梅沢富美男の"韓国人女性との恋"句に夏井先生がニヤニヤ「そんな悲恋してたの?」

もう一度楽しむプレバト

2021/05/17 13:00

5月13日放送の「プレバト!!」俳句査定は、永世名人・梅沢富美男が「若き日の韓国人女性との恋」を詠んだ“白いハイヒール”句を披露。査定はボツだったが、夏井先生は「そんな悲恋してたの?」とニヤニヤ。さらに、MCの浜田雅功から「あれも句にしてくださいよ。沖縄の空港で。台風で飛行機が飛ばないってニュースにお姉ちゃんと映っちゃったやつ」と余計な過去も暴露され、梅沢は「もう家庭は円満なので…」としどろもどろになっていた。

今回は「シューズ売り場」をお題に、特待生昇格試験に名人6段のKis-My-Ft2 横尾渉、句集出版を目指す永世名人の梅沢富美男が登場。

20210517085307-cd3ca2af01360fd92cc60552bcd57698921eac3d.jpg

「あれも俳句にしてくださいよ」浜田雅功の暴露で梅沢富美男がしどろもどろ

2人は偶然にも夏の季語"白靴"から発想を飛ばし、横尾は「披露宴白靴のスタッズ眩し」で惜しくも"現状維持"。一方、梅沢は「若い時のことをふと思い出して」と若き日の悲恋を詠んだ"白いハイヒール"句を披露した。

<ボツ 残り20句>
帰国の日アガシの白いハイヒール
             梅沢富美男

「"アガシ"って韓国語でお嬢さんのことですが、若い時にソウルに遊びに行って、たまたまデパートの店員さんとお付き合いをするチャンスがありまして。何度も会いに行ったのですが、最後にハイヒールをプレゼントしたんです。韓国では靴をプレゼントするのはお別れの印だそうで。日本に帰る時に、彼女が泣きながらハイヒールを履いて見送りに来てくれたんです」

梅沢は「本当は"白靴"が季語なんだけど、どうしてもハイヒールにしたかった。そこがどうなるか」とこだわりをにじませたが、"ボツ"査定を覚悟していたようで「まあボツだよね...」。

俳人・夏井いつき先生は「17音の俳句でドラマを書こうとするのは なかなか難しいけどチャレンジしている」と評価しつつ、「白いハイヒールを季語として捉えられるかという問題よりも、もっと大きな問題がある。それはこの"帰国"が晴れやかなのか、切ないものなのか。そのヒントが書いてないんです」と指摘。さらに、「おっちゃん(梅沢)の話を聞いて、なおさら思いました。そんな悲恋してたの?」とニヤニヤしながら驚くと、梅沢は恥ずかしそうに「大きなお世話だよ!」。

<添削後>
帰国の日アガシの白靴悲し

先生は「ハイヒールを捨てましょう! "白靴"ってちゃんと書いて」と梅沢のこだわりをバッサリ切り捨てて添削に着手。「最後の3音は"悲し"とストレートでもいい。もし晴れやかな帰国なら"眩し"でもいい。この3音を無視してはいかんよ!」

梅沢は「はい、すみませんでしたね...」と渋々納得。これで終わりかと思ったところで、MCの浜田雅功から「あれも俳句にしてくださいよ。沖縄の空港で...」と余計なツッコミを受け、梅沢は歯切れが悪そうに「もう家庭は円満なので...。確かに沖縄でね...」。最後は浜田が「台風で飛行機が飛ばないってニュースにお姉ちゃんと映っちゃったやつ」とすべてを暴露し、スタジオは大爆笑に包まれた。

20210517091742-1f11d9ec6c554dc6ae3433332344c2ff66156156.jpg

ぼる塾・田辺が"才能アリ1位"獲得で「まあねぇ!」連発

ランキング戦には、歳時記に自身の俳句が掲載された的場浩司、過去4回"才能アリ"を獲得している高田万由子、ぼる塾・田辺智加、本田望結、初登場の俳優・小宮璃央の5人が参戦。

まず、高田が"凡人3位"。その後も本田が"凡人2位"、的場が"凡人4位"に終わり、特待生候補が次々と脱落する意外な展開に。最後は戦隊ヒーロー・キラメイジャーでブレイクした初登場の小宮、前回は"才能ナシ"だった田辺が激突。

<才能アリ1位>
泥靴や頑張る君の夏近し
           ぼる塾 田辺智加

「高校生の時、教室からグラウンドにいる好きな彼のことを見ていたんです。そうしたら彼の靴は泥だらけなんです。それで、もうすぐ夏の大会が近いんだな。頑張れって」

20210517090849-118ea83bcb0d47c7a6002cd147aa9595c0d36c66.jpg

軍配が上がったのは、淡い恋心を詠んだ田辺。ぼる塾のメンバー・あんりは「田辺さんの才能を見たの初めて!」、永世名人・梅沢も「こんないい句が書けるんだ?」と驚くと、田辺は持ちネタの「まあねぇ!」を連発して得意げな表情に。

夏井先生は「ちょっと難しい型を使っているんですよ。上五に名詞を置いて"や"で詠嘆・強調し、残りのフレーズに季語を入れる。成功しているのを褒めたいのですが、作者が(田辺だと)分かって、うっかり成功することもあるんだって」とまぐれ当たりを疑ったが、田辺が「先生の本(『世界一わかりやすい俳句の授業』)を買わせていただいたので。それを参考にして」と告白すると、先生は「毎度あり!」「私、その中でこの型も解説してた!」と上機嫌に。

「"頑張る君"は普通に使うとうまく行きにくいフレーズですが、しっかり"夏近し"という季語に託している。"君"は恋愛対象かもしれないし、ひょっとしたら教師が困難を乗り越えた生徒を温かい目で見ているのかもしれない。そして、季語の力で甲子園やインターハイかなって思わせている。いい季語を選びました」。

あんりが「先生の本って本当にすごいんですね!」と感動すると、先生はピースサインでうれしそうにしていた。

     ◇

さて、次回のプレバトは北乃きいとダイアンが番組初登場! 
俳句査定ではA.B.C-Z・塚田僚一が自信満々の一句を披露!
消しゴムはんこ査定で衝撃の問題作が!?

次回の俳句のお題は・・・
20210517092750-f8cd724117a1793c5399844ccb257c734a72fc4e.jpg

20日(木)よる7時から お楽しみに~! 【動画はこちら】

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook