありがとうございます! 1位が獲りやすいかな」と余裕をかますと、向井は「フジモンさんは抽選会の時から『向井こい!』と言っていた。向井だったら勝てるみたいな。うちの親父がすごい怒ってました。向井家が怒っている! フジモンさんには勝ちたい」と怒り心頭。一方、志らくは「フジモン以外に強敵はいない。2位以下はないでしょう」、円楽も「これを覆せば、俺も大したもんでしょう」と落語家2人もバチバチと火花を散らし合う異様な雰囲気に。

しかし、向井はBブロック最下位の"5位"で早々に撃沈。その後、筒井が"4位"、円楽が"3位"で敗退。最後はフジモンと志らく、名人同士の一騎打ちになった。

<Bブロック2位 補欠>
≪首つりの家≫には林檎(りんご)は無いのか
                    立川志らく

「ドキリとするかもしれないが、首つりをするような因縁のある家には華やかなリンゴはないだろうと詠んでもいいけど、カッコをつけているのはセザンヌの作品に『首吊りの家』というのがあるんです。若い時に展覧会に言ったら、林檎の絵が有名だけど、いきなり『首吊りの家』が飾ってあって。林檎はないんだと思った記憶を詠みました」

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おどろおどろしい句にスタジオは一瞬静まり返ったが、東国原は「志らくさんらしいね。やはり自由律というか破調というか、定型を外してます。勝負する姿勢が好きですね」。夏井先生は「一行詩のような作品。"首つりの家"がセザンヌの作品だと知っている人は作者の思い通りの読みになります。大事なポイントはセザンヌだと思わなかった人たちがどういう読みをするか。そこが評価の大きな分かれ目になります」と解説。

「首つりがあった家には誹謗や中傷、同情の目が当然あります。そして、その家には幸せの象徴のような赤い林檎はないのか? と展開しています。"林檎"は季語というよりも比喩、象徴としてある。最終的にセザンヌを知っていても知らなくても、同じ読みに寄ってきます。ですから作品として成功しています。こんな難しいことをよくまとめられた!」と絶賛し、もちろん添削なし。

決勝進出の可能性が残る志らくを警戒する東国原は「もし決勝で五七五の定型句を詠んできたら怖い。今のままの破調なら負ける気がしない」。しかし、志らくは「そうやって五七五に誘導して、負けさせようとしている」と"陰謀"を見抜き、スタジオは大爆笑。策略がバレた東国原は視線をそらしまくっていた。

"1位"で決勝進出を決めたのは「魚群探知機朝寒のがなり声」と詠んだフジモン。見事な俳句に、志らくは「うまいな」と負けを認めたが、「どうして、この人からこんな俳句が出るのか不思議でしょうがない」と嫌味も。勝ったフジモンは中田の俳句を引き合いに「最近調子悪かったんで。"復活の秋ひとりじめ"かな」と高らかに勝利を宣言した。

この結果、A・Bブロックからは中田、フジモンが決勝進出を決め、"補欠"の森口と志らくはCブロック2位と敗者復活をかけて争うことになった。

     ◇

次回のプレバトは、金秋戦予選Cブロックでキスマイ千賀・北山が激突!ついに金秋戦決勝の顔ぶれが出揃う大事な一戦!果たして決勝進出を果たすのは誰!?さらにバナナアート査定もお届け!
【Cブロック】Kis-My-Ft2・千賀健永(4段)、ミッツ・マングローブ(2段)、松岡充(2級)、Kis-My-Ft2・北山宏光(3級)、馬場典子(4級)

【金秋戦Cブロック俳句のお題】
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16日(木)よる7時から お楽しみに~! 【動画はこちら】

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