MBS 毎日放送

2020年08月19日 12時00分 公開

梅沢富美男が新境地、「フジモンの賞金半分あげて!」夏井先生が称賛の言葉を連発

8月13日放送の「プレバト!!俳句の名人・特待生 昇格降格査定」で、永世名人・梅沢富美男が朝焼けを“痣(あざ)”に例えた名句を披露。夏井いつき先生から「新境地を切り拓いた」「タイトル戦だったらダントツで優勝」「フジモンの賞金を半分あげて」と最大級の言葉で絶賛され、新たな試練・俳句集の完成に向けて一歩前進した。

森口瑤子のミステリー句を夏井先生が絶賛「センスありますよ!」

今回は「俳句の名人・特待生 昇格降格査定」が行われ、「本棚」をお題に特待生4級の森口瑤子、名人10段のFUJIWARA藤本敏史、傑作50句を集めた俳句集の出版を目指す永世名人・梅沢富美男が参戦。ハイレベルな傑作句が次々と誕生した。

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<1ランク昇格 特待生4級→3級>
謎解きの頁(ページ)に蜘蛛は果ててゐる
          森口瑤子

「本棚の整理をしていて、古いミステリー小説をパラパラと開いたら、細長いクモが押し花のようにペッタリと引っ付いていて。おっ...と思いながら、そのまま閉じたんですけど」

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ミステリーを感じさせる森口の一句に梅沢は「素晴らしい! これは(1ランク昇格)行ったでしょう。中七(頁に蜘蛛は)がたまらないね」と太鼓判を押すと、森口は「うれしい! 私、梅沢さんに初めて褒めていただきました」と笑顔に。

俳人・夏井いつき先生の査定も、梅沢の予想通り「1ランク昇格」。「とても良かった。頭の"謎解きの頁"で読んでいるのが、推理小説に違いないと分かります。言葉の経済効率が非常にうまい。それから、場所を示す助詞"に"でクローズアップの映像になるわけです。"蜘蛛は"逃げたのか? どういう状況なのかと、"は"の強調によって興味を持ったら、"果ててゐる"。淡々とした描写がいいですね!」と絶賛し、「あなたはセンスありますよ!」と褒めちぎっていた。

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「私を試すのは10年早い!」夏井先生の一喝にフジモンが苦笑い

続いて、夏のタイトル戦を制した勢いで「永世名人への道」に挑むフジモンが、あえての字余り句で勝負をかけた。

<1つ前進 ☆ゼロ→☆1つ>
扇風機首振りゆっくりトーベヤンソン
      FUJIWARA藤本敏史

「小学生の夏休みって読書感想文の宿題が出るじゃないですか。トーベヤンソンって『ムーミン』の作者なのですが、ムーミンの小説もあって。面白そうだなと思って、扇風機の風に当たりながら読んだんです。"ゆっくり"はムーミン谷に流れる時間、扇風機のゆっくりな首振りを掛けてみました」

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梅沢は「先生に怒られますよ!("首振りゆっくり"の)字余りが良くない」とフジモンの句を批判。夏井先生の評価のポイントもまさに「"首振りゆっくり"の字余りの是非」だと判明すると、梅沢は「ざまあみろ!」とご満悦だったが、先生が告げたのは「1つ前進」と真逆の査定。フジモンは「うれしい!」と喜びを爆発させ、「言うてたことと全然ちゃいますやん」と梅沢をチクリ。

夏井先生は「"扇風機"なのだから、普通は"首振り"とか書かなくていい。ボタンを押せば"ゆっくり"になるでしょう。普通に考えると無駄しかない。ところが、この"ゆっくり"は案外いろんなところにイメージを及ぼすわけです」と意図のある無駄遣いになっていることを解説し、「"扇風機首振り""ゆっくりトーベヤンソン"と区切って読む方がこの句の場合はいい」。

その一方で、先生は「偶然できちゃうケースもありますけど」と疑惑の目を向けると、フジモンは「意図を持ってやっています!」。しかし、「だったら、なんで自分から読み方に触れなかったの?」とツッコまれ、フジモンは「あえて夏井先生を試した感じ?」と苦し紛れの言い訳。カチンときた先生が「私を試すのは10年早い!」と一喝すると、嘘を見破られたフジモンは苦笑いしていた。

梅沢の傑作句のとばっちり、フジモンが悲鳴「なんで賞金半分あげなきゃならないの?」

最後は、梅沢が俳句史に残る句集の出版を目指す「永世名人 富美男のお手本」。梅沢は「街を歩いていたら、おばあさんに『私は歳ですから。先がないので早く本を出して!』と言われたんですよ」と激励されたエピソードを明かし、おばあさんの期待に応えるべく自信作を披露。

<掲載決定 残り29句>
読み終へて痣(あざ)の醒めゆくごと朝焼
         梅沢富美男

「本を読み出すと一晩中読んでいるんです。外を見ると、夜が明けているんです。朝焼けなんです。痣も赤くなるでしょ。次は紫になって黄色になっていく。これも朝焼けのようだなって」

見事に掲載決定を勝ち取った梅沢は「来た!」と手を叩いて大喜び。夏井先生は「新境地を切り開いたかも」「とても良かったです!」と絶賛し、「"読み終へて"で時間経過を表現したかと思ったら、とたんに"痣"出てくる。静かに本を読んでいるのに、なんで痣? "朝焼"の比喩だと分かった瞬間のハッとする驚き。"痣"は比喩だけでなく、読み終わった後の心情とも響くような感じもある」と解説。

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上機嫌の梅沢は「なっちゃん(夏井先生)、これがタイトル戦だったら優勝ですかね?」と質問すると、先生は「ダントツで優勝です!」「藤本さんの(夏のタイトル戦の)賞金を半分あげてほしいくらいですよ」とお褒めの言葉を連発。満面の笑みを浮かべる梅沢の横で、とばっちりを受けたフジモンは「絶対嫌ですよ! なんで半分あげなきゃならないの?」と悲鳴を上げていた。

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・

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