MBS 毎日放送

2020年08月12日 05時30分 公開

「生きてたら良いことあるな!」フジモンが3年ぶり王座奪還でしみじみ

8月6日放送の「プレバト!!」で、夏の俳句タイトル戦「炎帝戦」決勝が行われ、FUJIWARA藤本敏史が3年ぶりのタイトル王者に輝いた。幼少期のラジオ体操と“ひっつき虫”として知られる植物オオオナモミの思い出を詠んだ一句を、夏井いつき先生が「時代性、空気感が良い」と絶賛。このところタイトルから遠ざかっていたフジモンは「生きてたら良いことあるな!」と語り、しみじみと喜びに浸っていた。

スタジオ騒然! フルポン村上&東国原の脱落、敗者復活・志らくが2位の下克上

名人・特待生のみが参戦できる夏の俳句タイトル戦「炎帝戦」の決勝が行われ、シード権を持つ東国原英夫、FUJIWARA藤本敏史、中田喜子、岩永徹也、永世名人の梅沢富美男に加え、各予選ブロック1位の千原ジュニア、フルーツポンチ村上健志、Kis-My-Ft2千賀健永、三遊亭円楽、そして敗者復活の立川志らくの10人が激突。決勝のお題「ポイントカード」で詠んだ渾身の一句で激戦を繰り広げる。

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まず、昨夏の王者・フルポン村上が「蛾の骸ポイントカードで掬いけり」で5位、タイトル戦6度優勝の東国原が「ポイントでもらひし蛍なほいきる」で6位となる大波乱の幕開けに。早々に優勝争いから脱落した村上は「納得がいかない!」と逆ギレしたが、夏井先生は「2人ともちょっと直せばダントツ1位になる可能性を秘めている句なんです」と健闘を褒めたたえた。

さらに千原ジュニアが不本意な7位、特待生1級の円楽が堂々の3位となる衝撃の結果が続き、惜しくもタイトルを逃した2位の発表に。

<第2位>
炎天のミミズ診察券のシミ
        立川志らく

「生と死の比較です。診察券にシミがついても、この人は一生懸命に生きている。だけども、炎天の中でミミズは干からびている。その対比を考えてみました」

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予選ブロック2位ながら敗者復活でなんとか決勝に進んだ志らくだったが、まさかの2位で下克上を果たし、本人もびっくり。夏井先生は「句またがりの対句表現の型を使った句です。生と死は大げさに表現しがちだけど、さりげなく取り合わせている。韻も考えている。これは本当によく勉強なさっている」と褒めちぎると、志らくは「本当に勉強したんです。(自身が司会を務める情報番組の)『グッとラック!』の手を抜いてね」と冗談を飛ばしながら喜びに浸っていた

「直しても4位。直さなくても4位」、チャレンジ失敗の梅沢富美男を夏井先生がバッサリ

その後、岩永が9位、キスマイ千賀が10位となり、残るは梅沢、フジモン、中田の3人に。梅沢は「今回は攻めたんです。これでどうだ? と夏井先生にチャレンジしたんです。だから優勝か8位でしょう」とイチかバチかの勝負に出たとアピール。一方、フジモンは「今回は普通な俳句なので4位かな」、中田も「8位だけは嫌だな...」と不安げな表情を浮かべていたが、4位になったのはまさかの梅沢だった。

<第4位>
行合の空の御朱印めぐりかな
       梅沢富美男

「季語がない句なんです。いろいろ考えたんですけど、御朱印ってポイントカードみたいなものだな。でも季語をどうしようか。"行合の空"というのは夏の空と秋の空が交わっているんです。だから季節がはっきり出てくる言葉なんです。これは季語の代わりで行けるぞと」

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夏井先生は「"行合の空"をどう評価するのかが大きなポイントになります。歳時記に季語としては載っていないのですが、あえてやろうとするチャレンジ精神には敬意を表したい」としながらも、「村上さんや東国原さんのように1位になる可能性がない、4位で終わるタイプの句ですね」とバッサリ。

当初は「納得しました。やっぱりね」とつぶやいていた梅沢だが、「口の利き方に気をつけろよ! 全国の子どもたちが見ているんだ! 泣いているんだぞ」と怒りを爆発。しかし、先生は「事実は事実なんで。残念でした」「直しようがない」。それでも梅沢は「何か直せば1位になるだろう?」と食って掛かったが、先生は「直しても4位。直さなくても4位」と最後まで突き放していた。

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フジモンが"おおもなもみ"句で3年ぶりのタイトル獲得、夏井先生も絶賛「時代性、空気感が良い」

最後は3年ぶりの王座奪還を狙うフジモン、女性初の優勝がかかる中田の一騎打ちに。

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このところタイトルから遠ざかり、プライベートもうまくいかないフジモンに同情したのか、東国原は「個人的にはフジモンに1位になってほしい」、梅沢も「優勝して泣いてほしいな」と応援の声が上がると、フジモンは「情で1位なんていりません!」「こんな空気の中で優勝なんて全然うれしくない!」。しかし、フジモンの1位が告げられ、一同から温かい拍手が送られると「ありがと~!」と満面の笑みに。

<第1位>
ラジオ体操おおおなもみのある空き地
      FUJIWARA藤本敏史

「小学生の時のラジオ体操が近所の空き地でやっていまして。植物の"おおもなもみ"って分かりますかね? 俗に言う"ひっつき虫"が生えていたんです。ラジオ体操が終わった後、みんなで投げ合って遊んでいた思い出を俳句にしました」

梅沢は「私が子供の頃は"おなもみ"って言っていたんですけど、(呼び方が)変わったんですかね?」と疑問を投げかけると、夏井先生は「そこの問題も説明します。一見すると、どうってことのない俳句に見えます。ところが、この"おおもなもみ"がなかなか曲者なんです。実は"おなもみ"は季語なのですが、"おおもなもみ"を季語として載せている歳時記は少ないんです」。

さらに先生は、"おなもみ"は大昔に大陸から入ってきた帰化植物で、現在は絶滅危惧種だが、"おおもなもみ"は侵略的外来種ワースト100に入っていることも解説。「ですから、悪ガキたちが"おおもなもみ"を面白がってひっつけてバラまいて、"おなもみ"を絶滅させていたかもしれない。そんな経緯があるんです。しかも、"ある空き地"とすることで、過去を振り返って見るような、突き放した感じも出てくる。偶然だったかもしれませんが、結果的に時代性とか空気感が結構良いものになっている」

もちろん添削なし。タイトル王者にふさわしい句だと絶賛されたフジモンは「うれしい!」と感無量。その後、次回の秋のタイトル戦の予選が免除されるシード権が4位(藤本、志らく、円楽、梅沢)まで与えられることも発表され、最後はトロフィーと賞金30万円を授与され、不運続きから脱却したフジモンが「生きていたら良いことあるな!」としみじみ喜びに浸っていた。

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<2020炎帝戦 決勝 結果発表>
第1位 藤本敏史(FUJIWARA)
第2位 立川志らく
第3位 三遊亭円楽
第4位 梅沢富美男
第5位 村上健志(フルーツポンチ)
第6位 東国原英夫
第7位 千原ジュニア
第8位 中田喜子
第9位 岩永徹也
最下位 千賀健永(Kis-My-Ft2)

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・

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