MBS 毎日放送

2019年06月18日 05時30分 公開

「この顔ぶれでなぜ?」夏井先生が驚く最高レベルの争いで勝ったのはあの美女

6月13日放送の「プレバト!!」俳句査定は、夏井いつき先生が「過去最高の平均点」「この顔ぶれでなぜ?」と驚く番組史上最もハイレベルな争いとなり、“才能アリ”が3人も続出。そんな中、東大首席卒で元財務官僚の山口真由が名人・東国原英夫が「挫折を味わったことがない」とうらやむ見事な一句で第1位を獲得した。

"才能アリ1位"山口真由の一句に名人・東国原が驚嘆
今回はアジサイが店頭に並ぶ「梅雨の花屋さん」がお題。

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榎木孝明、藤真利子、濱田マリ、山口真由、ジャングルポケット斉藤慎二が激突する。過去"才能アリ獲得者がいない顔ぶれながら、なんと俳人・夏井いつき先生が「過去最高の平均点です。この顔ぶれを見て、なぜ?と思いました」と仰天する傑作がそろい、番組史上最もハイレベルな争いとなる。

まず、「むらさきに染みる恋文四葩(よひら=アジサイの意)抱く」と詠んだ藤が"才能アリ3位"にランクインし、夏井先生は「とてもキレイな言葉が美しく取り合わされていて、調和している」と高く評価。続いて、"才能アリ2位"は「予報は雷雨まっさらな雨合羽」と七・五・五の破調で詠んだジャンポケ斉藤が獲得。これには本人だけでなく、査定を見守っていた名人・東国原英夫まで思わず立ち上がってビックリ。夏井先生も「内容と七・五・五が合致している。よく考えたのか偶然なのかは分かりませんが、成功しています」と絶賛する。

そして、この二人を上回る点数で初の"才能アリ1位"に輝いたのは、東大首席卒&ハーバード大卒の才女・山口真由だった。

<才能アリ1位>
土砂降りのシャッター通り濃紫陽花
          山口真由

山口の一句は「雨が強く降ってきたので、水たまりを避けながらさびれた商店街を走っていたら、思いがけずアジサイの花。しかも紫のはっきりした鞠が盛り上がって見えて。商店街のシャッターとアジサイのコントラストがすごくきれいだな」という情景を読んだもの。あまりの見事な句に東国原は「山口さんは東大出て、財務省に行って、弁護士になってさ。一回も挫折を味わったことがないんだよね。俳句で人生を勉強しろと思っていたら、こういうのを持ってくるんだよね」と見事なリベンジを称賛。

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夏井先生も「天候、場所、季語それぞれの言葉が邪魔しないで選ばれている。しかも"土砂降り"で音とか雨のしぶきも一緒に伝わり、"シャッター通り"でひなびた店が続いている映像も見えてくる。

一番押さえたいのは、空間が大きい"シャッター街"ではなく"通り"にしたこと。地面に植えられているアジサイの印象と結ばれてくる。言葉を丁寧に抑えて、型もしっかりとお勉強して、お見事!」と大絶賛で、もちろん添削なし。山口は「ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべた。

夏井先生が「ルラルララ」を絶賛
特待生昇格試験には、特待生5級のKis-My-Ft2北山宏光と、永世名人への道に挑む名人10段・東国原英夫が登場。北山は「いまキスマイのツアー中なのですが、楽屋で(メンバーの)名人3段・横尾渉に『大丈夫!』とお墨付きをもらった」という渾身の一句を披露するが、あるフレーズが波紋を呼ぶことに。

<現状維持 5級>
梅雨晴間踊る長ぐつルラルララ
      Kis-My-Ft2 北山宏光

査定は惜しくも"現状維持"となったが、「梅雨の晴れ間に長ぐつがうれしくて、鼻歌を歌いながら子どもがスキップしている」という楽しげな情景を詠んだ句を、夏井先生は「"ルラルララ"は音が明るくて楽しいし、オリジナリティーもある」と高く評価。しかし、北山が「あっ、先生。歌詞の中にあるんですよね」とキスマイの最新アルバムに収録されている「ルラルララ」という曲から引用したことを明かすと、先生は「あんたが考えたんじゃないの? すごく褒めたいのがここだったんだけど」と苦笑い。

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<添削後>
梅雨晴を跳ねる長ぐつルラルララ
      Kis-My-Ft2 北山宏光

先生は「"梅雨晴間"だと軽く切れてしまう。"梅雨晴を"とやると梅雨晴れの時間と空間をというニュアンスになる」と助詞の使い方がポイントだったと指摘し、さらに「動詞で攻めるんだったら、"跳ねる"くらいの方がいい」と添削した。

東国原名人「国語辞典を"あ"からずっと引いて...」
続いて、東国原は「梅雨に入ると、花屋さんの花が豪華絢爛になってくる。周りは梅雨で暗いのに、花やぎを増したようになる」というひと際目立つ花屋さんの情景を詠んだ一句で勝負する。

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<永世名人への道 現状維持 ☆ゼロ>
花やぎを増して花屋の梅雨入りかな
        東国原英夫

「"花やぎ"が言いすぎなのか、"増して"がどうなのか、"かな"という詠嘆も...」と自信なさげな東国原に、MC浜田雅功が「全部やん!」と思わずツッコミを入れると、やはり不安は的中して査定は"現状維持"。夏井先生は「梅雨に入って暗くなりがちな街の中で、お花屋さんの店先だけがいつも以上に花やいでいる。ここに目をつけるか!」と視点を称賛しつつ、「問題は"増して"。何が問題かというと、少々説明臭くなっている」と指摘。東国原も気づいていたようで、「おっしゃる通りでございます。国語辞典をずっと引いて"あ"から始まって"い"で終わった」と調べようとしたが途中で断念したことを告白した。

<添削後>
花やぎを殊に花屋の梅雨入りかな

夏井先生は「"尚も"とか"一層""ますます"などもあるが、東国原さんが言いたいのはこれではないか?」と筆を取り、"殊に"と添削。「"他と比べて際立っているという意味。このニュアンスがあなたの言いたいことではないか」。さらに「これにしておくだけで昇格でしたね」とわずかに届かなかったことを明かすと、東国原は悔しそうに「あー、残念!」とつぶやいていた。

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・
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【動画】夏井いつき先生によるみどころはこちら

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