MBS 毎日放送

2018年10月01日 16時30分 公開

梅沢富美男がプレバト俳句タイトル戦で2連覇!15.9%の高視聴率獲得

9月27日放送の「プレバト!!」名人・特待生だけの俳句タイトル戦“2018金秋戦”で、梅沢富美男が夏の“炎帝戦”に続いて2連覇を達成した。夏の大会で悲願の初タイトルを獲得したばかりの梅沢だったが、大混戦となる中も一人だけ「ジタバタしない」と王者の貫禄を漂わせ、“廃村の小鳥”を詠んだ渾身の一句で昨年秋の覇者・東国原英夫からタイトルを奪取。前人未到の4連覇に向けて一歩前進した。また、番組平均視聴率では関東地区で15.9%、関西地区で17.8%、名古屋地区で20.3%など、各地区で同時間帯トップの高視聴率を獲得した(数字はビデオリサーチ調べ)。

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夏井先生も興奮の「小さなミス」が明暗を分けるハイレベルな大接戦に
名人・特待生だけの俳句タイトル戦"金秋戦"の決勝は、梅沢富美男(10段)、東国原英夫(10段)、FUJIWARA藤本敏史(9段)、フルーツポンチ村上健志(8段)、Kis-My-Ft2横尾渉(3段)の名人5人と、予選を勝ち抜いたNON STYLE石田明(2級)、千原ジュニア(3級)、中田喜子(1級)の特待生3人が登場。夏の"炎帝戦"で悲願の初タイトルを獲得した梅沢は「自信があります。この勢いで4連覇しますから!」と宣言し、タイトル戦3冠で昨年の"金秋戦"の覇者・東国原も「梅沢さんは必ず80点出す。勝つためには、その上をいかなければいけない」と一歩も譲らず、この2人に最強のライバルたちが挑む構図となる。

決勝戦のお題は「郵便ポスト」だけが写った写真。ここから、どう発想を膨らませて秋の季語を盛り込むのか、技術と感性の両方が求められる超ハイレベルな勝負に。俳人・夏井いつき先生も「みんな成長している。本当に感心しております。ですから一単語の選択ミス、判断ミスが痛々しい。こんな小さなミスで下に落ちるのは気の毒」と小さなミスが明暗を分けた大接戦となったことを明かす。

梅沢がフジモンの句に「パリって何だよ!」とイチャモン
まず予選を2位で通過した千原ジュニアが、結婚式の案内状に発想を飛ばしたユニークな一句で3位にランクインする波乱の幕開けに。その後、横尾が5位、中田が6位、石田が7位となり、最下位も残す状態で梅沢、東国原、フジモン、村上の"トップ4"が激突する。

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<第4位>
秋月やパリの封筒切るナイフ
       FUJIWARA 藤本敏史

4位となったフジモンは最下位を免れて「よかった!」と安堵の表情で、「紳士が書斎で、パリの友人から来た手紙をペーパーナイフで切って、手紙を取り出している風景を読みました。ナイフが秋の月に照らされて光っているのも表現したかった」という一句を披露。しかし、珍しく村上が「"秋月"でいいのかな」と疑問を投げかけると、梅沢も「その通りだよ、たまにはいいこと言うじゃない。"秋月"でなくてもいいはず。それに"パリ"って何だよ、背伸びしすぎだ!」とこき下ろす。フジモンは「別に想像の世界を詠んだっていいじゃない」と言い返すが、ジュニアからも「身の丈を知れ!」とツッコまれてしまう。

<添削後>
月清かパリの封筒切るナイフ

夏井先生も「作者が分かって、びっくり」とフジモンらしくない俳句に驚いた様子だったが、「句としてはオシャレですね。知的なにおいがする」と高く評価。一方で村上や梅沢と同じく、「問題は季語。"月"だけでも秋の季語なので、あえて"秋の月"と書く必要はなかったはず」と指摘し、「月を季語として"月清(さや)か"とすれば、さわやかで清々しい月の光がパリにも出ているに違いないという感じになりますね」と手を入れる。

2位なのに「俺の俳句で遊ばないで!」と村上が困惑
続いて、梅沢と東国原という大本命の2人とともに発表を待つ形となり、「体調悪いっすね。ヤバい...」と自信喪失気味だった村上が、まさかの2位にランクイン。震えながら喜ぶ村上とは対照的に、優勝を確信している梅沢は「ジタバタしない」と全く動じず。一方、夏の"炎帝戦"で最下位だった東国原は、全く同じ展開に悪夢がよぎり「ちょっと待ってよ!」と思わず叫んでしまう。

<第2位>
無月なり紙ナプキンの置手紙
     フルーツポンチ 村上健志

名月の夜に月が雲に隠れている様子を表す秋の季語"無月"で勝負した村上だが、「喫茶店とかに紙ナプキンを使った置手紙が置いてある。ということは、会うはずだった2人が会えていないということ。いないから、より存在感があるというか...。月は出ていないけど、夜空が少し明るいのと似ているというか...」とクドクド説明し始め、一同はピンとこない様子。予選敗退の円楽が「ウェイトレスが片付けていないのがいけないよね」、ミッツ・マングローブも「私、トイレに行っている間に男に逃げられたことがあるの」と好き勝手に話し始め、村上は「俺の俳句で遊ばないで!」と困惑する。

夏井先生も村上に対し、「必要以上に語りすぎて、自分の句を狭くするのはやめたほうがいい。もう、しゃべりなさんな」とピシャリと言い放ったが、「でも作品は良いです。"無月"は見えないものも愛でる日本人の美意識ですし、"なり"と断定するとカットが切り替わる。すると室内の紙ナプキンに、何か文言が書いてある。小さなドラマを構築させたら、この人の右に出る人はいないと思います」と絶賛。「しゃべらなかったら、もっといい句だった」ともう一度クギを刺すと、村上は叱られた子犬のようにシュンとしていた。

途中までは1位だった? 東国原が痛恨のミスで最下位転落
そして梅沢2連覇か、東国原が夏の雪辱を果たすのか。一同がかたずを飲んで見守る中、軍配が上がったのは梅沢。名前を告げられた梅沢は両手を握り締めて歓喜の表情を浮かべた一方、東国原はショックのあまり無言になってしまう。

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<最下位>
星月夜赤ちゃんポスト動きをり
          東国原英夫

東国原の一句は、郵便ポストから、諸事情で育てられない新生児を特別養子縁組する施設の赤ちゃんポストに発想を飛ばしたもの。「ポストに置かれた赤ちゃんがコトコトと動くと、その時は月ではなく星空の夜だった。星の下に生まれた赤ちゃんの運命は、預けた親御さんの気持ちはどうだったんだろう」と意図を語ると、夏井先生から「これは本当にもったいない。"星月夜"と"赤ちゃんポスト"の取り合わせが本当にいいですね。ここまで読んだ段階では、この句が1位だと思いました」と衝撃の事実が明らかに。「なんで"動きをり"にしたかな?光景がきちんと伝わるか、一度立ち止まって客観的な目で検証すべきだった。いつもの東国原さんなら推敲できたはず」とたった一つのミスで優勝を逃していたことが判明する。

<添削後>
赤ちゃんポストに赤ちゃん動く星月夜

夏井先生は「"星月夜"の後に"赤ちゃんポスト"が続くと、読み手の脳裏には屋外の光景が描かれてしまう。赤ちゃんポストがあったはずなのに、移転したの? という読みも成立する。ここだけが問題」と残念がり、「屋内の光景から外の星月夜に思いが広げることができる。ポストの保育器の中で赤ちゃんが動いているのであれば、語順を変えるべきでした」と添削の手を入れた。

"4連覇"宣言の梅沢が王者の貫禄、有言実行でまずは連覇達成
宣言通り、見事に連覇を達成した梅沢の句は「震災後、ここにはもう住めませんよというところで偶然ポストを見かけたのを思い出しまして。もう誰も来ない寂しいポストに、小鳥がすっと遊びに来てくれた」と実体験から発想を膨らました渾身の一句。

<第1位>
廃村のポストに小鳥来て夜明け
         梅沢富美男

夏井先生は「優しい句でしたね。おっちゃんの句なんだ。びっくりしますよ、これは!」と大絶賛。「廃村の錆びたポストを詠んだ句はいくらでもありますが、"廃村"からの展開がうまいですね。単純に小鳥が来たのではなく、大陸から季節を忘れずに、この村にちゃんと来てくれる。一番うまいのは最後の"夜明け"。ずっと昼間だと思って読んでいたら、いきなり未明の空が見えてくる。小鳥の声に目覚め、冷え冷えとした朝の冷たい空気まで作者の感動を感じる」と称賛の言葉は止まらず、「優しいおっちゃんなんや...」と梅沢の新たな一面も垣間見た様子。終始動じなかった梅沢は満面の笑みをたたえながら、王者の貫禄を見せつけていた。

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<2018金秋戦 決勝 結果発表>
第1位 梅沢富美男
第2位 村上健志(フルーツポンチ)
第3位 千原ジュニア
第4位 藤本敏史(FUJIWARA)
第5位 横尾渉(Kis-My-Ft2)
第6位 中田喜子
第7位 石田明(NON STYLE)
最下位 東国原英夫

     ◇

さて、次回10月18日放送のお題は・・・
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芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。
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