キスマイ北山「これはうれしい!」1年半ぶり昇格に喜び爆発、メンバー横尾も祝福

もう一度楽しむプレバト

2020/05/27 06:00

5月21日放送の「プレバト!! 俳句の名人・特待生 昇格降格査定」で、特待生5級のKis-My-Ft2 北山宏光が初夏の喜びを感じさせる「出前機」の句を披露し、“1ランク昇格”を果たした。特待生昇格以来1年半も“現状維持”が続いていた北山は、夏井先生の査定結果を聞いた瞬間に渾身のガッツポーズ。キスマイメンバーの横尾渉に「おめでとう!」と祝福され、「これはうれしい!」と喜びを爆発させていた。

キスマイ北山の「初夏の出前機」句を夏井先生が大絶賛

今回は「俳句の名人・特待生 昇格降格査定」が行われ、宅配チラシの写真で「デリバリー」をお題に、名人4段のKis-My-Ft2 横尾渉、初段の立川志らく、千原ジュニア、特待生2級の岩永徹也、3級の皆藤愛子、5級のKis-My-Ft2 北山宏光が登場。

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まずは2018年の特待生昇格以来、1年半も"現状維持"が続いている北山が「自信あります!」という渾身の一句を披露する。

<1ランク昇格 特待生5級→4級>
出前機の揺れと鼻唄交じる初夏
          Kis-My-Ft2 北山宏光

「バイクの後ろにある出前機って、揺れてもこぼれないようになっている。初夏という気持ちのいい時に、気分が良くなって出前機の揺れに鼻唄が交じるという句です」

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永世名人の梅沢富美男は「うまい俳句を詠みましたね」と褒めつつ、「ただ一つ惜しいところがある。出前機って揺れるものじゃないですか。違う言葉を入れたら、もっとすごいことになったのでは」と指摘。北山も「そう言われれば、そうだと思う...」と次第に不安げな表情になり、最後は手を合わせて祈るような仕草に。しかし、見事に「1ランク昇格」査定が告げられると、北山はこれまでのモヤモヤを吹き飛ばす渾身のガッツポーズ。キスマイメンバーの横尾からも「おめでとう!」と祝福され、「これはうれしい!」と喜びを爆発させた。

俳人・夏井いつき先生は「なるほどと思いましたね! 出前機の揺れと鼻唄が気持ちよく入り交じっているリズムの感じ、初夏を象徴するものとして感じたんだと伝わってきました。素直に作ったところが良い」と大絶賛し、もちろん添削はなし。

そして、先生は「どなたかが"揺れ"はいらないとおっしゃっていましたが。永世名人になったら何か見えなくなった?」と見当違いな指摘をした梅沢をチクリ。

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梅沢は「よく言うじゃないですか。当たり前のことは入れなくていいって...」と言い訳したが、先生は「当たり前のことが必要かどうか見た瞬間に分かるのが永世名人だと期待しておりました」とバッサリ。ここでバトル勃発かと思われたが、意外にも梅沢は「あー! ごめんなさいね」とあっさり撤退し、MCの浜田雅功が驚きのあまり「素直!」と笑い出す場面も。

「お手本です!」と豪語の梅沢がまさかの赤っ恥、夏井先生大呆れ

しかし、その後は梅沢が冴えわたる指摘を連発。惜しくも"現状維持"となった皆藤、岩永、ジュニアの句の問題点を的確に指摘し、夏井先生も「おっちゃん(梅沢)の言う通り!」「おっちゃんと分かり合えているのが不思議な気持ち」とビックリ仰天。梅沢はその勢いのまま、"お手本"のような傑作50句を集めた俳句集を出版する新たな挑戦「永世名人 富美男のお手本」に挑む。

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すでに掲載が決まっている句は18作。残り32作を目指す梅沢は「ここにいる中に、この季語を知っている方はいないでしょう。こういう季語もあるんだよというお手本です!」と豪語する自信句を披露する。

<ボツ 残り32作>
半夏生宅配ピザのMサイズ
          梅沢富美男

「"半夏生(はんげしょう)"という季語をよーく頭に叩き込んで帰ってくださいね。夏の半ばごろの季語ですが、大昔は半夏生は表に出てはいけないというお触れがあった時代もあったそうです。それは今の時期とそっくりですよね。(食べきれなくて)Mサイズのピザが残る心境です」

しかし、岩永が「"半夏生"という季語は知っていました」と明かし、「もう少し中七、下五の言い方があるんじゃないかな」とダメ出しまですると、スタジオは大爆笑。梅沢は「永世名人に失礼だろ! お前ら尊敬する気持ちが1つもないな!」と怒りまくったが、結局は"ボツ"査定で岩永の指摘通りに。

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夏井先生は「まず季語の説明が非常に雑。"半夏生"というのは七十二候の中の一つで、夏至から11日後の5日間のこと。カラスビシャクという植物が生える頃で、生えるまでに田植えを終わらせる目安なんです。半夏生は田植えを終えた体を休めるために、お家にいましょうという人間の知恵なんです」と季語の解釈が間違っていることを指摘。

お手本どころか赤っ恥をかいてしまった梅沢は「そんな細かいこと歳時記に書いてなかったもん...」と愚痴ったが、先生は「もっといい歳時記買いなさい!」と一蹴。さらに「岩永さんも指摘しましたが、中七、下五の書き方があまりに芸がない」「これは(句集に載せて)活字にしない方がいい」と大呆れだった。
 
     ◇

さて、次回は「俳句名人・特待生昇格降格一斉査定スペシャル」をお届けします!
10段・東国原英夫、10段・藤本敏史(FUJIWARA)、初段・千賀健永(Kis-My-Ft2)、2級・柴田理恵、4級・パックン、5級・馬場典子が登場!

俳句査定のお題は・・・
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動画はこちら

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/

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