人気力士俳句対決、ファンの間で「キレイすぎる胸」が話題の輝関を夏井先生大絶賛!

もう一度楽しむプレバト

2020/03/10 17:15

3月5日放送の「プレバト!!」俳句査定は、人気力士一斉査定スペシャルが行われ、輝関が“才能アリ1位”を獲得した。相撲好き女子“スー女”の間で“キレイすぎる胸”が話題となっている輝関は「見られている意識は全くないです」「ネタにされるのは、めちゃめちゃ嫌!」と本音をぶちまける場面も。しかし、俳句でも相撲と同じく勝負強さを発揮し、夏井先生が「これは上手かったですね!」「プレバトを相当観ている人じゃないかな。お見事です!」とベタ褒め。四股名通りの輝きを見せていた。

スー女に大人気の千代丸関が"才能アリ2位"、夏井先生も絶賛「かなり俳句を勉強している」

今回は人気力士一斉査定スペシャルが行われ、初場所で惜しくも準優勝の正代関、"壊し屋"の異名を持つヒールキャラの松鳳山関、古風なイケメン力士の竜電関、得意の押しで奥さんもゲットした千代大龍関、石川県出身で北陸新幹線・かがやきから四股名を取った輝関、かわいいキャラが相撲好き女子"スー女"の間でに大人気の千代丸関、高らかに上げる"塩まき"が代名詞の照強関の7人が参戦。「相撲」をお題に、現役人気力士たちが土俵の外でもガチンコ勝負を繰り広げた。

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まず、照強関が凡人5位、千代大龍関が凡人6位、竜電関が凡人4位にランクイン。堂々の"才能アリ2位"は、実は大の読書家で「小説が好きで、中学生の時に図書館の利用者1位になった。自信がある」と話していた千代丸関が獲得した。

<才能アリ2位>
休場明けの春や大関突き落とす
             千代丸一樹

「春場所は"荒れる春場所"と言われていて、自分も横綱や大関を倒して、懸賞金をいっぱいもらって、いっぱい遊びたいなと思って」

査定を見守っていた名人初段の立川志らくが「ストレートに素直に詠んでいるので、ものすごく気持ちいい!」と絶賛すると、千代丸関は「毎週(プレバトを)観ているので」と照れ笑い。

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俳人・夏井いつき先生も「本当に気持ち良くできましたね。上五を字余りで持ってきて"休場明けの春や"が季語を含んだひと塊。それに対し、"大関突き落とす"の後ろ半分のフレーズががっちりと取り合わされている。褒めたいのは"休場明けの"という言葉だけで、ストレートに力士だと分かる。そして春を"や"で強調してカットを切ってから、その後は一気呵成。言葉の勢いやキレの力を理解していないと展開できない。かなり俳句を勉強している」と褒めちぎった。

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正代関が"クレソン"句で3位、関取らしからぬ一句にMC浜田雅功も「かわいいな~」

才能アリにあと一歩届かなかった"凡人3位"には、「本場所より集中しました」と意気込みながら、なかなか名前が呼ばれずに「てっきり最下位かと思っていました」と自信を失いかけていた正代関がランクイン。

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<凡人3位>
クレソンのサラダも並ぶ昼ちゃんこ
               正代直也

関取らしからぬ一句にMCの浜田雅功が「かわいいな~」と笑うと、夏井先生も「お題の写真から"クレソンのサラダ"を発想できるのが、他の人たちとは違った切り口ですね。背伸びをしていないし、生活の中から材料をすくい出す。この人は俳人としてのセンスがとてもある!」と称賛。一方で、「なぜ"才能アリ"にあと一歩届かなかったか。それは"も並ぶ"の部分です」とも指摘した。

<添削後>
クレソンのサラダの香る昼ちゃんこ

先生は「書かなくても並んでいることは分かる。ここをどう使うか。やはり"クレソン"を主役に押し上げてほしい。ここはダメ押しで"香る"と描写しすると、"クレソン"が少しだけ前に出る」と添削を施し、「小さな気遣いができるようになれば、すぐに"才能アリ"に行きますよ」と太鼓判を押していた。

輝関が「ざんばら髪の新弟子」句で"才能アリ1位"、夏井先生ベタ褒めで満面の笑み

最後は輝関と松鳳山関が"才能アリ1位"と"才能ナシ最下位"を争う展開に。スー女の間で"キレイすぎる胸"が話題となっている輝関は、浜田から「見られている意識は?」と聞かれ、「全くないです」「ネタにされるのは、めちゃめちゃ嫌!」と本音をぶちまける場面も。一方、ヒールキャラの松鳳山関は、実は涙もろい一面があることを浜田から暴露されるも「上しか見てない」と最後まで強気の姿勢を崩さず。しかし、軍配が上がったのはイジられキャラの輝関だった。

<才能アリ1位>
ざんばら髪の新弟子の背や朝の梅
               輝大士

「春場所は新弟子が一番多い時期なので。ざんばら髪の新弟子の背中を見て、自分も梅の咲く時期の初心を思い出すんです」

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査定を見守っていた特待生3級の鈴木光は「読んだだけで風景が立ち上がってくる素晴らしい句だと思います」と絶賛。名人初段の千原ジュニアも「すごくいいですね! 風景も見えるし、その奥にクレソンも見える」と3位の正代の句をイジりながら、力士らしい句を褒めたたえた。

夏井先生は「これは上手かったですね! "ざんばら髪"から一体何が始まるのかと驚きますよ。"新弟子"で、なるほど。まだ髷が結えない新弟子さんたちなんですね。そして、"背"に行くカメラワークもなめらか。"背や"で強調し、カットも切れます。ここまでは新弟子の後ろ姿だけ。さらに、憎いのはここです。"朝の梅"の姿がスッと出てくる。まだ朝の冷たい空気の中で早起きしているんでしょうね。その光の向こうに梅が香ってくる。取り合わせが見事です」とベタ褒め。

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さらに、「"朝の梅"というたった5音で、朝という時間、梅という季語も入っている。これはプレバトを相当観ている人じゃないかな。よく勉強されました。お見事です!」とお褒めの言葉が止まらず。輝関は「ありがとうございます!」と満面の笑み。四股名の通り、俳句バトルでも輝きを見せていた。

     ◇

さて、次回は春光戦予選Bブロックを開催! 俳句査定のお題は・・・

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【動画】みどころはこちら

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/

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