12月17日放送の「プレバト！！」俳句査定は、「子どもたちに『ママ絶対に１位獲って』と言われて来ている」という小倉優子が話題の“鬼滅の刃”で一句を披露。しかし、夏井いつき先生は「痛恨の凡ミス」があったと指摘。さらに東国原英夫に「発想が平凡」と失笑され、まさかの最下位となった小倉はヘコみまくりだった。
小倉優子がまさかの最下位にヘコみまくり
今回は「プレゼント」をお題に、ランキング戦に初登場の大食い女王・菅原初代、フリーアナウンサーの本仮屋リイナに加え、かまいたち・山内健司、NEWS・加藤シゲアキ、小倉優子、升毅の６人が参戦。
まず升が"凡人３位"、菅原が"凡人４位"、山内が"凡人５位"にランクイン。そして、小説家としても活躍する加藤が「セロファンのかりかりと鳴る冬の朝」で"才能アリ２位"となり、初登場の本仮屋と過去に"才能アリ"も"才能ナシ"も獲得している小倉の一騎打ちに。
本仮屋が「（５位の）山内さんよりは上だと思う」と手ごたえを明かすと、小倉も「子どもたちに『ママ絶対に１位獲って』と言われて来ている」と絶対に負けられない戦いをアピール。しかし、"才能アリ１位"に輝いたのは「風の子を見守る我ら着膨れ隊」と詠んだ本仮屋だった。
＜凡人最下位＞
クリスマス鬼滅の柄のプレゼント
小倉優子
「『鬼滅の刃』が今すごく流行っている。クリスマスプレゼントは鬼滅の柄（市松模様）の包装紙。開ける前から、すごくテンションが上がるという句を詠んだんです」
話題の"鬼滅"を詠んだのに、まさかの最下位。追い打ちをかけるように名人10段の東国原英夫から「発想が平凡！」と失笑され、落ち込みまくる小倉。俳人・夏井いつき先生は「気づいてくださいよ。痛恨の凡ミスですね。プレゼント？」と苦笑い。「ここにプレゼントの中身を書くんですよ」。
＜添削後＞
クリスマス鬼滅の柄のペンケース（バスタオルなど）
先生は「ペンケースとかバスタオルとか５音になることを書いたら、お隣（５位の山内）よりはるか上でしたよ」と励ましたが、その山内から「プレゼントという言葉がいらないのは僕でも分かりました」と言われると小倉は「ええっ...」と肩を落とした。
東国原英夫の句に、かまいたち・山内「全くピンとこない」
特待生昇格試験には「永世名人への道」に挑む名人10段・東国原英夫、「富美男のお手本」で句集出版を目指す梅沢富美男が登場。
＜１つ前進 ☆４つ＞
ほしかもんはなかジャングルジム冷たし
東国原英夫
「子どもの頃『クリスマスプレゼントは何が欲しい？』と親に言われたんだけど、裕福じゃなかったので。負担をかけたくなくて、欲しい物はあったけど、『欲しかもんはなか』って。強がりというか、やせ我慢して公園のジャングルジムに登ったら鉄が冷たいんですよね。その冷たさが心に染みたんですよ」
同じく貧しい幼少期を過ごした梅沢は「分かりますよ！ これは星来ましたよ」と大絶賛。一方、かまいたち・山内は「裕福に育ったんで、全くピンとこない。欲しいもの買ってもらってたんで」と突き放し、無神経な発言に東国原は「腹立つな...」。
しかし、査定は「１つ前進」。永世名人にリーチをかけた東国原は、顔をくしゃくしゃにしてガッツポーズ。夏井先生は「お題のプレゼントの写真から、欲しい物はないという方向に発想を持ってくることができる。この作家（東国原）の力だなと改めて思いました」と大絶賛。
「ジャングルジムですよ。遊具は他にもいろいろあるけど、大きな違いは高い所にじっといられるということ。寂しさ、孤独と相性がいいですね。"冷たし"という季語も、冬の風の冷たさ、金属の冷たさを皮膚で生々しく伝えますね。いい句です！」。先生のお褒めの言葉に東国原は深々と一礼していた。
その後、梅沢も「妻よりと楽屋見舞いの加湿器来」で掲載決定を勝ち取り、プレバトの２トップがそろってうれしい前進となった。
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さて、次回のプレバトは・・・
おかげさまで放送300回！これまで紹介してきた夏井先生が劇的に手直ししてきた作品を使って2択クイズ！
"才能アリ！"の句を当てることはできるか...！？名句がおさらいできる特別編をお届けします！
24日（木）よる7時から お楽しみに～！ 【動画はこちら】
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