MBS 毎日放送

2019年05月13日 20時30分 公開

「笑うな!」夏井先生がフルポン村上のニヤケ顔にイライラ爆発

5月9日放送の「プレバト!!」俳句査定に、名人8段・フルーツポンチ村上健志が登場。「名人の風格が出てきた」と夏井いつき先生をうならせる一句で1ランク昇格を勝ち取った。ところが、村上は査定の最中に前々から先生や共演者の間で評判の悪い“ニヤケ顔”を連発。浜田雅功から注意されても止まらず、ついにはイライラが頂点に達した先生に「笑うな!」と一喝される事態となった。

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「見えてきました!10段が」フルポン村上が快進撃
今回は「5月の鎌倉」の写真をお題に、昇格試験に名人8段のフルーツポンチ村上健志、特待生3級の立川志らくが登場。春のタイトル戦を初制覇した勢いで、名人10段・梅沢富美男に追いつきたいフルポン村上は「また梅沢さんを倒したい」と気合十分。「鎌倉は好きなんです。やっぱ好きなものの俳句はイイものですよ!」といつも以上の"ニヤケ顔"で手ごたえのある一句を披露する。

<1ランク昇格 8段→9段>
扇川また見失い緑さす
     フルーツポンチ 村上健志

村上の句は古都・鎌倉の住宅街を流れる小川・扇川を詠んだもので「川沿いを歩いていると、地中に潜って急になくなったり、また出てきたり。なくなった時に視点を変えると初夏の新緑が盛ん。美しいじゃありませんか」とまたまた"ニヤケ顔"で説明。MCの浜田雅功が「その顔、先生はあまり好きじゃない」としかめ面で注意するが、村上は「でも俳句の評価は高いですもん」とどこ吹く風。昇格査定が告げられると「よ~ろこばし~」と謎の決めセリフで歓喜する。

俳人・夏井いつき先生は「"また見失い"というの一見説明臭いですが、よく判断してたと褒めたい。何回も見失いながらも、それでも流れを探しながら扇川のほとりを歩いているというのが、ありありと手に取るように分かる。"また"というのがちゃんと機能している」と高く評価。

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さらに、「川を見失った瞬間に、"緑さす"という初夏の目の覚めるような若葉の季語を打ち出し、的確な描写ができています」と褒めちぎったが、「こういうのが詠めるようになると名人の風格といいましょうか...」と言いかけたところで、ついに村上のニヤケ顔へのイライラがピークに達し、「笑うな!」と一喝。これにはさすがにビビリながらしまった!との表情を見せる村上だったが、気を取り直して「見えてきました!10段が」と自信いっぱいに語り、昇格の喜びに浸っていた。

志らくが"たった1字"の痛恨ミス
一方、"天敵"の特待生4級・鈴木光がすぐ後ろに迫る志らくは「落ちるということは私の中ではありえない。上がることしか考えてません」と自信たっぷりに、「まず傘の色を出して、紫陽花がいっぱい咲いているお寺に人が吸い込まれていくのを素直に詠みました」とストレートな一句で勝負。

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<現状維持 3級>
傘の色紫陽花寺に吸い込まれ
          立川志らく

無念の現状維持に、ガックリうなだれてしまった志らくだったが、「たった1字で季語が損をしている」という理由が告げられると、意外そうな顔つきに。夏井先生は「そのたった1字というのは"色"なんです。なぜかというとこの後に"紫陽花"という季語が出てくるが、どうしても傘の色の印象が先に出てくるので損をさせている。俳句は縦一行で書くので、"色"の後に"紫陽花"だと非常にもったいない」と指摘し、添削に着手する。

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<添削後>
傘とりどり紫陽花寺に吸い込まれ

先生は「何人かの人が傘を持って、どんどん入っていくというイメージなのだから、 "とりどり"くらいがちょうどいい。"色"と言わずに"色"を思わせながら、季語の色を殺さないという小さな配慮です」と劇的添削。志らくは「昇格することしか考えてなかったから、コメントがないんです...」と悔しさをにじませながら、「これからは縦に書きます。気が付かなかった!」と先生のアドバイスをかみしめていた。

「目の付け所は俳人的」初登場・近藤サトを先生が絶賛
ランキング戦には、「先輩のキスマイのDNAを受け継いでるんで自信あります」と意気込むKing & Prince神宮寺勇太、東大医学部在籍中で司法試験も一発合格の天才イケメン・河野玄斗、朗読や講演会が話題のフリーアナ・近藤サト、BSの俳句の番組にも出ている朝日奈央の初登場4人に加え、最近は意外な天然ぶりでバラエティー番組で大ブレイク中の俳優・村上弘明が参戦。この中から「目の付け所は俳人的」と夏井先生をうならせる新星が誕生する。

<才能アリ1位>
容赦なく人波飛び入る五月蠅(さばえ)かな
          近藤サト

見事"才能アリ1位"に輝いたのは、ロマンスグレーの髪に着物姿で登場し、フルポン村上から「ほぼ夏井先生!」、浜田からも「見た目はむっちゃやりそう」とツッコまれていた近藤。「小町通りを楽しげに歩いているんだけど、ハエが急にふっと飛んで来ることってあるじゃないですか。会話とかも一瞬止まって、ハエ! 追い払った瞬間の映像なんですけど」というユニークな場面を切り取った一句に、夏井先生は「褒めたいところはいろいろありますが、一番褒めるべきは"飛び入る"という複合動詞。飛ぶだけでは描写として言い足りてない。ちゃんと正確に言えているのがいい」と絶賛。

<添削後>
人波に飛び入る容赦なき五月蠅

さらに、夏井先生は「もったいないのが、"人波飛び入る"という中八は避けたほうがいいのと、"かな"という詠嘆があまり効いていない。これは語順の問題です。"人波"から始めた方がいい」と指摘し、「こうすれば勢いが出るでしょ。"容赦なき"も生きてきます。最後は"五月蠅(さばえ)"という季語に焦点が絞られる」と劇的添削。「私が思い描いた映像がより正確に伝わりました!」と大感激する近藤に、先生は「語順の効果をちょっとだけ学習なさったら、目の付け所は俳人的なので、すぐお上手になると思います」と太鼓判を押していた。

     ◇

さて、次回は特待生候補を夏井先生が一斉査定する昇格スペシャル!
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【動画】夏井いつき先生によるみどころはこちら

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/

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