早起きは三文の徳。漁港の朝市へ行ってみると、お値打ちモノが目白押し！
肉厚な金目鯛が格安で提供されていたり、地元のグルメである豚肉と野菜たっぷりのあんかけチャーハンに、真鯛を丸々使った魔法のような万能調味料も…！
１月２６日（日）放送の「所さんお届けモノです！」では、朝市で見つけたお値打ちモノ特集を放送。今回は、朝市レポーターの浜口京子が静岡県東伊豆町にある稲取朝市へ向かった。

安くて美味しい！絶品の金目鯛グルメ

漁港に着くと、そこに出店していたのは、およそ２５店舗。地元で採れたクレソン（１束１２０円）、ワサビ（１本３５０円～）など、新鮮野菜が並ぶ中、浜口が向かったのは、陽気なご主人が営む伊豆地場産業研究会というブース。ここでは、ご当地ドリンクを販売していて、地元で採れた早生みかんとポンカンを１００％生搾りにした「生搾りみかんジュース（ホット）」（２５０円）を販売していた。
ほかにも、番組にはぴったりなネーミングである「トコロポンチ」（３００円）というドリンクも。これは一体何かというと、稲取名産の天草を使ったところてんが入ったもの。イチゴ味やレモン味のカラフルなところてんにラムネを注いだドリンクで、まるで今流行りのタピオカミルクティーのような太いストローで、ところてんを吸い上げて飲む。
１０年以上この朝市に来ているという地元の女子高生に聞くと、「肉チャーハンむすび」（１個３００円）がおススメなんだそう。
肉チャーハンとは、稲取のご当地グルメで、パラパラに炒めたタマゴチャーハンに、あんかけにした豚肉と野菜とトッピング。それを食べやすいようにおにぎりにしたものが、ここで販売されている。シャキシャキ野菜と豚肉、あんかけの酸味が食べやすく、チャーハンなのにさっぱりとした後味が楽しめる。
稲取の名産といえば、何と言っても金目鯛。「稲取金目鯛」と呼ばれるブランド魚で、美味しさが全国一とも言われている。稲取のブランド金目鯛は、都内だと１匹６０００円以上する高級魚。特に１～２月は、脂が乗り一番美味しい季節だという。
朝市には、金目鯛を煮付けにした中華まん「キンメの煮付まん」（１個３００円）も。アツアツでフワフワな生地と煮付けの相性はバツグン！
スタジオへは、朝市で販売されている金目鯛の釜めしをお届け。スタジオに届けられた釜めしは、なんと７００円という破格の値段。しかも、金目鯛の頭やアラを使った「あら汁」が無料で付いてくる。このあら汁は、商品を購入しなくても、朝市を訪れた誰でも無料で食べることができる。
釜めしは、味噌で下味をつけた金目鯛をカツオなどの出汁で炊き上げた朝市一番人気の逸品。
実際に食べてみると、肉厚な身はホロホロとほどける柔らかさで、余計な味付けはなく、金目鯛の旨味と出汁が濃縮されていて食が進む。
無料のあら汁には、「三喜のお茶　磯のり」（１８グラム４００円）をこれも無料で入れてくれるサービスも。

真鯛を丸ごと使用！魔法の万能調味料とは！？

稲取の朝市では、鮮魚が並ぶ直売所も併設されている。珍しい魚も多く、推定５キロもあるタカアシガニ（１匹４０００円～）の姿も。さっと昆布だしに潜らせて、カニしゃぶにしてもよし。天ぷらにしても美味しいとのこと。
浜口がロケに来るということで、地元の漁師さんが金目鯛を獲ってきてくれた。稲取金目鯛は、エサとしてハダカイワシやホタルイカ、サクラエビといった高級なエサを食べていて、背中や腹の部分が肉厚なのが特徴。
この日に獲れたサイズは小さめだったが、それでも都内では４０００～５０００円はする高級魚。ところが、この直売所では同サイズを都内の半額となるおよそ２０００円で販売している。
浜口は獲れた金目鯛を豪快に浜焼きに。伊勢エビ（１尾２５００円）、スルメイカ（１杯５００円）と一緒に焼くが、どれも都内のおよそ半額！
金目鯛は肉厚な身がフワフワで、旨味と甘味がたっぷり。高級なエサを食べているだけあって、脂も上質でしつこくなく、まさに絶品だった。
スタジオには、直売所で見つけた浜口が、思わずその美味しさにのけぞった万能調味料をお届け。スタジオに届けられたのは、「真鯛のだし塩」（５４０円）。新鮮な真鯛を一匹丸ごと粉末に。お湯を注ぐだけで超簡単に鯛のお吸い物が完成するという。しかも入れる量は、わずか小さじ１杯分。
半信半疑の所さんが実際に飲んでみると「魔法だよ魔法！美味しい」と大絶賛！塩なのに鯛の旨味と甘味で甘さを感じる不思議な調味料で、マイルドな仕上がりに。お吸い物のほかにも、塩鍋やだし巻き卵、おにぎりなど様々な料理に使えるまさに万能調味料だった。

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