MBS 毎日放送

2021年01月20日 12時00分 公開

森口瑤子が初のプレバト俳句女王、16人抜きの下克上で快挙達成

1月14日放送の「プレバト!!3時間SP」で冬の俳句タイトル戦「冬麗戦2021」が開催され、女優の森口瑤子が優勝し、女性初のタイトル王者に輝いた。今回は昨年詠まれた全314句の中から俳人・夏井いつき先生が選んだトップ10句の作者が激突。特待生で唯一出場した森口は、子どもの頃のゴム鉄砲遊びをオノマトペで詠んだ一句を披露。終わってみれば永世名人の梅沢富美男ら上位16人抜きの下克上の快挙を達成した。夏井先生も「あなたが作者だと分かってびっくり。素晴らしいです!」と大絶賛だった。

歳時記掲載のフルポン村上が惜しくも2位、夏井先生が絶賛「この人は本物になる!」

今回は、昨年番組で詠まれた全314句の中から俳人・夏井いつき先生が選んだトップ10句の作者が出場できる新ルールのもとで冬の俳句タイトル戦「冬麗戦2021」を開催。選ばれた梅沢富美男(永世名人)、東国原英夫(名人10段)、FUJIWARA 藤本敏史(10段)、フルーツポンチ 村上健志(10段)、Kis-My-Ft2 横尾渉(6段)、中田喜子(5段)、立川志らく(3段)、千原ジュニア(2段)、Kis-My-Ft2 千賀健永(2段)、森口瑤子(特待生3級)の10人が、「輪ゴム」をお題に激突した。

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まず、前回の冬麗戦王者・キスマイ横尾が9位に沈む大波乱の幕開けでスタート。その後、季語の例句などが載る「歳時記」にフルポン村上、的場浩司、光浦靖子の3人が掲載されたことが発表され、村上は「ええっ? すごい!」とびっくり仰天。ジュニアは「でも村上はタレント名鑑には載っていないでしょ?」といじったが、夏井先生は「村上さんにとって本当に喜ばしい、素晴らしいこと」「俳句を詠む人は一生に一句でいいから掲載されたいと思う」と褒めたたえた。その村上が再びスタジオを沸かせることに。

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<第2位>
一月やゴム動力のプロペラ機
           フルーツポンチ 村上健志

「シンプルに"一月"があって、ゴム動力のプロペラ機の映像だけなんですけど。一年の始まりである一月の中に、エネルギーと動きがむき出しのプロペラ機が飛んでいるのに思いをはせるのは、すごく詩があると思って」

惜しくも1位を逃した村上は悔しがりつつも「うれしいっちゃ、うれしい」と結果に満足していたが、フジモンから「これ一月じゃなくてもいいんじゃないの? 二月でも五月でも」と難癖をつけられ、「これは一月! 俺の俳句なんですけど」と大激論に。

夏井先生は「そこは大事な議論の点ですね。4音の月は6つありますが、月によって"プロペラ機"が他の意味を持つので、"一月"を自信を持って選ぶことが作者の一番大事な決断なんです」と解説。そして、「読んだ瞬間に新年の気配を含んだ一月の空へ向かって、ゴムを巻く指の感触とかをちゃんと思い浮かべる。この人はここから本物になりますよ!」と絶賛すると、村上は「いやあ本物間近です」と調子に乗りまくっていた。

タイトル争いから脱落の梅沢富美男、不貞腐れ「別に...」発言

続いて、フジモンが8位、東国原が3位、ジュニアが7位、千賀が6位となり、過去のタイトル王者が立て続けに脱落。残る4人の中で優勝経験者は梅沢のみという衝撃の展開に。


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<第4位>
鏡越しロット巻く手や春隣
           梅沢富美男

「私の行っている理容室で女性の方がパーマをかけていて、その時に(理容師の)手首に輪ゴムがあって素早くロットを巻いているんです。完成するときれいなウエーブがかかって、女性が喜んでいる姿を鏡越しに見て、ああもうすぐ春が来るんだな」

優勝を確信し、余裕の笑みを浮かべていた梅沢だったが、まさかの4位に表情が固まったまま。しばらく無言で不気味な静けさを保っていたが、順位の席に着くなり「今、ドンと視聴率が落ちましたよ!」と不満を爆発。夏井先生は「気持ちのいいところに目を付けましたね。キーワードの"鏡""ロット"に"春隣"という季語を取り合わせてきた判断は良いと思います。強調の"や"があることで、手の動きも具体的に見えてきます」と評価したが、「問題点はたった一つ。"鏡越し"です。かすかに説明臭い。"越し"と言わなくても鏡に映っているのは分かるんです」と指摘。

<添削後>
ロット巻く手や春近き日の鏡

「まず"ロット巻く手"のアップから行った方が絶対にいい。"春隣"とほぼ同じ意味の"春近き"を用いて"鏡"で着地させます。そうすると最後に鏡に春の近い光が集まってきますね。映像を持たない季語もちゃんと映像になるんです」。

劇的添削にぐうの音も出ない梅沢は「何でそんなに直すの?」と不貞腐れてしまい、優勝予想を聞かれても「私にトークをさせるんですか? 興味がない」。あまりのやる気のなさを注意されても、「別に...」。かつて話題となった騒動を彷彿とさせる発言に、ジュニアが「うわ!8年越しの『別に』や!」とツッコミを入れる一幕も。

"しゅぱんしゅぱん"句で森口瑤子がプレバト初の俳句女王

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最後は誰が1位になっても初優勝という戦いとなり、まず中田が5位で脱落。そして、最下位に沈んだのは志らく、1位に輝いたのは唯一の特待生・森口だった。

<第1位>
風花へしゅぱんしゅぱんとゴム鉄ぽう
                森口瑤子

「小さい頃、割りばしで作ったゴム鉄砲でよく遊んでいたのですが、お家でいろんな人に撃っていると『外に出なさい!』と言われ、外に出た時にチラチラ降っている雪を標的に撃っていたのを詠みました」

まさかの優勝に森口は「ええっ?」と驚いていたが、2位のフルポン村上は「僕より一歩勝っている」と素直に敗北を認め、やる気を失っていた梅沢も「これは面白い!」と前のめりに。夏井先生も「シンプルで映像も浮かぶ句が、やはり読んでいて気持ちがいいですね」と森口の傑作句を大絶賛した。

先生は「"風花"というのは冬晴れの日に飛んでくる雪片ですね。風花に向かって何かが動いているけど、 "しゅぱんしゅぱん"というオノマトペだけ。一体何だろうと、さらに興味を持つと"ゴム鉄ぽう"。軽やかなオノマトペが、風花とゴム鉄砲の感触とを上手に繋いでいる」と解説し、「あなたが作者だと分かってびっくり。素晴らしいです!」と褒めたたえた。

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今回、森口は自身より階級上位の7人を抑えてタイトル戦に出場し、優勝経験者ら名人9人を撃破。終わってみれば16人抜きの下克上を成し遂げ、しかも女性初の優勝という快挙。万来の拍手が巻き起こる中、俳句女王となった森口は満面の笑みで喜びを噛み締めていた。

<冬麗戦2021 決勝 結果発表>
第1位 森口瑤子
第2位 村上健志(フルーツポンチ)
第3位 東国原英夫
第4位 梅沢富美男
第5位 中田喜子
第6位 千賀健永(Kis-My-Ft2)
第7位 千原ジュニア
第8位 藤本敏史(FUJIWARA)
第9位 横尾渉(Kis-My-Ft2)
最下位 立川志らく

     ◇

さて、次回のプレバトは俳句・水彩画の名人・特待生を一斉査定!昇格するのは誰!?
俳句のお題は・・・
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21日(木)よる7時から お楽しみに~! 【動画はこちら】

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