MBS 毎日放送

2018年08月31日 13時00分 公開

東国原英夫"永世名人への道"初挑戦で梅沢富美男を1歩リード

8月30日放送の「プレバト!!」俳句査定で、梅沢富美男と激しいトップ争いを繰り広げる東国原英夫が“永世名人への道”に初挑戦。夏井いつき先生が「こういう手を使ってくるか!」と大絶賛する少年時代のある体験に発想を飛ばした一句で「1つ前進」査定を勝ち取り、ライバル・梅沢を1歩リードした。

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絶好調!フルポン村上を夏井先生が「名人の風格」と絶賛
今回のお題は、江の島から東京に向かう車の渋滞の写真で「夏休みの終わり」。特待生昇格試験には、調子を上げている名人5段・フルポン村上健志、"永世名人への道"に挑戦する名人10段・東国原英夫が登場。村上は夏の名残惜しさを詠んだ一句で昇格を狙う。

<1ランク昇格 名人5段→6段>
八月の 海を置き去る バイクかな
       フルーツポンチ 村上健志

村上は「俳句では八月は秋ですが、やっぱり夏の名残惜しさのイメージがある。八月の海を走り去るバイクに、もう本当に終わってしまうなという感じを重ねました」とアピール。"置き去る"と"かな"の関係が評価のポイントとなり、俳人・夏井いつき先生は「"かな"は単なる詠嘆ではなく、"こう感じましたが皆さんはどうですか?"という判断の揺らぎを相手に託すニュアンスがある。その使い方が合っている」と"1ランク昇格"を告げる。さらに、お盆や原爆忌、終戦日がある"八月"には「生き死に」の要素も含まれるが、「"かな"があることで、"八月"という映像を持たないイメージだけの季語を支えている」と季語との調和も評価し、「いよいよ名人の風格が立ち上ってきましたね」と村上の成長をたたえた。

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東国原が「洞窟のこと」で"永世名人"に一歩前進
名人最高位の10段に達した東国原は"永世名人"を目指す新たな昇格試験に挑戦。さらに5段階の昇格が必要で、一つでも添削されると即降格になるという厳しい道のりであり、「今回はすごく格闘しました」と作句に苦労した様子の東国原は、夏の終わりから自身の少年時代に発想を飛ばした一句を披露する。

<永世名人への道 1つ前進>
草茂る 洞窟のこと 他言せず
          東国原英夫

東国原は「少年の頃に、うっそうと茂る草木の中に洞窟を見つけたんです。そのことを誰にも言わなかった」と振り返り、「洞窟で何があったのかを読者に想像してもらいたくて"こと"を使った。散文的ですが、チャレンジしました」。査定直前には「厳しいな...。こういうのやめない?」と弱音をもらす場面もあったが、"1つ前進"の査定が告げられると、「マジで? ありがとうございます!」と喜びを爆発。

夏井先生は「こういう手を使ってくるか、と思いましたね。"洞窟のこと"という言い方が、うまいですね!」と大絶賛。「俳句というのはあまりにも短いので、あっという間にパンクしてしまう。17音という器を知った上で、あえて語らず、"他言せず"も良かった。大人になっても自分の中だけの秘密にしているのではないかという読みもできる。夏草の茂みを見るたびに、あの日のことがありありと蘇ってくるような力のある作品。お見事でした」と惜しみない賛辞を贈った。好スタートを切った東国原は「一つ殻を抜けたような気がする」と手ごたえを語った。

渡辺えりが自由律俳句で2年ぶりの"才能アリ1位"
ランキング戦には、西川貴教、武井壮、渡辺えりが登場。さらに、 "ひふみん"の愛称で知られる元プロ棋士の加藤一二三、お笑いコンビ・たんぽぽから白鳥久美子が初参戦し、"才能アリ"が3人も飛び出す超ハイレベルな戦いとなる。NHKの俳句番組MCを務める武井が手堅い秀作で"才能アリ3位"、初登場ながら「出版社のポエムコンクールで入賞したことがある」という白鳥が"才能アリ2位"となり、このところ"才能ナシ"が続いていた渡辺えりが、驚きの自由律俳句で1年ぶりに"才能アリ1位"を獲得する。

<才能アリ1位>
生きる人も死んだ人も 宿題かかえ 走る江ノ電
          渡辺えり

五七五のリズムを崩した自由律、しかも季語がない無季の句で挑んだ渡辺は「子供だけでなく、戦争で亡くなった人もいろんな宿題を抱えて江ノ電に乗っているかもしれない。生きている人も、死んでいる人も境がないように見える夕方の空気に、夏の終わりを感じた」と意図を説明。その独創さに、名人としてコメントを求められたフルポン村上も「ムリ、ムリ、ムリ...」と困惑してしまうほど。

夏井先生は「自由律俳句は、内容に合ったリズム、季語に代わる詩の核もゼロから作らないといけない」と難しさを指摘。「こういう句が好きかと言われると、私はそんなに好きではありません」としながらも、「詩の核もしっかりとある。読んだときに夕暮れの光景も浮かんできた。才能があるものはあると評価しなくてはいけない」と絶賛。「こんなのを直したら呪われる」と冗談交じりに、見事な自由律俳句を高く評価した。

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・
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