「求められたものに対して応えたい」稀代のエンターテイナー・大泉洋を支える原動力

日曜日の初耳学 復習編

2023/03/22 12:00

3月19日放送の「日曜日の初耳学」の企画<インタビュアー林修>に、俳優、声優、歌手、バラエティタレント、MCと多彩に活躍する大泉洋が登場。同コーナー初となる “2度目の出演”だったが、とにかく話題が豊富!コーナー収録時間(編集前)の最長記録となる2時間25分にわたって、サービス精神の原点や、所属するTEAM NACSへの思いを語り尽くした。

■新たなチャレンジ「すごく充実感のある仕事だった」

1996年に北海道で演劇ユニット・TEAM NACSを結成。俳優として活躍する一方、トークの腕も一流で、音楽番組の"顔"を務めるほか、2020年からは3年連続で「NHK紅白歌合戦」の司会も担当している。

「私ね、あんまり司会がしたいわけではなかったんです。できれば(ゲストとして)自分の話をしたいんです」という大泉に林先生が「相手が話しやすい状況を作るのもお上手だと思いますよ」と伝えると、「ハードルの低さはあるかもしれないですね。あまり(相手に)緊張はさせないんじゃないかな」とにっこり。

もちろん俳優としても引っ張りだこで、この春、3月24日(金)に公開される映画「シング・フォー・ミー、ライル」(日本語吹替版)では、ワニのライルが歌うミュージカルソングの歌唱を担当。セリフは一切なく歌のみ、というチャレンジだ。

そのライルを務めるにあたり、アメリカで歌唱テストに臨んだという。「しかも、そのテストは英語だったんです。日本語の歌詞がまだないから。だから私は、どこにも出ない英語歌詞を練習しなきゃいけなくて」とボヤきつつ、「だけど清々しかったですね。自分の中ですごく充実感のある仕事だった」と達成感を滲ませた。

そして4月23日(日)スタートの日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」にも出演する。福山雅治演じる全盲のFBI捜査官・皆実とバディを組む孤高の刑事・護道、という役どころだ。

■「期待に応えたい」サービス精神の原点

番組では、幅広い交友関係を証明するように目黒蓮や劇団ひとり、アーティストの岡崎昌幸がVTR出演し、大泉とのエピソードを披露した。林先生が「皆さん、大泉さんが『期待を超えて自分たちを幸せにしてくれる人』だっていうことは共通していましたね」と感想を伝えると、大泉は「やっぱり"期待に応える"っていうのが私の生きがいなんですよね」としみじみ。

対談の序盤でも、「私っていったい何なのかなと思った時に、"期待に応えたい"という思いがある」「やりたいことって、あんまりないんです。"自分"っていうものがない分、じゃあ私の喜びは何だろうと言ったら、私がやったことで人から浴びる"賛辞"」と語っていた大泉。林先生が冗談交じりで「"賛辞"が大泉洋をここまで育てた?」と問いかけると「そうです」と力強く頷き、サービス精神の原点を覗かせた。

■「なんとも言えない心強さ」TEAM NACSへの思い

そんな大泉のもう一つの原点が、森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真とともに結成した「TEAM NACS」。

林先生が「今はどんな関係なんですか?」と尋ねると、大泉は「なんとも言えない"心強さ"ですかね。それがあるから安心していられる。昔からそうなんですけど」と語り、「ほかの4人がいて、その4人がすごく面白い。その人たちがいるから自信を持って舞台に立てるっていうのはありますね」と、信頼感を覗かせた。

「ライバルって感覚は?」の質問には「それはあります。いつまで経ったって一番身近なライバルなんじゃないかな」ときっぱり。

"期待に応えたい"という思いやTEAM NACSへの思いを語り尽くした大泉。インタビューを終え、林先生は「期待に応えてみんなに幸せになってもらって、それを自分がもう一回受け取って幸せになる。"幸せはリバウンドで取ればいい"ってことを強く感じましたね」と語った。

3月19日放送「日曜日の初耳学」より、大泉洋が自身の活動の原点についてじっくり語った<インタビュアー林修>、スタジオ陣が知る人ぞ知る"新時代の天才"を紹介する<初耳ギフテッド>がTVerで見逃し配信中!

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林先生、冨永愛も驚いた天才が登場!<初耳ギフテッド>のTVerはここをクリック!

「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。

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